親が出張中なので勝手にチューニングをしたいと思います。
今回は「ウエイトローラー」です。
スクーター乗りならど定番カスタムですが、重さの違いで加速・最高速仕様と細かく調整ができることもあり、定番ながら非常に奥が深いカスタムパーツです。
ウエイトローラーはプーリーに内蔵されている重り(ウエイト)のことでバイクの変速をするパーツです。形は円形でプーリーが回転する際の遠心力によってプーリーを押し上げ変速をします。
リード110のノーマルの重さが16g × 6個だが、今回は9g × 6個なので加速に全振りとなります!(笑)
親には一切伝えておらず、多分乗ったらドン引き間違いなし!
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重さを変えることの恩恵
ウエイトローラーの重さを変えることで加速重視・最高速重視と振り分けることができ簡単にスクーターの出力特性を変えることができます。
重くする → 加速が落ち、最高速が上がる
軽くする → 最高速が落ち、加速が上がる
スクーターの大半はウエイトローラーが6個入っており、同じ重さを6個合わせたり、3個ずつ違う重さで組むのも定番となっています。
ウエイトローラー交換手順
作業時間:40分
- クランクケースのカバーを外す
- プーリーロックレンチでナットを外す
- プーリーを取り外す
- ウエイトローラーを交換する
- 逆の手順で組み上げる
- 六角レンチ
- プーリーロックレンチ
- 19mmのレンチ
- プーリーウエイトグリス
ウエイトローラー交換は難しい作業ではありません。不安の方は作業工程ごとに写真を撮影しながらやると安全です。
Vベルトも消耗しているなら同時交換がオススメです!
1.クランクケースのカバーを外す
プーリーカバーのカバーを外します。
6角の5mmで3箇所です。
外したらプーリーカバーを外します。
8mmのネジが8本です。
2.プーリーロックレンチでナットを外す
ここは108N・mで締め付けられいます。

並大抵では外れないので鉄パイプを使うなりの工夫が必要です。
3.プーリーを外す
ナットを外したら順序よく外していき、一番奥のプーリーを取り外します。
取り外した順に並べておくと組み上げる時にミスを減らせるので初心者の方にはオススメです!
4.ウエイトローラーを交換する
プーリーの中にウエイトローラーが入っています。
新品にウエイトローラー用グリスを塗り組み込みます。
ちなみにこちらはAliExpressで6個500円で買ったウエイトローラー。
耐久性や品質は正直怪しいがセッティング用で買う分にはコスパ最強です。
やはり無難はデイトナ製です

5.逆の手順で組み上げる
全ての作業が終わったら逆の手順で組み直していきます。
パーツは多くありませんが向きなどを間違えないように注意しましょう!
加速・最高速テスト
テスト走行ついでに検証をしてみたいと思います。
- 0 – 60km/h 加速
- 最高速
■ 検証結果
16g(ノーマル) | 9g(交換後) | |
0-60km加速 | 7.5sec | 6.2sec |
最高速 | 90km/h | 68km/h(レブ) |
結論としては「60km/hまでの加速が1.3秒速くなり、最高速は68km/hでレブってしまう」の結果でした。
ただノーマルにある発進時にモタつくような現象は一切なくなりました。
レブまで加速が止まらず50km/hからアクセルを開けても引っ張るぐらい加速します(笑)
信号ダッシュ グランプリでは間違いなく好成績を取れるレベル。
ただ9gでは軽すぎたようです。
まだパワーは余裕があるようなので11gか12gなら加速も良く最高速も80km/hは出るのでオススメです!
11gもやっぱ軽すぎた!


まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
流石に9g構成はネタですが、予想通りレブでした。
燃費も極端に悪くなるので、後日13gに交換予定です!
ただ純正16gも重すぎて低速がモタつく原因になっていたので、交換する際には12~14gで選択する方が無難だと思いました。
もしリード110のウエイトローラー交換をしようと思っている方がいれば参考にしてくれると幸いです!
以上、ありがとうございました!




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