今回は「リード110のウエイトローラーを11gに交換」して、ノーマル(16g)・9g・11gで加速と最高速を比較してみます!
- リード110の加速を良くしたい方
- ウエイトローラーを何gにするか迷っている方
- 軽くしたときのデメリットも知っておきたい方
先日の某カスタムで、加速に全振りしてミサイル化したリード110。
加速に振りすぎた結果、最高速が70km/hも出ない・燃費が28km/Lしか走らないなど、通勤にはまったく使えないゴミ仕様になりました。
9gは、さすがにやりすぎでした……(ちなみに純正は16gが6個です)
そこで今回は11gを6個に変更して、ノーマル(16g)・9g・11gで比較してみたいと思います。
この記事でわかること
- ウエイトローラーの仕組み(なぜ重さで変わるのか)
- 16g・9g・11gの加速&最高速の実測比較
- 11gにして感じたメリット・デメリット
- 何gを選べばいいかの目安
ウエイトローラーとは(仕組み)

まず「なぜ重さを変えると走りが変わるのか」をかんたんに整理しておきます。
スクーターはエンジン回転に応じてプーリーが変速する「CVT」という仕組みで走ります。
このとき、ウエイトローラーが遠心力で外側に動くことで変速のタイミングが決まります。
だから9gのように軽くすると、出だしは鋭くなる代わりに最高速や燃費が犠牲になるわけです。
交換手順

交換のやり方はこちらの記事で詳しく書いています!
加速・最高速比較

11gでの結果は以下の通りです。
| 11g | |
| 0-60km加速 | 6.5sec |
| 最高速 | 74km/h(レブ) |
■各ウエイトでの比較
| 9g | 11g | 16g | |
| 0-60km加速 | 6.2sec | 6.5sec | 7.5sec |
| 最高速 | 68km/h(レブ) | 74km/h(レブ) | 90km/h |
加速は9gに比べるとレスポンスは落ちますが、それでも十分に速いです。
ただ、9gも11gもレブリミッターに当たってしまっているのがネックです。
12gと13gをミックスして最高速を80km/hぐらいに持っていければ、かなり乗りやすくなりそうな感触でした。
11gはどんな人に向いている?

実際に試してみて感じた、11gのメリット・デメリットをまとめます。
メリット
- 9gほど極端ではなく、加速もそこそこ確保できる
- 純正16gより明らかに出だしが軽い
- 街乗りの信号ダッシュは気持ちいい
デメリット
- レブに当たって最高速が伸びない(74km/h止まり)
- 通勤でフルに使うには実用性がやや物足りない
- 純正に比べると燃費は落ちやすい
「加速は欲しいけど9gは極端すぎた」という人にとって、11gはちょうど中間の選択肢になります。
ただ、通勤メインで最高速も欲しいなら、もう少し重めを選んだ方がバランスは良さそうです。
何gを選べばいい?(選び方の目安)

使い方ごとの、ざっくりした目安はこんな感じです。
- 加速重視・街乗り中心: 11g前後(9gは極端なので注意)
- バランス重視: 13〜14gあたり
- 最高速・燃費重視: 純正の16g
ポイントは、いきなり極端に軽くしないことです。
純正から1〜2g刻みで試すと、自分の使い方に合うポイントを見つけやすくなります。
異なる重さを混ぜる「ミックスセッティング」もできるので、まずは数種類のグラム数を用意しておくと調整がしやすいですよ。
交換に必要なものと費用の目安

ウエイトローラー交換は、特別な工具が少なく済むのもメリットです。
- 交換用のウエイトローラー(6個セット)
- プーリーホルダー(共回り止め)
- インパクトレンチ または 大きめのレンチ
- プーリー周りに塗る専用グリス
ウエイトローラー自体は社外品でも1セット1,000円前後と安く、何種類か揃えても大きな出費にはなりません。
工具さえ持っていれば、グラム数を変えながら自分好みのセッティングを探していけるのがスクーターいじりの楽しいところです。
交換するときの注意点

作業自体はシンプルですが、押さえておきたいポイントがあります。
- 6個すべて同じ重さで組む(偏ると変速がギクシャクする)
- ローラーの向き・ランププレートの組み方を間違えない
- 偏摩耗していないか古いローラーの状態もチェック
- プーリーナットは規定トルクでしっかり締める
とくにローラーの偏摩耗は変速不良の原因になるので、交換のついでに状態を見ておくと安心です。
よくある質問(リード110のウエイトローラー)
Q. ウエイトローラーって結局何gが正解なの?
使い方次第で正解は変わります。加速重視なら軽め、最高速・燃費重視なら純正の重さが基本です。リード110で街乗りの加速を楽しむなら11g前後が扱いやすいですが、通勤で最高速も欲しいならもう少し重めがおすすめです。
Q. 軽くすると燃費って悪くなる?
軽くするほど高回転を多用するので、基本的に燃費は落ちやすいです。実際、9gにしたときは28km/Lまで悪化しました。燃費を重視するなら純正寄りの重さにしておくのが無難です。
Q. 純正に戻したくなったらどうすればいい?
純正のウエイトローラー(16g×6個)に組み替えれば元通りです。社外品に交換しても、純正パーツを取っておけばいつでも戻せます。心配な人は純正を保管しておきましょう。
Q. ウエイトローラーだけ替えれば速くなる?
加速のフィーリングは変わりますが「速さ」は使い方次第です。今回のようにレブに当たると最高速は頭打ちになります。トータルで詰めたいなら、プーリーやセンタースプリングなど駆動系全体のバランスも見ていく必要があります。
Q. ウエイトローラーの寿命ってどれくらい?
走り方にもよりますが、2万km前後が交換の目安です。ローラーは変速のたびにプーリー内を転がるので、少しずつ角が削れて偏摩耗します。摩耗が進むと変速がギクシャクするので、グラム数を変える予定がなくても定期的に状態を見ておくと安心です。
Q. 違うグラム数を混ぜても大丈夫?
大丈夫です。むしろ細かい調整に使えます。例えば11gと13gを3個ずつ組めば、ちょうど中間の特性が得られます。ただし、対角線上に同じ重さを配置するなどバランスよく組むのがコツです。
まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!
今回はウエイトローラーを11gに交換してみましたが、9gよりは現実的なものの、通勤でフルに使うには実用性がやや物足りない結果でした。
加速と最高速のバランスを取るなら、11gを基準に12〜13gをミックスして調整していくのが良さそうです。
とりあえずは燃費チェックと通勤でしばらく使ってみて、判断したいと思います。
以上、ありがとうございました!
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