ここ最近バイクでも流行って来ているサブコン。
自分のグロムにも「Enigma(エニグマ)」というサブコンを搭載しています。
サブコンを入れることで燃調補正からリミッターカット、グレードによっては点火タイミングなどさまざまなチューニングが可能となります。
今回はサブコンを入れることのメリットをご紹介いたします。
そもそもサブコンとは?
「サブコン」はサブコンピュータの略で、主に燃料補正や点火タイミングを調整するパーツになります。
マフラーやエアクリーナーなどの吸気・排気系のパーツを交換した際に燃料補正を適切に行うことで、本来の性能を引き出すことができるようになります。
「フルコン」とは違い、取付も純正ECUにカプラーオンで割込ませるだけとお手軽に装着できるのも魅力です。
また最近のサブコンはBluetooth接続ができるモデルまで存在し、スマホでお手軽にセッティングが可能になっています。
メリットについて
グロム用サブコンでは知名度抜群の、Enigmaのメリットについてご紹介いします。
- グレードによっては点火タイミングなど細かい部分も調整可能
- 細かい燃調調整が簡単にできる
- スマホで簡単に調整ができる
スマホで簡単に調整ができる
EnigmaはBluetooth接続なのでスマホで簡単に調整が可能です。
なので普段使用しているスマホにEnigmaの専用アプリを入れておけば、スマホ1台でセッティングが可能になります。
これならツーリングなど場所問わず燃調調整を行うことができるので、かなりメリットではないでしょうか?
グレードによっては点火タイミングなど細かい部分も調整可能
Enigmaにはグレードがあります。
ざっくりだと以下のような感じです。
難易度 | 値段 | 機能 | |
Type-V | 普通 | 35,000円 | 燃調など簡易的な機能 |
Fire-Plus | 難しい | 40,000円 | 燃調、点火タイミングが調整可能 |
Semi-Full | 激ムズ | 45,000円 | ほぼフルコン |
最上位モデルの「Semi-Full」だと「燃料気化時間」や「吸気温度燃料補正」なども調整することができフルコンさながらの機能がそろっています。
「Semi-Full」は確かにフルコン並みの機能が搭載されていますが、機能が多い分かなり難易度は高めです。(上級者向け)
機能的には「Fire-Plus」で十分すぎる程なので、サブコンで遊んでみたいぐらいでしたら「Fire-Plus」がオススメです!
紹介したモデルはO2リプレイサー機能が内蔵されているので、O2フィードバック補正機能をキャンセルしてくれます。
細かい燃調調整が簡単にできる
サブコンには「i-map」等の複数のベースマップが入っていてその中から選択するモデルもあります。簡単ではありますがこれでは細かいところの調整が一切できません。
それがEnigmaなら手動で細かい調整が可能なので、パーツやバイクに合わせてピンポイントで調整を行うことができます。
自分が使用していた「Type-V」というEnigmaのエントリーモデルですら500rpm刻み、アクセル開閉度5%毎に細かい調整が可能でした。
上位グレードの「Fire-Plus」「Semi-Full」だと250rpm刻み、アクセル開閉度5%毎のさらに細かい調整ができます。
最後に
サブコンは難しいと思われる方もいるかもしれませんが、いきなりエンジンが壊れるとかはないので気軽にチャレンジしてみてほしいです。
自分も初めてのサブコンと燃調セッティングでしたが、セッティングが決まるとめちゃくちゃ気持ちいです(笑)
ぜひ一緒に燃調セッティングを楽しみましょう!