【グロム】オーバーヒート対策!おススメの油温対策まとめ(6選)

グロム!夏の油温対策まとめ

今回のテーマはグロムの油温対策について。

油温=エンジンオイルの温度」の事です。
油温を気にせず乗っていと方は多い思いますが、実は油温はとても大切です。

油温管理のメリットはかなり大きいです!

  • エンジンを壊すリスクを減らせる
  • エンジンオイルの劣化を防げる

バイクを長持ちさせる意味でも油温把握は十分に価値があります。

そこで理由と対策方法を簡単に紹介したいと思います

油温の重要性について

「油温=エンジンオイルの温度」の事です。

油温管理の大切さ

も120度を超えるような状況になると「オーバーヒート」や「エンジンの焼き付き」などエンジンに深刻なダメージを与えてしまいます。

オーバーヒート熱中症(人間だと)

以前エンジンオイルの役割の記事を書きましたが、その中に「エンジンオイル=人間だと血液と同等」と書いています。

エンジンオイルの見方

エンジンオイルの種類や規格について分かりやすくまとめています!

油温の管理が出来るようになるとエンジンを長生きさせることが出来るので、知識として持っておくことは非常に大切です。

油温計で温度把握をしよう!

油温管理をするには「油温が何度なのか?」を把握する必要があります。

そこで使うのが「油温計」で、グロムでは計測方法が2パターンあります。

油温の計測方法!
  1. ヘッド部分にある純正のセンサーから計測する
  2. ドレンボルトから油温を計測する

私はドレンボルトからの油温を見て判断しています。

適正温度の基準

80~100℃:適正
100~120℃:注意
120℃~:要注意

100℃を超えたら高回転は控える120℃に達したらエンジンのクールダウンの為に休憩するなど対策を考えておくといざという時に安心です。

取付方法は以下で解説をしています!

簡単に取付が出来るので、是非バイクを管理するというところでも導入を検討してみてはいかがでしょうか。

残念ながら低速時の対策は難しい

オイルを入れる理由

「いやいや、渋滞にハマったらアウトじゃん!」
そう思った方は素晴らしいですね!(鋭い指摘です!)

残念ながら水冷・空冷・油冷の全てに言えることですが、低速域ではどうしても冷却が追い付かないです。

グロムでも40km/h程の走行風がないと油温は上がり続けます。

低速時の冷却方法もあるにはあります。

  • 水をエンジンに噴射して強制冷却を行う
  • 手動アイドリングストップを行う

残念ながら現実的ではありません。

そのため流れがスムーズになった時に、どれだけ効率良く放熱が行えるかが重要になります。

効率良く放熱を行うには

  • 熱伝導率が高いパーツに変える
  • 走行風を多く取り入れるパーツに変える

とは言ってもどういうパーツがあるのか分からない方も多いと思いますので、効果があるパーツを簡単にご紹介いたします。

油温対策におススメのアイテム!

タペットカバー

こんな方にオススメ!
  • エンジンの冷却効率を上げたい方
  • スポーツ走行をする方

アルミ製のタペットカバーに変えることで、純正より冷却効率を上げることが可能です。

グロムのように空冷+オイルクーラー無しの場合は、エンジン保護の為にもかなり重要なパーツとなります。

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武川 スーパーオイルポンプ

こんな方にオススメ!
  • 油温対策を考えている方
  • クラッチカバーを外す予定がある方

純正比35%アップの強化オイルポンプです!

オイルの吐出量を増やすことが出来るので効率よく油温を下げることが可能です。

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KOSO LED油温計

グロム油温計取付

こんな方にオススメ!
  • 油温計を取付けていない方
  • 油温管理をしたい方

油温を把握することでオーバーヒートを未然に防ぐ。

夏で一番怖いのが「オーバーヒート」で最悪エンジンにダメージが残る可能性すらあります。

そこで油温計を使い常に把握できるようにすることでオーバーヒートなどを事前に防ぐことが出来ます。

パーツを使い冷却効率を上げる方法も良いですが、起こさないようにすることも大切です。

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今後実装予定のパーツ

  • オイルクーラー
  • シリンダーヘッドサイドカバー

オイルクーラー

手っ取り早い油温対策ですが非常に高価です。

社外のクラッチカバーが2万円以上、オイルクーラーで1万円以上と初期投資だけで3万円以上必要となるため最終兵器ぐらいの位置づけで問題ありません。

冷却性能は非常に高いので、もし金銭面で余裕があるなら是非取り付けておきたいパーツです。

シリンダーヘッドサイドカバー

サイドカバーに冷却用フィンが付いたパーツです。

エンジンの熱を効率よく冷却するためにフィンが付いており、ボルトの長さを変えれば何層でも追加が出来そうです。

ヘッド部分を重点的に冷却してくれるので効果は非常にありそうで、簡単に交換が出来る+低コストなので近々試そうとは思っています。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!

これから暑い季節になりツーリングシーズンで外出も増えると思いますので油温対策をしっかり行いエンジンを保護してあげるようにしましょう。

以上、ありがとうございました!