今回はエンジン冷却アップを図るため、グロムにアルミタペットカバーを取り付けます。
グロムは空冷エンジンなので、サーキット走行を行うと油温がかなり上がります。
そこで放熱性の高いアルミ製のタペットカバーに変えることで、冷却効率を上げることができます。さらに効率アップを狙うなら、フィン付きのタイプもあります。
- グロムのエンジン冷却効率を上げたい方
- サーキットなどスポーツ走行をする方
- 手軽な油温対策パーツから試したい方
オイルクーラーを付ける方法もありますが、「クラッチカバー(約25,000円)」「オイルクーラー(約10,000円)」と高額出費になるため、個人的には最終手段と考えています。
まずはタペットカバーで様子を見て、それでも厳しければオイルクーラー、という順番がおすすめです。
まずは結論です!
先に要点をまとめておきます。
・アルミタペットカバーは放熱性が高く油温対策の入口に最適
・作業時間は約10分と手軽
・フィン付きならさらに放熱性アップ
・本格的に下げたいならオイルクーラーを検討
タペットカバー単体での冷却効果は劇的ではありませんが、安価で手軽に始められる油温対策として価値があります。
アルミタペットカバーで冷却が上がる理由
純正のタペットカバーは樹脂や鉄製のものが多く、熱を逃がす性能はそれほど高くありません。
一方でアルミは熱伝導率が高く、エンジン内部の熱を外へ逃がしやすい素材です。さらにフィン(放熱板)が付いたタイプは表面積が増えるため、より放熱性が高まります。
| 種類 | 放熱性 | 目安価格 |
|---|---|---|
| 純正カバー | 標準 | - |
| アルミ(フィンなし) | やや高い | 2,000円前後〜 |
| アルミ(フィン付き) | 高い | 3,000円前後〜 |
価格も手頃なので、油温対策の第一歩としてコスパの良いパーツです。
取付作業

1. 純正のタペットカバーを外す
2. 社外のタペットカバーを取付
作業時間:10分
1.純正のタペットカバーを外す
ヘッドの上下にカバーが付いていますので、片方ずつ外していきます。
■ 上側

8mmのスパナ等で外します。2か所で固定されています。
■ 下側

純正との比較


安価なタペットカバーですが、作りは悪くないと思います。
2.社外のタペットカバーを取付

今回は純正に付いていたガスケットを外して再利用しました(本来はNG)。
装着後の見た目


今回は目立たないように黒色をチョイスしましたが、これが正解でした。
近くで見ると、思った以上にパッと見で分かります。ゴールド・ブルー・シルバーなどのカラーもあるので、好みの色を選べます。
タペットカバー選びのポイント
グロム用のアルミタペットカバーを選ぶときは、次の点をチェックすると失敗しにくいです。
・フィン付きかどうか(放熱性重視ならフィン付き)
・カラー(黒は純正風で目立たない/ゴールド等は映える)
・ガスケットが付属するか
放熱性を最優先するならフィン付き、さりげなく仕上げたいなら黒のフラットタイプがおすすめです。本格的に油温を下げたい場合は、オイルクーラーとの併用も視野に入ります。
油温対策をまとめて知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
よくある質問
Q1.タペットカバーを替えるだけで油温は下がりますか?
劇的に下がるわけではありませんが、純正より放熱性の高いアルミ製に替えることで、冷却効率の底上げが期待できます。手軽な油温対策の入口として有効です。
Q2.作業に必要な工具は何ですか?
基本は8mmのスパナ(またはレンチ)があれば外せます。あわせてオイルを受けるウエスやトレイを用意しておくと安心です。
Q3.オイルクーラーとどちらを先に付けるべき?
費用を抑えたいなら、まずは安価なタペットカバーから試すのがおすすめです。それでも油温が厳しい場合に、オイルクーラーを検討する流れが無駄がありません。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
エンジンの熱対策は耐久性にも大きく関わる部分なので、暑い時期になる前に手を打っておきたいですね。
アルミタペットカバーは安価で手軽なので、油温対策の第一歩としておすすめです。
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