今回はグロムのECUリセットを試したいと思います。
こんな症状が出たらECUリセット!
- マフラー交換をしたらバイクの調子が悪くなった
- 吸気系パーツを変えたら調子が悪くなった
- アイドリングが不安定になった
ECUには学習機能が備わっているので、制御範囲内であれば自動補正を行ってくれます。
稀にパーツ交換によってエンジン不調になる場合があるので、その際にECUリセットを行い再学習させる必要が出てきます。
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目次
ECUリセットを手順
ECUリセットは以下の手順で行えます。
ECUリセット手順
- キーをOFFにする
- シート下の赤いカプラ(SCS)カプラーを探す
- 配線:青 + 緑/黒を直結する
- アクセル全開でキーをON
- PGM-FI警告灯が速点滅したら5秒以内にアクセルを戻す
- 数秒待つとPGM-FI警告灯が遅点滅したらリセット完了
- キーをOFFにして(3)で直結した配線を外す
文章だと難しく感じますが「配線直結させたままアクセル全開でキーONにする」だけの簡単作業です。
まずは手順をご紹介いたします。
1.キーをOFFにする
ますはエンジンを停止させてシート下を開けます。
2.シート下の赤いカプラ(SCS)カプラーを探す
シート下に赤色のカプラーを見つけてください。
JC75では右外装側にSCSカプラーはあります。
赤色なのですぐ見つかるはずですね!
3.配線(青 + 緑/黒)を直結する
配線(青 + 緑/黒)を画像のように直結させます。
今回はクリップで代用しています。
ちなみにちゃんとしたサービスカプラもありますが1,000円を超えます。
4.アクセル全開でキーをON
直結させた状態でアクセルを全開したままキーをONにします。
そうするとPGM-FI警告灯が速点滅します。
5.速点滅後は5秒以内にアクセルを戻す
PGM-FI警告灯が速点滅をしたら5秒以内にアクセルを戻してください。
6.数秒待つとPGM-FI警告灯が遅点滅したらリセット完了
アクセルを戻した後は数秒待つとPGM-FI警告灯が遅点滅します。
これでリセットが完了です。
7.キーをOFFにして(手順3)で直結した配線を外す
リセット完了後はキーをOFFにして(手順3)で直結にしていたクリップを外します。
これで全ての作業は完了です。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
パーツの取り付けミスやパーツの破損等で不調になっている場合もある為、ECUリセットはあくまで最終手段で覚えておくといいですね!
手順をおさらいをすると
ECUリセット手順
- キーをOFFにする
- シート下の赤いカプラ(SCS)カプラーを探す
- 配線:青 + 緑/黒を直結する
- アクセル全開でキーをON
- PGM-FI警告灯が速点滅したら5秒以内にアクセルを戻す
- 数秒待つとPGM-FI警告灯が遅点滅したらリセット完了
- キーをOFFにして(3)で直結した配線を外す
非常に簡単にできますので是非困っている方がいれば参考にしてみてください!
以上、ありがとうございました!
\ ECU補正外になるほど改造好きなの方は!/
