今回はグロムのアイドリング調整方法をご紹介したいと思います!
- エンジンが冷えている時にアイドリングが安定しない
- パーツ交換したらアイドリングしなくなった
- ECUリセットしても解決しなかった
グロムにはアイドルスクリューで調整をすることが出来ます。
最近のFI車ではアイドリングは自動制御が多いのでこれはかなり珍しいです!
ちなみにアイドリング不調にはプラグ等の原因も考えられますのであくまで最終手段でお試しください。
まずはアイドルエアスクリューの場所を確認したいと思います。
アイドルエアスクリューの場所と調整
使う工具はプラスドライバーのみです。
アイドルエアスクリューの場所は車体左側(チェーンがある方)にあります。



ドライバーで左右に回すことでアイドリングの回転数を調整できます。
左回し:アイドリングの回転数が上がります
グロムのアイドリング規定値は1,400 ± 100回転です。
これはJC75だけでなくJC61やJC92型も同じ場所にアイドルスクリューがついています。
これで回転数が規定値に入れば完了となります!
アイドリング不調になる原因について!

グロムのようなFI車でアイドリング不調になる原因は多岐にあります。
- 点火系のトラブル(プラグ・イグニッションコイル・イグニッションケーブルなど)
- 燃料計のトラブル(インジェクター・燃料ポンプ・燃料ホースの詰まりなど)
- 吸気系のトラブル(エアフィルターの汚れ)
- バッテリーの劣化(電圧不足など)
頭を抱えるぐらい、原因がたくさんある。
基本的に調査に時間が掛かる・・・
正直なところアイドリング不調などエンジン系のトラブルは影響範囲が広すぎて、一個ずつ調べて原因調査するしかないため、バイク屋さんに預けて修理する場合は結構な日数が掛かる場合があります。
また普段メンテナンスをしない方の場合は、原因が分かっても修理代が高くつく場合が多いです。
理由として他のパーツも汚れていたり、交換推奨レベルの場合が多いためです。
定期的にチェックするのがおススメ!
消耗品にはそれぞれ「交換推奨距離」「交換推奨時間」があります。
- エンジンオイル:3,000km毎
- プラグ:グレードによるが3,000 ~ 10,000km毎
- ブレーキパッド:パッド残量3mm以下
- タイヤ交換:ひび割れ、スリップサインが出たら
これ以外にも「アクスルシャフト」「チェーン」「スプロケット」など上げればキリがありません。
もし分からない場合は「プロに定期点検」をお願いするのがおススメです!
愛車に長く乗るためには、メンテナンスは欠かせないです。
稀にパーツ交換でアイドリング不調になる場合がある

基本的にマフラー交換程度なら純正ECUが補正してくれますが、極端なカスタムをすると制御外になってしまい、結果的にかぶりやアイドリング不調を起こす場合があります。
- ボアアップ
- 直管マフラーなど
- パワーフィルター化(エアクリボックスを外すなど)
- 大口径スロットル化
前提として純正ECUはフルノーマル車をベースにマッピングされています。
ボアアップなどはイメージしやすいと思いますが、ベースから極端に外れると、補正外となってしまい不調の原因になる場合があるわけです。
それ以外で「参考例:純正フィルター → 武川エアフィルター」に変えたらアイドリング不調が起きた!などが起きた場合は「ECUリセット」を試すのがおススメです!
まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!
今回はグロムのアイドリング不調の時の調整方法についてでした!
実際アイドリング不調が起きる場合は吸気系、燃料系など他の要因も大きく関わる場合もあるため、バイク屋さんに持ち込んで調査してもらうのがおススメです!
是非参考になれば幸いです!
以上、ありがとうございました!
いつも見てくれてありがとうございます!
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