今回は「バイクのタイヤ(ラジアル・バイアス)の違い」についてご紹介いたします!
バイクのタイヤには「ラジアルタイヤ」と「バイアスタイヤ」という2パターンが主に使われています。(車だとスタッドレスタイヤなどもあります)
今回はそんな両者の「違い・特徴」をご紹介いたします!
それではどうぞ!
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バイアス・ラジアルタイヤって何?
両者の違いは「タイヤの内部構造の違い」です。
引用元:https://www.goodyear.co.jp/knowledge/radial_bias.html
ラジアルとバイアスタイヤは、このタイヤの骨となるカーカスと言われるコード層の配列に違いがあります。
バイアスタイヤは、カーカスとをを斜めに交差させながら配置します。
この交差する繊維の構造が特徴的で、層が斜めに配置されるため「バイアス(斜め)」と呼ばれます。
ラジアルタイヤは、カーカスをタイヤの中心軸に対して直角に配置します。
カーカスはラジアル方向(タイヤの中心から放射状に広がる方向)に配置されるため、「ラジアル(放射状)」と呼ばれます。
バイアスタイヤとラジアルタイヤの違いについては上記の通りですが、続いては両者の特徴についてご紹介いたします。
バイアス・ラジアルの特徴
特徴の違いとしては以下の通りです。
バイアスタイヤ | ラジアルタイヤ | |
乗り心地 | 悪い | 良い |
サイドウォール | 硬く変形が少ない | 柔軟性が高く側面がしなやかに変形する |
耐久性 | 少し短い | ロングライフ |
振動 | 振動を伝えやすい | バイアスより少ない |
燃費効率 | 悪い | 良い |
価格 | 安い | 高い |
■ 乗り心地
- バイアスタイヤ:乗り心地が硬く、振動を伝えやすい。
- ラジアルタイヤ:乗り心地がよく、振動を軽減する傾向があります。
■ サイドウォール
- バイアスタイヤ:サイドウォールは堅く、曲がる際の側面の変形が少ない傾向があります。
- ラジアルタイヤ:サイドウォールは柔軟で、曲がる際に側面がよりしなやかに変形します。
■ 燃費効率
- バイアスタイヤ:転がり抵抗が高く、燃費効率は低い
- ラジアルタイヤ:転がり抵抗が低く、燃費効率は高い
■ 耐久性
- バイアスタイヤ:ラジアルタイヤに比べ耐久性は低い
- ラジアルタイヤ:バイアスタイヤに比べ耐久性は高い
■ 価格
- バイアスタイヤ:ラジアルタイヤに比べ、値段は安い
- ラジアルタイヤ:バイアスタイヤに比べ、値段は高い
性能比較だけで言えばラジアルタイヤは走行性能が高い傾向だが、低速や悪路の場合、扁平率が低いバイアスタイヤの方が向いている場合もあるので、用途に合わせて選ぶことをおススメします。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
今回は「ラジアル・バイアスタイヤ」についてのご紹介でした!
基本的には走行性能が高いラジアルタイヤを選ぶことをおススメしますが、悪路を走ることが多いなどの事情があればバイアスタイヤでも全然問題はないと思います。
タイヤは本当に好みが分かれるので、使ってみたいタイヤのレビューなどを見てみると参考になります。
以上、ありがとうございました!
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