今回は「Jackery製のポータブル電源400」をご紹介いたします。
最近はキャンプブームも相まって、手軽に外で家電製品が使えるなどのメリットからポータブル電源の需要が増えています。
ポータブル電源は「超大容量のモバイルバッテリー」のようなものです。
モバイルバッテリーと違い電気機器に給電することができ、災害やキャンプ等で便利と今注目されています。
今回は自然災害の対策として「Jackery400」を購入したのでレビューをしたいと思います!
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自然災害が多いなら持ってて損は無い
私は沖縄住みですが、毎年台風で停電が発生しています。
- 2日以上停電すると、冷蔵庫の食料品は全滅
- 家がサウナ状態(暴風雨なので窓も開けられない)
- スマホの充電ができない
- Wi-Fiが使えない
- キャリア通信も不安定になる
- お風呂のお湯が出ない
残念ながら、モバイルバッテリーではその場しのぎにしかなりません。
リモートワークだと台風でも、基本的に仕事があります。
最悪だったのは「キャリアも圏外」「停電でWi-Fiも使えない」という点。
なぜかというと「会社に休む連絡も出来ない」「現状の報告が出来ない」という状況です。(キャリアもWi-Fiも使えませんからね・・・)
これでは「無断欠勤している」と思われても仕方がありません。
こんな状況でも「ポータブル電源」を持っていれば、コンセントが使えるのでWi-Fiルーターを使えたり、扇風機を使えたりと復旧まで耐えることが可能となります。
沖縄のように台風がかなりの頻度で来るのが分かっているなら、持っていて損はありません。
Jackery400のメリット・デメリット
Jackery400に対してのメリット・デメリットは以下の通りです。
- 瞬間最大400Wなので使える家電が多い
- コンパクトでキャンプ等に手軽に持っていける
- 保管時にスペースをとらない
- お手頃価格
- 大容量・高出力ではないため、大型家電は動かせない
- リチウムイオン電池のため処分が大変
あくまでJackery400は最低限の電力供給を行うことが出来るだけで、冷蔵庫など大型家電を動かすほどのパワーはありません。
もちろん上位の700 / 1000 / 1500といったモデルであれば可能かもしれませんが、8万→12万→15万と金額がえげつないです。
「とりあえずWi-Fiと扇風機が使えればいいや」程度であれば400シリーズで問題はありません!
Jackery400で使用できる電気製品
「Jackery400」の簡単なスペックは以下の通りです。
製品名 | 容量 | 定格出力 |
Jackery400 | 115,000mAh / 400Wh | 200W |
最大出力が200W程なので、エアコン等の家電は使用することが出来ません。
家電 | 消費電力 | 使用可否 |
Wi-Fiルーター | 8 ~ 20W | 〇 |
スマートフォン | 5 ~ 30W | 〇 |
電気毛布 | 50 ~ 80W | 〇 |
炊飯器 | 100 ~ 300W | 〇 |
冷蔵庫 | 400W ~ | × |
ドライヤー | 600W ~ | × |
電気ケトル | 1,000W ~ | × |
電子レンジ | 1,000W ~ | × |
冷蔵庫等の家電を使いたい方は1000W以上のモデルの購入をおススメします。
ザックリ比較表
製品名 | 価格 | 用途例 |
Jackery240 (67,200mAh / 240Wh) | 29.800円 | Wi-Fiルーター + スマホの充電等 |
Jackery400 (115,000mAh / 400Wh) | 49.300円 | 上記 + 扇風機など |
Jackery708 (191,400mAh / 708Wh) | 84.500円 | 電気ケトル・テレビなど |
Jackery1000 (278,400mAh / 1002Wh) | 139,800円 | 冷蔵庫・ドライヤーなど |
Jackery1500 (426,300mAh / 1534Wh) | 179,800円 | 大体の大型家電が使用可能 |
上記の通り1000W以上のモデルは10万円を余裕で超えてきます。
もちろんで容量が大きいほど使える家電は増えますが、日常使いをする方なら「Jackery240」「Jackery400」「Jackery708」から選ぶと良いでしょう。
Jackery400の外観
実際の感想として「想像より全然コンパクトでパワーがあった」と思いました。
また質感も非常に良く、安物感は感じませんでした。
サイズ感
高さ(ティッシュ箱の3分の2ぐらい)
横幅(ティッシュ箱の1箱分ぐらい)
重さは4kg程で、取っ手もついており非常に持ち運びがしやすいです。
端子横のスイッチを押すことで電源がONになるので、無駄な電力を使用しないようになっています。
このサイズ感なら保管場所も考えなくて良く、災害時にも充電+扇風機ぐらいであれば半日ぐらいは使えます。
キャンプ等で扇風機を寝る時使うぐらいなら全然問題ないと思います。(別売りだがソーラー充電のキットもある)
あくまで一時的な停電対策程度ですが、無いより全然マシです!
50インチテレビも使える
50インチのテレビも全く問題なく使用できました。
消費電力は100W程でした。
Jackery400は200Wで定格出力ができるので、まだまだ余裕がありました。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
個人的なまとめとしては以下のおとりです。
- 災害が多い地域なら買っておいて損は無い
- Jackery400は大型家電は無理だが、テレビぐらいなら余裕
- 冷蔵庫等を動かすなら1000W以上のモデルがオススメ
- サイズ感は高さ(ティッシュ3分の2ぐらい)横(ティッシュ1箱分)
あくまで生活家電全てを賄うものではなく、キャンプや停電時に省電力の家電を半日動かすほどのパワー感です。
ただ、Wi-Fiルーターであれば1日以上給電できますので、台風時でもネットが使えるのは非常に便利ですよ!
是非災害対策を考えている方はご参考までに!
以上、ありがとうございました!