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【保存版】グロム 締め付けトルク一覧|JC61・JC75・JC92対応【整備用】

バイク整備で最も重要なのが「締め付けトルクの管理」です。

特に締め過ぎによるネジ舐めや、締め不足による緩みがトラブルや事故に直結します。

本記事では、GROM(JC61・JC75・JC92)専用に、実作業で、使用頻度の高い主要締め付けトルクを整備中にすぐ確認できる一覧形式でまとめました。 

JC92(5速)では一部トルクが大きく異なる箇所があります。

作業前に必ずご自身の型式を確認したうえで、下記の「JC92注意表」を最初にご確認ください。

※本記事の数値はHonda正規サービスマニュアルを基に整理していますが、仕様変更やカスタムパーツ装着車の場合は、必ずメーカー指定値を優先してください。

 

それでは、どうぞ!

JC92(5速)注意:トルクが異なる箇所

箇所JC61 / JC75(4速)JC92(5速)注意点
リアスプロケット固定ナット32 N·m64 N·m※トルク2倍。締め不足・締め過ぎ注意
フロントディスクローターボルト42 N·m20 N·mABS化により大幅低下。締め過ぎ厳禁
パルサーリング固定ボルト7 N·mJC92(ABS)専用。低トルク注意
エンジンオイルフィルターカバー12 N·mJC92のみ装備(M6フランジ)

※上記以外の主要締め付けトルクは、JC61/JC75/JC92で共通です。

フロント周り

トルク部位
27 N·mハンドルマウント ハンドル固定ボルト
27 N·mステム フォーク固定ボルト
88 N·mステムナット
30 N·mフロントキャリパー固定ボルト
54 N·mフロントアクスルシャフト

エンジン周り

トルク部位
54 N·mエンジンマウントボルト
12 N·mクラッチリフター固定ボルト
27 N·mマフラーフランジナット
24 N·mドレンボルト
64 N·mクラッチセンターロックナット
64 N·mフライホイールナット
16 N·mカムチェーンテンショナー固定ボルト
8 N·mクランクシャフトホールキャップ
6 N·mタイミングホールキャップ
12 N·mフロントスプロケット固定ボルト
22 N·mプッシュロッド固定ボルト
12 N·mクランクケースカバー固定ボルト
27 N·mマフラー固定ボルト

ヘッド周り

トルク部位
9 N·mタペットアジャストナット
12 N·mカム ストッパープレート固定ボルト
27 N·mカムスプロケット固定ボルト
24 N·mシリンダーヘッド固定ナット

リア周り

トルク部位
44 N·mリアサス受け(上下共通)
54 N·mスイングアーム ピボットシャフト
31 N·mステップベース固定ボルト(M8側)
59 N·mリアアクスルシャフト
42 N·mリアブレーキローター固定ボルト

※リアスプロケット固定ナットはJC92注意表を参照してください。

おすすめのトルクレンチ!

よく「指定トルクは○○」とか、「ラチェットで締め付けている時にカチカチと音がする」工具があると思います。

それが「トルクレンチ」と言われる工具です。

指定したトルクになったら「それ以上締まらない」便利な工具で、ボルトの破損、緩み防止などを防ぐことができます。

ここでは「なぜ必要なのか?」「オススメのトルクレンチ」をご紹介します!

1.トルクレンチが必要な理由!

まずボルトやネジなどは「締めすぎても・緩すぎてもダメ」です!

そのため一般的に「 N·m(ニュートン)」で締め付けトルクを管理しています。

この締め量を適切に管理するために「トルクレンチ」が必要になるわけです。

トルクレンチを使うメリットとして

  •  締め過ぎ・締め不足を防げる(ネジ舐め・破損・緩み防止)
  • サービスマニュアル通りに整備できる
  • 車種差(JC61 / JC75 / JC92)のトルク違いにも確実に対応
  • 毎回同じ精度で作業でき、失敗が減る

以前「まぁこれぐらいかな・・・」って感覚で締めていましたが、ボルトを折ったり散々な目に遭いました。

やはり適切に指定されたトルクで締めるのが安心安全です!

2.トルクレンチは精度が重要!

トルクレンチは「精度が求められる工具」です!

例えば「10 N·m」で設定したのに「12 N·m」で締まっていたら危ないですからね。

高級品なほど、安心安全!」ですが、そうなると「Snap-On」など高精度・高級品を買うのがベストですが「高すぎて手が出ない・・・」。

5万円とか・・・、7万円とか・・・笑っちゃう価格です。

そこでオススメしたいのが「KTC」「TONE」「アストロプロダクツ」の3つです。

  • 知名度・ブランド力がある
  • 価格が極端に高くない
  • プロでも使っている方が多い

このあたりであれば、一般人が手を出しやすい、利用ユーザーが多いなど品質面でもある程度保障されていますので、安心して使うことができます。

3.予算に余裕があるなら2本以上買うのがオススメ!

トルクレンチにはカバーできる範囲が分かれています。

  • 低トルク用 ( 5~25 N.m)
  • 中トルク用 ( 20~100 N.m)
  • 高トルク用 ( 60~300 N.m)

あくまで上記は一例ですが、低トルク、中トルクを持っていると、大体の範囲をカバーできます。

一般メンテナンスであれば「中トルク用」が使い勝手がよく、最初はそちらを購入して、必要に応じて増やしていくのがおススメです!

4.おすすめトルクレンチまとめ

KTCトルクレンチ(10 ~ 50N.m / 9.5sq)


迷ったらKTCを選べば問題なしです。日本製ですし、一生ものですね!

  • グロムで使用するトルク帯をほぼカバー
  • 精度・耐久性ともに安心の定番
  • 「最初の1本」として失敗しにくい 

10 ~ 50 N.mですが、おおよその範囲をカバー出来ているので、一般メンテナンスであれば十分です!

TONEトルクレンチ(10 ~ 50N.m / 9.5sq)


コスパは重視するけど、安物は避けたい方にオススメ!

  •  精度と価格のバランスが良い
  • DIY整備ユーザーの使用率が高い
  • 国内メーカーで信頼性も十分

TONEのトルクレンチ

アストロプロダクツ トルクレンチ(10 ~ 40N.m / 9.5sq)


とりあえず使ってみたい方向け!

  •  手頃な価格で導入しやすい
  • グロム整備用途なら実用十分
  • 「まずは試したい」人にちょうどいい

一般メンテナンス程度であれば性能は十分で、低トルク用、高トルク用の2本買っても1万円程で収まります!

ソケットも忘れずに!

トルクレンチを使うには、ソケットの購入も必須です!今回紹介しているものは9.5mmソケットです。

以下ソケット使えますので、合わせて購入を検討下さい!

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まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!

今回は「グロムの締め付けトルクまとめ」でした。

トルク管理はメンテナンスにおいて非常に重要なので、ぜひ安全のためにもこの記事をご活用ください!

トルクレンチもあれば便利なので、ぜひ購入検討してみてくださいね!

 

以上、ありがとうございました!

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