今回は「クラッチカバー」の取り外し方法をご紹介いたします!
分解方法や注意点を知っておくと何かと便利なので是非参考にどうぞ。
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クラッチカバーの外し方手順
- エンジンオイルを抜く(車体を倒せば抜かなくてもOK)
- クラッチワイヤーを外す
- ソケットレンチ(8mm)でカバーを固定しているボルトを外す
- クラッチカバーを外す
エンジンオイルが地面に垂れることがありますので、下にマットなどを敷いておくと被害が最小限に抑えられます。
また長期間クラッチカバーを開けたことない方はガスケットが固着してカバーが外れにくい場合があります。その際はゴムハンマーなどがあると楽に外すことが出来ます。
1.エンジンオイルを抜く
最初にエンジンオイルを抜いておきます!
車体を倒せばオイルを抜かずに作業が可能ですが、今回はガソリンが満タンだったの諦めました。
2.クラッチワイヤーを外す
クラッチワイヤー調整用のナットを緩め、ワイヤーの先端部分を横にスライドすることで簡単にワイヤーを外すことが出来ます。
3.ソケットレンチ(8mm)でカバーを固定しているボルトを外す(10か所)
クラッチカバーを固定しているボルトは全部で計10か所。
差込口12.7mmだと干渉してボルトを外すことが出来ない為6.3mmがあればベストです。
4. クラッチカバーを外す
ボルトを全て外し終わったらゴムハンマーを使い、クラッチカバーをを外します。
これでクラッチカバーを外すことが出来ました!
ガスケットが張り付いている場合はこの時には剥がしておくと後半楽できますよ!
クラッチカバーの取付け手順
- クラッチカバーにガスケットを取付
- クラッチカバーを慎重にクランクケースに取付
- ソケットレンチ(8mm)でボルトを取付
- クラッチワイヤーを取付
- エンジンオイルを投入
- オイル漏れが無いかチェック
取付けの際の注意点はガスケットがきちんと適切に入っているかどうか。
ガスケットが適切についていない場合はオイル漏れを起こします。そのため慎重に作業を行いましょう!
1.クラッチカバーにガスケットを取付
今回は武川の「クランクケースガスケット」を使いました。
理由はシンプル安かったからです!
JC61/JC75は共通で使えるみたいですね。
2.クラッチカバーを慎重にクランクケースに取付
ガスケットがズレていないか確認をしながら慎重に作業を行います。
3.ソケットレンチ(8mm)でボルトを取付
ガスケットが適正位置にあればスムーズにボルトが入ります。
もし突っかかりがある場合はガスケットがズレている可能性がありますので、再度ガスケットの位置調整を行ってください。
4.クラッチワイヤーを取付
クラッチワイヤーを取付後に調整が必要になります。
調整方法が分からない方は以下で詳しく紹介をしております!
5.エンジンオイルを投入
最後にオイルを適正量入れます。
6.オイル漏れが無いかチェック
最後にオイル漏れが無いかチェックを行い、特に異常が無ければ作業は完了です!
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
今回はクラッチカバーの脱着方法のご紹介でした。
この作業が出来ると「フィルター付きクラッチカバー」や「オイル強化ポンプ」なども自分で交換が出来るようになります。
油温対策で気になっている方も多いと思いますので是非参考にしてみてください!
以上、ありがとうございました!
いつも見てくれてありがとうございます!
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