【実験】ブレーキフルードはやっぱり危険!腐食性をチェック

ブレーキフルードの腐食性を検証

皆さんは「ブレーキフルードのヤバさ」をご存知でしょうか!?

ブレーキフルードとは
ブレーキフルードは液圧式ブレーキに補填する液体のことです。ディスクブレーキであればフロント・リアブレーキレバーのところに、容器があります!

皆さんもご存知だと思いますが「ブレーキフルードは取扱注意」で、外装に付いたら塗装を剥がす可能性すらあります!

ただ「ヤバいのは分かるけど、どうなるのか試したことない」って方も多いと思います。

今回はそんな「ブレーキフルードの腐食性」について実験をしたいと思います!

 

それでは、どうぞ!

ブレーキフルードの成分が要因!

ブレーキフルードの主な成分は「ポリグリコールエーテル」という物質。

実は「ポリグリコールエーテル」はアルコールに似た性質があり、人間にはそこまで有害な物質ではありません。(もちろん飲むとかはNGです!)

ウレタン塗装すら剥がす程の攻撃性があり、ブレーキフルード交換後は必ず洗車しろ!と言われていますが、その理由というのが「ブレーキフルードは水溶性で水によく溶ける」からですね!

洗車をすることで、ブレーキフルードは洗い流せるため、作業後は水洗いを必ず行いましょう!

では実際にブレーキフルードが付いてしまったらどうなるのかを検証したいと思います!

ブレーキフルードの腐食性をチェック

実験として「ボルトにブレーキフルードを付けて放置」したいと思います!

今回は腐食性を見るために、半分だけ塗って様子を見たいと思います。

雨対策で念のため蓋をしておきます。

~ 3日後 ~

若干色が薄くなった。

拭いてみたら黒色の汚れ(コーティング)がつきました!ブレーキフルードが付着していた部分のみ汚れが付くためフルードの影響で間違いないと思います。

ボルト表面のコーティングが剥がれましたね!

 

思ったほど映えない結果だったので塗料でも試してみた。

 

こっちは1日放置。

アルコール系の液体なので外装にはかなり効くようです!

もし気づかずにフルードが外装に付いたままだと、次の日には上記画像のようになるので、ガチで洗車は大切ですね!

車はエンジンルームの上部にフルード容器があるので垂らさないように要注意ですね。

先ほども紹介した通り「ブレーキフルードは水によく溶ける」ので、必ず作業後は洗車を行うようにしてください!

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!

今回の検証結果は以下の通りです!

検証結果
  • 金属だとコーティング等が剥がれる
  • 塗料は半日でも危ない
  • とにかく作業後は水洗い

アルコールに似た性質があるため、塗料などへの攻撃力はスゴイですね!

整備スキルが上がってくると必ず扱う時が来ると思いますので、ぜひ気を付けて作業をしてほしいと思います!

 

以上、ありがとうございました!

 

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