「これ、自分でやっても大丈夫かな・・・」
バイクをいじり始めると、必ずこの疑問にぶつかります。
正直、私も最初のころは「とりあえず自分でやってみよう」で何度か失敗しました。逆に、ショップに頼んで「これ自分でできたな・・・」と後悔したこともあります。
この記事では、DIYとショップ依頼の判断ラインを部位別に整理しました。
この記事は「バイク整備を始めたばかりで、どこまで自分でやっていいかわからない人」向けです。
【結論】
- 命に関わる(ブレーキ・足回り) → 迷った時点でショップ
- 特殊工具が必要 → 工具代を調べてから決める
- 失敗したら高額修理 → DIY禁止ゾーン
- 消耗品交換・清掃 → 初心者の練習場
【実例:3万円吹き飛んだ話】
僕の知り合いは、トルク管理を甘く見てスプロケットボルトをなめた。結局レッカー+修理で3万円。工賃をケチった結果、10倍以上の出費になった。
以下、詳しく解説します。
この記事でわかること
- DIYでやっていい作業の基準
- ショップに任せるべき作業の基準
- 部位別の判断ライン一覧
- ショップに持っていくタイミング
バイク整備DIYの判断基準は?

「自分でやるか、ショップに頼むか」を決めるポイントは3つあります!
1. 失敗したときのリスク
- 命に関わる → ショップ
- 車体が壊れる → ショップ推奨
- やり直しがきく → DIYでOK
ブレーキが効かない、タイヤが外れる、これは冗談抜きで重大事故につながります。
「たぶん大丈夫」で済まない部位は、最初からプロに任せた方がいいですね。
2. 必要な工具・設備
- 一般工具で可能 → DIYでOK
- 特殊工具が必要 → 工具代と工賃を比較
- リフトや専用設備が必要 → ショップ一択
特殊工具を買っても1回しか使わないなら、ショップに頼んだ方が安い場合が多いです。
例外もあります!
逆に、何度も使う工具なら買った方がトータルで得になります。
3. 自分のスキルと経験
- やったことがある → DIYでOK
- 初めてだけど調べればできそう → 慎重にDIY
- 調べてもよくわからない → ショップへ
「YouTube見ればできそう」は危険信号。
動画では簡単そうに見えても、実際やると想定外のことが起きる。初めての作業は時間と心の余裕があるときに。
あとは戻せるように「工程ごとに写真で記録する」など「これ、どこのパーツだ・・・?」とならないようにすることが大事です!
部位別 判断ライン一覧(バイクDIY整備の判断基準)

- 【★危険度の見方】
★★★=ミス=事故 / ★★=ミス=高額修理 / ★=精神的ダメージ - 【DIY△の意味】
DIY△=可能だが、トルク管理・手順理解・失敗時のリカバリーがわからないならショップ推奨。
エンジン周り ★★(失敗すると高額)
エンジン周りは「消耗品交換」と「内部整備」で難易度が全然違います。
| 作業 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| オイル交換 | DIY○ | 基本中の基本。失敗してもやり直せる |
| オイルフィルター交換 | DIY○ | オイル交換とセットでやれる |
| プラグ交換 | DIY○ | 工具があれば簡単 |
| エアクリーナー交換 | DIY○ | ボルト外すだけの車種が多い |
| クーラント交換 | DIY△ | エア抜きが必要。慣れてからの方が無難 |
| バルブクリアランス調整 | ショップ | 専門知識と経験が必要 |
| エンジン腰上OH | ショップ | 特殊工具と経験が必須 |
【判断ポイント】 消耗品の交換はDIY向き。エンジン内部に手を入れる作業はショップへ。
ブレーキ周り ★★★(即事故)
ブレーキは「効かない=死」。ここだけは絶対に妥協しないように!(初心者は手を付けないこと!)
| 作業 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| パッド残量確認 | DIY○ | 目視でできる |
| パッド交換 | DIY△ | 手順を守れば可能。ただし初回はショップ推奨 |
| フルード交換 | DIY△ | エア混入リスクあり。慣れるまではショップ |
| キャリパーOH | ショップ | シール交換は経験が必要 |
| マスターシリンダーOH | ショップ | ミスると効かなくなる |
| ホース交換 | ショップ | エア抜き・トルク管理が重要 |
【判断ポイント】 ブレーキは「効かない=死」。少しでも不安ならショップへ。
足回り ★★★(即事故)
足回りは緩んだら終わり。トルクレンチ必須のエリア。(意外と簡単作業も多いがミスると危ない!)
| 作業 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| タイヤ空気圧調整 | DIY○ | 基本中の基本 |
| タイヤ交換(ホイール脱着) | DIY△ | トルク管理必須。トルクレンチ必要 |
| タイヤ交換(組み換え) | ショップ | 専用設備が必要 |
| チェーン調整 | DIY○ | 基本作業 |
| チェーン交換 | DIY△ | カシメ工具があればDIY可能 |
| スプロケット交換 | DIY△ | トルク管理ができれば可能 |
| フォークオイル交換 | ショップ | 専用工具と経験が必要 |
| リアサス交換 | ショップ | スプリングコンプレッサーが必要 |
【判断ポイント】 足回りは緩んだら終わり。トルクレンチ必須、不安ならショップへ。
電装系 ★★(走行不能リスク)
単純な交換はDIY可能。配線をいじる作業は知識が必要。
| 作業 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| バッテリー交換 | DIY○ | 端子の順番だけ注意 |
| ヘッドライトバルブ交換 | DIY○ | 簡単 |
| ウインカー交換 | DIY○ | 配線の色を合わせるだけ |
| USB電源取り付け | DIY△ | 配線の知識があれば可能 |
| ETCやドラレコ取り付け | DIY△ | 配線処理に自信があれば |
| メインハーネス交換 | ショップ | 配線図が読めないと無理 |
| ECU・FI関連 | ショップ | 診断機が必要 |
【判断ポイント】 単純な交換はDIY可能。配線をいじる作業は知識が必要。
外装・その他 ★(精神ダメージ)
外装は基本DIY。失敗しても命には関わらない。
| 作業 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| カウル脱着 | DIY○ | 爪の位置さえわかれば簡単 |
| ミラー交換 | DIY○ | ボルト締めるだけ |
| グリップ交換 | DIY○ | グリップボンドとカッターがあればOK |
| レバー交換 | DIY○ | ボルト1本 |
| ハンドル交換 | DIY△ | 配線の取り回しに注意 |
| スクリーン交換 | DIY○ | ボルト外すだけ |
【判断ポイント】 外装は基本DIY。ただし無理に外すと爪が折れる。
初心者がDIYで始めていい作業5つ!

「結局、何から始めればいいの?」という人向けに、初心者が最初にDIYしていい作業をまとめました!
- オイル交換 → 基本中の基本。失敗してもやり直せる(床に垂らさないように!)
- チェーン清掃・調整 → 工具も安い。効果が実感しやすい
- 空気圧チェック → ガソスタでもできる。習慣化が大事
- バッテリー交換 → 端子の順番だけ守れば簡単
- レバー・ミラー交換 → ボルト1本。最初の成功体験に最適
バイクの基本メンテナンスから学んでいき、慣れてきたら「スプロケ交換」「チェーン交換」などステップアップしていくのがおススメです!
エンジンオイルって何?のレベルから始まった!(笑)
そんな奴いるのか!?と思いましたよね!
友達がバイクに詳しかったこともあり、教えてもらいながらステップアップした感じです。
今では「タイヤ交換」「エンジン載せ、降ろし」までエンジンOH以外は大体大丈夫になりました!
バイクをショップに持っていくべきタイミング

「迷ったらショップ」が基本だけど、具体的にはこういうとき。
1. 異音・異臭がするとき
- 原因がわからない異音 → ショップで診断
- 焦げ臭い → 電装系トラブルの可能性
- ガソリン臭い → 燃料漏れの可能性
異音の原因特定は経験がないと難しい。「なんか変」と思ったら早めに相談するのが良いですね。
ブレーキ鳴きとからな良いですが、エンジンから異音がするなどは、すぐにエンジン停止→バイク屋に電話がベストです。
2. 自分でやって「あれ?」と思ったとき
- 締めたはずなのに緩い
- 組み付けたけど動きがおかしい
- パーツが余った
「たぶん大丈夫」で乗り出すのは危険。不安が残るなら確認してもらう。
私もボルトの付け間違いなどで、やらかしている経験ありなので「余った」「締まらない」場合は、一回取り付けたボルトを全て見直して間違いないかチェックするなどが重要です。
それか工程順にボルトを並べておくなど、やり方は結構いろいろありますよ!
3. 工具や設備が足りないとき
- トルクレンチがない → 足回りは触らない
- ジャッキがない → タイヤ交換は無理
- スペースがない → 大がかりな作業は諦める
「代用品でなんとかなる」は大体やらかします!
ビードブレイカーないから「パンタジャッキ+壁」でやったことありますが、ホイールが傷だらけになりました!(笑)
手間を掛けたあげく、傷ついたと良いことないので、工具や道具が足りない場合はあきらめた方が結果的に安く済む場合が多いです。
4. 時間と心の余裕がないとき
- 明日ツーリングなのに今夜やる → 危険
- イライラしながらやる → ミスが増える
- 暗くなってきた → 見落としが増える
整備は焦るとろくなことがない。時間がないならショップに任せた方が良いです。(それか触らない)
ツーリング前日に気合入れてタイヤ交換とか、オイル交換とか、意外とあれもこれもやろうとして、部品壊して行けなくなった!とか、話をたまに聞きますよ。
バイクショップに頼むときのコツ

整備士の方々は経験値があるので、詳細に伝えることが大事です!
1. 症状を具体的に伝える
「なんか調子悪いです」ではなく「走行中に右カーブで異音がします。速度は40km/hくらいで、フロントから聞こえます」のように具体的に。
具体的に伝えるほど、修理も早く終わりますし、向こうも助かります!
2. 自分でやった作業を正直に言う
「自分でいじってないです」は後でバレる。
正直に言った方がスムーズ。「自分でやったけど不安なので見てほしい」でOK!
3. 見積もりをもらってから判断
「とりあえず直して」は危険。高額になる場合は事前に連絡をもらうよう伝えておく。
修理代が1万円を超えそうなら、電話してほしい!など
よくある質問(ショップ依頼の判断基準)
Q. 工賃がもったいない。全部自分でやりたい
気持ちはわかるが、でも、失敗して壊したら工賃の比じゃない。
Q. ショップに持っていくのが恥ずかしい
全然恥ずかしくない。
プロに任せるべきところを任せるのは、むしろ正しい判断。
Q. どのショップを選べばいい?
- 購入店 → 車両のことを知ってる
- 近所のバイク屋 → 長い付き合いができる
- ディーラー → 純正部品・専門知識が確実
迷ったら購入店。断られることはまずない。
Q. 自分でやった方が愛着わく?
それは本当!だから簡単な作業から始めて、少しずつスキルを上げていけばいい。
いきなり難しい作業に手を出す必要はない。
「命に関わる?」→ YESならショップ → NO →「特殊工具いる?」→ YESならコスト比較 → NO →「失敗してもやり直せる?」→ YESならDIY
※少しでも不安が残るなら、無理せずショップに相談するのが正解です!
まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!
DIYかショップかの判断は、結局これだけ。
- 命に関わる → 迷った時点でショップ
- 特殊工具が必要 → 工具代を調べてから決める
- 失敗したら高額修理 → DIY禁止ゾーン
- 消耗品交換・清掃 → 初心者の練習場
- 迷ったら → ショップに相談
「全部自分でやりたい」という気持ちはわかります!
でも、バイクは命を預ける乗り物。無理して事故るより、プロに任せて安全に乗る方が全然いいです。
特に「最近自分でいろいろやり始めた人」ほど、この判断ラインを意識してみてほしいです。結構無理して手を付けて取り返しがつかないなんてことにならないように!
ぜひ参考になれば幸いです!
以上、ありがとうございました!
いつも見てくれてありがとうございます!
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