今回はグロムのチェーン交換を行いたいと思います!
- チェーン交換の手順
- チェーン交換の時期について
- シールチェーンとノンシールチェーンの違い
- チェーンのリンク数と注意点
グロムのチェーン交換は特別な工具無しでも簡単にできます。
早速交換をしたいと思います!
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チェーン交換の時期について
チェーン交換時期は以下と言われています。
- シールチェーンなら15,000km
- ノンシールチェーンなら10,000km
一般的にはそう言われているが、この数値は参考になりません。
以下のチェックをして異常があれば交換がベスト!
- チェーンアジャスターで調整が出来なくなった
- チェーンの錆が酷い
- 固着や変形している箇所がある
距離を基準にすると問題が出てきます。
年間1,000kmしか乗らないから15年持つのか?
間違いなく持たないですね。
チェーンにはOリングと言うゴムパーツがあるので15年だと干からびています。
なので距離はあくまで参考の1つで、乗らなくても2年に1回は交換した方が安心ではあります。
シールチェーンとノンシールチェーンの違い
チェーンには主に2種類に分類されます
- シールドチェーン
- ノンシールチェーン
2つの違いはグリスを保持する機能の有無です。
チェーンのローラーの中にグリスが封入しゴムで栓をしたものをシールドチェーン、その機構が無い物をノンシールチェーンと言います。
高速走行を連続的に行うとチェーンが熱を持ち円滑油が蒸発します。
そうなると効率よく動力を伝えることが難しくなる問題を解決したのが「シールドチェーン」と言うわけです。
それぞれの特徴としては以下の通りです。
■ シールドチェーン
- 高価
- メンテナンスが少なく済む
- 重たい
- フリクションロスが多い
- 高寿命
■ ノンシールチェーン
- シールドチェーンに比べ安価
- シールドチェーンより軽い
- フリクションロスが少ない
- メンテナンス頻度はシールドチェーンより多め
- 低寿命
どちらにせよメンテナンスはしっかり行わないと抵抗になる為、お金が出せるのであれば高耐久のシールドチェーンがおススメです!チェーン調整もほぼ要らないので楽なんですよね。
交換手順
- メンテナンススタンドで車体を上げる
- 古いチェーンを外す
- 新しいチェーンを取付け
- チェーンを連結する
- 必要ならチェーン調整を行う
作業時間:15分
純正のリンク数は106になります。
今回はDIDのゴールドチェーン(ノンシールチェーン)を購入しました。

リンク数が106なのでチェーンカットなどの必要も無く、楽に交換が出来ます!
1.メンテナンススタンドで車体を上げる
リアタイヤを浮かしておきます。
メンテナンススタンドが無くてもサイドスタンドを使い浮かす方法でも交換可能です。
2.古いチェーンを外す
チェーンのどこかにクリップが付いていますので外します。
専用工具もありますが、ラジオペンチなどでも外すことは可能です。

クリップを取ったらプレートを外します。
最後に結合用のコマを外します。
これで古いチェーンを取り外すことが出来ます。
ちなみに外したチェーンは高級なシールドチェーンです。
錆が酷く2年以上使っていたので交換します。
3.新しいチェーンを取付け
タイヤを手で回して新しいチェーンを1周回します。
上記の状態になっていればOKです!
最後に結合用のコマを取付けます。
後はプレートを付けてピンを付ければ作業は完了です!
この後必要であればチェーン調整を行い作業は完了となります!
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
シールドチェーンからノンシールチェーンに交換すると軽くなりフリクションロスも減るので速くなると聞いていましたが、体感ではあまり分かりませんでした。
最近のノンシールチェーンは進化していて耐久性も上がっているとのことなので、今後も経過観察をしたいと思います!
以上、ありがとうございました!

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