【グロム】エンジンが掛からない時に確認するべきこと5選!

今回は「エンジンが掛からない時に確認したいこと」をご紹介いたします!

グロムのエンジンのOHが終わったので車体への取り付けを行ったのですが、なぜかセルモーターが回らないことが多発しました。

いろいろ原因を調べた結果「ニュートラルセンサーの部品が無かった(エンジンを下した際に部品を無くしてた・・・)」と判明しましたが、正直診断が難しいです。

今回はOHでエンジンを載せたレアケースですが、意外と通常時でも可能性はあるので、ぜひエンジンが掛からない時に参考にしてみてください!

 

それではどうぞ!

 

エンジンが掛からない時に確認したいこと

色々確認するべき点はありますが、以下のケースの場合が多いです!

確認しておきたい個所!
  1. まずは燃料ポンプが動いているかチェック!
  2. 押し掛けでエンジンが掛かるか?
  3. バッテリーが弱ってないか?
  4. ヒューズが切れていないか?
  5. セルスイッチの接触不良

パーツの故障・寿命や配線ミスなど色々原因が考えられます!

1.まずは燃料ポンプが動いているかチェック!

燃料ポンプが動いているかどうかは、FI車はキーON時に燃料ポンプが作動しますので「ウイーン」と音が鳴るか確認してください。

キルスイッチがOFFの状態で動作チェックを行ってください。

無音の場合は燃料ポンプがが動いていない可能性がありますが「キルスイッチがONの場合も燃料ポンプは作動しない」ので、注意が必要です。

大体がこのキルスイッチがONになっていた!場合が多いですが、OFFなのに燃料ポンプの音がならない場合はパーツ自体の故障など重症の場合が多いので注意です!

2.押し掛けでエンジンが掛かるかチェック

押し掛けでエンジンが掛かるか確認してみましょう!

押し掛けでエンジンが掛かる場合は、セルモーターの故障かバッテリー絡みの可能性があります!

ここも確認!
スタータースイッチを押した状態で、セルモーターをゴムハンマーなどで叩いてみましょう!その場合にセルが回ったらセルモーターのブラシの寿命です!

古いバイクの場合はセルモーターのブラシの場合も多いです!結構工賃が掛かる場合も多いので注意です!

3.バッテリーが弱ってないか確認!

意外と多いのが、バッテリーの電圧不足です。

電圧計やテスターがある場合は、エンジン停止時に「12V以上」あるかチェックを行い、10Vなど低い場合は充電が必要となります。

特に冬などに多いのですが、USBから電熱ジャケットなど電気を食うものを使って、発電量より使用量が上回ってバッテリーが弱るケースがあります。

電圧が問題ない場合は「ヒューズ切れ」「セルモーターの寿命」「セルスイッチの接触不良」などの原因が考えられます。

4.ヒューズが切れていないか

レアケースですがヒューズ切れの可能性もあります。

ヒューズには回路を保護する役割があり、一定量以上の電圧が流れた場合に回路を物理的に遮断します。

基本的にヒューズが切れるケースは少ないですが、まれに作業中にショートさせてヒューズ切れになる場合もあります。

グロムの場合はシート下のバッテリー上に15Aが1個と10Aが2個の計3個ヒューズボックスがありますので、すべて取り出して断線していないか確認してみてください。

5.セルスイッチの接触不良

キタコハイスロ(ハイスロの開閉量)

これも結構あるあるでスイッチ内部の接触不良によって、セルモーターが回らない場合があります。

「分解清掃」や「接点復活剤」で解決する場合が多いですが、断線などの場合はパーツ交換が必要になります。

新しい車種の場合は可能性は低いですが、旧車などの場合は劣化等で断線している場合も多いので、押し掛けをして掛かるのであれば一度チェックがおススメです!

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!

今回はエンジンが掛からない時に確認するべき場所についてでした!

実際エンジンが掛からない場合は、パーツの寿命から電気関係など、原因究明が難しい場合も多いです!

まずは今回紹介した手順を試してみて、パーツの寿命かどうか判断するのがオススメです!

 

以上、ありがとうございました!

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