古いバイクに化学合成油はNG?原因と実際に試してみた!

化学合成油と言えば高性能・高級品なエンジンオイルだが、こんな話をよく耳にします。

「古いバイクに化学合成油はオススメ出来ない」

古いバイクだからこそ「少しでもいい物を使いたい」と思ってしまいそうだが、これがNGだと言われています。

個人的には噂程度と思っているので、実際にスーパーカブ90に化学合成油を入れて検証してみたいと思います!

それではどうぞ!

そもそも何故なのか?

よく聞く話が「オイル漏れを起こす」可能性がある。

  • ガスケット類の劣化
  • 金属加工精度など

ガスケット類の劣化

大体の原因がコレだと思います!

化学合成油は不純物が少ないので、劣化したガスケットの隙間から漏れてしまうことがあります。

化学合成油って浸透性が高いですからね。

実際に以前乗っていた「カワサキ バリオス1」でも化学合成油を入れてからオイル漏れが酷くなった経験があったので、これは当たっているかもしれません。

まぁバリオスは粘度を上げても、部分合成油に戻してもオイル漏れしていましたが・・・
(オイルが入っている証拠だからOK!?)

金属加工精度など

現在の金属加工精度と比べてしまうと昔のバイクはどうしても制度では劣ってしまいます。

その為に金属面と金属面をガスケットで挟むことでオイル漏れなどを防いでいる訳だが、どうしても最新のバイクと比べてしまうと劣ってしまいます。

と言いつつも、オイル漏れが起きるほどの精度ではないので、漏れたらガスケットをチェックしましょう!

カブに入れて検証してみた

私の所有している「スーパーカブ90 (HA02)」に実際に入れて、しばらく走行後にチェックしてみたいと思います!

おそらく1998年式で25年前のバイクなので、参考にはなるかと思います。

使うオイルは「MOTUL 7100(2,500円 / ℓ)」です

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グロム用でストックしているオイルだが、サーキット走行でも使える高性能オイルです。

まぁカブに使うには非常に勿体ない・・・

ちなみにオイルの色は「真っ赤」です。

300km程走った結果ですが、オイル漏れなどは確認できませんでした!

サイドカバー、タペットカバー、キックシールなど確認してみましたが、オイル漏れはないので古いバイクに化学合成油を入れても特に問題が無いことが分かりました。

オイル滲みが発生する場合は、ガスケット交換をすると改善するかもしれません。

 

ただフラッシングオイルのように洗浄効果の高いオイル要注意!

通常のオイルで取れない汚れがオイルラインを詰まらせる可能性があります。

オイルラインが詰まると「エンジンブロー」ですからね。

注意しましょう!

 

以上、ありがとうございました!

 

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