今回は「グロムのクラッチレバー交換(6段階調整レバーへの交換)」についてご紹介いたします!
- グロムの純正クラッチレバーが遠くて手首が疲れる方
- 6段階調整レバーへの交換手順を画像で確認したい方
- レバー交換が自分でできるか不安な初心者の方
- JC61/JC75/JC92で適合品の選び方を知りたい方
「クラッチレバーが遠くて、渋滞や街乗りで手首がパンパンになる…」
グロムのクラッチレバー交換は工具もマイナスドライバー程度でOK、作業時間も慣れれば約5分とDIY入門にちょうどいい整備です。
ここから手順と選び方を詳しく解説しますが、その前に筆者の前提を共有しておきます。
【結論】グロムのクラッチレバー交換は5分・初心者でもできる

まずは結論です!
グロムのクラッチレバー交換は、特別な工具も技術もいらない手軽な整備です。
- 作業時間は慣れれば約5分、初めてでも15分あれば十分
- 使う工具はマイナスドライバーとレバー調整用のスパナ程度
- 6段階調整レバーなら、自分の手の大きさに合わせて握り位置を変えられる
- ポイントは「適合品選び」「ワイヤーを緩めてからタイコを外す」「交換後の遊び調整」の3つ
- 同時にクラッチワイヤーの注油・点検もやっておくと操作感がさらに良くなる
以下、メリットから手順、選び方まで順番に解説します。
そもそもクラッチレバーを交換するメリット
純正レバーでも走れますが、調整式レバーに替えると操作感がかなり変わります。
- レバーの握り位置を手元に近づけられ、手の小さい人でも握りやすくなる
- 渋滞や街乗りでクラッチを多用しても手首が疲れにくい
- 転倒時に曲がっても交換が安く、可倒式や予備を持ちやすい
- 見た目のドレスアップ効果もあり、ハンドル周りが引き締まる
特に効果を実感しやすいのが「手首の楽さ」です。
筆者もグロムのレバーを6段階調整タイプに替えてから、握り位置が手元に寄ったぶんツーリングでの手首の疲れが明らかに減りました。
交換前に確認!適合と用意するもの
交換作業はかんたんですが、いちばん大事なのが「自分のグロムの型式に合うレバーを選ぶこと」です。
グロムは年式によって型式が分かれており、レバーの適合も変わります。購入前に自分の型式を確認しておきましょう。
| 型式 | 主な年式 | レバー適合 |
|---|---|---|
| JC61 | 2013〜2015 | 対応品あり (要確認) |
| JC75 | 2016〜2020 | 対応品あり |
| JC92 | 2021〜 | JC92用を 選ぶ |
用意するものはとてもシンプルです。
- 交換用のクラッチレバー(型式に合った適合品)
- マイナスドライバー(レバー固定ボルト用)
- レバー調整・ロックナット用のスパナ
- あればクラッチワイヤー用の注油剤(同時メンテ用)
筆者が使っているのは、コスパの良い6段階調整タイプのレバーです。握り位置を6段階で変えられて、価格も手頃なのでDIY入門にぴったりでした。
ブレーキレバーも同じシリーズで揃えると左右の質感がそろってカッコいいので、合わせて交換するのもおすすめです。
グロムのクラッチレバー交換手順【5ステップ】
ここからは実際の交換手順を画像付きで紹介します。ブレーキレバー側より少し手順は多いですが、難しくはありません。
ステップ1|レバーを固定しているボルトを外す

まずはクラッチレバーを固定しているボルトを、マイナスドライバーで外します。
ボルトは上下に貫通しているタイプが多いので、外したボルトとナットは無くさないよう小皿などにまとめておきましょう。
ステップ2|クラッチワイヤーを緩める

次にクラッチアジャスターを緩めます。
アジャスターとロックナットの溝を揃えると、ワイヤーがスッと外せる状態になります。
ステップ3|クラッチレバーをスライドして外す

レバーの裏側には「タイコ」と呼ばれるワイヤー先端のストッパーが引っかかっています。
このタイコをレバーの溝から外すと、クラッチレバーが完全に取り外せます。
タイコは小さい部品なので、外した瞬間にワイヤーが奥に入り込まないよう注意してください。
ステップ4|新しいレバーを取り付ける

新しいレバーに、先ほど外したワイヤーのタイコを引っ掛けます。
タイコがレバーの溝にきちんと収まっているかを確認しましょう。ここが浮いていると、走行中にワイヤーが外れる原因になります。
ステップ5|ボルトで固定して完了

最後に、ステップ1で外したボルトでレバーを固定したら取り付けは完了です。
ボルトは締めすぎるとレバーの動きが渋くなるので、レバーが軽く動く範囲で固定するのがコツです。
取り付け後は、必ず次の「遊び調整」までやって作業完了としてください。
交換後の調整とよくある失敗

レバーを付けたら、最後にクラッチの「遊び」を調整します。ここを飛ばすと、せっかくの交換が台無しになります。
- レバーの遊び(握り始めの余裕)は、一般的に手元で10〜20mm程度が目安
- アジャスターを回して遊びを合わせ、最後にロックナットを締める
- 調整後はエンジンをかけ、半クラッチがきちんと使えるか必ず確認する
遊びが少なすぎるとクラッチが滑り、多すぎると切れが悪くなります。
初めての方がやりがちな失敗を、先にまとめておきます。
もし交換後にクラッチの切れが悪い・戻りが渋いと感じたら、調整不足やワイヤーの劣化が原因のこともあります。
失敗しないクラッチレバーの選び方
社外レバーはたくさんありますが、大きく分けると「純正」「コスパ重視の調整式」「国内ブランドの高品質モデル」の3タイプです。
| タイプ | 特徴 | 価格目安 |
|---|---|---|
| 純正レバー | 調整機能なし (品質は安心) | 純正設定 |
| 調整式 (今回使用) | 6段階調整 (コスパ重視) | 3,000円台〜 |
| 国内ブランド | 高精度・高剛性 (受注品もあり) | 1万円前後 |
はじめての交換やコスパ重視なら、今回使った6段階調整タイプで十分実用的です。
質感やブランドにこだわりたい方は、U-KANAYAやエンデュランスなどの国内ブランドを選ぶと満足度が高いです。
どのタイプを選ぶ場合も、いちばん大事なのは「自分の型式・年式に適合しているか」です。
価格よりもまず適合を最優先で確認してください。
よくある質問
Q1. クラッチレバー交換に必要な工具は?
基本はマイナスドライバーと、レバー調整・ロックナット用のスパナがあれば交換できます。特別な専用工具は不要で、車載工具に近いレベルで作業できます。
Q2. 作業時間はどれくらいかかりますか?
慣れれば約5分、初めての方でも遊び調整まで含めて15分ほどあれば十分です。ブレーキレバーより手順は少し多いですが、難易度は高くありません。
Q3. 社外レバーは車検や安全面で問題ありませんか?
適合品を正しく取り付け、遊び調整までできていれば実用上の問題はありません。ただし極端に安い無名品は精度差が出ることがあるので、レビューや適合表を確認して選ぶと安心です。
Q4. カブにもクラッチレバーは付けられますか?
スーパーカブ90(HA02)などの自動遠心クラッチ車には、そもそもクラッチレバーがありません。クラッチレバー交換はグロムのようなMT(クラッチ操作のある)車向けの作業になります。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
グロムのクラッチレバー交換は、5ステップ・約5分でできる手軽なカスタムです。
- 手首の負担が減り、街乗り・ツーリングが楽になる
- 工具はマイナスドライバーとスパナ程度でOK
- ポイントは「適合品選び」「タイコの脱着」「交換後の遊び調整」
- 同時にクラッチワイヤーの点検・注油をやるとさらに快適
- 選ぶときは価格より適合(型式・年式)を最優先で確認する
やはりクラッチの握り位置が変わるだけで、手首の楽さがまったく違います。街乗りやツーリングが多い方には、かなりおすすめのカスタムです。
以上、ありがとうございました!
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