今回は「マスターシリンダーの違いについて」ご紹介いたします!
マスターシリンダーには「横型」と「縦型」があります。
縦型は「ラジアルマスター」と呼ばれており、聞き覚えがあるのではないでしょうか?
そこで「両者は何が違うのか?」についてまとめましたので、詳しくご紹介いたします!
それでは、どうぞ!
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そもそもマスターシリンダーとは?
マスターシリンダーは、ブレーキレバーを操作することでブレーキフルードに圧力をかけて、ブレーキキャリパーを動かしブレーキをかける役割を担っています。
つまり油圧によってピストンを押出して、ブレーキが効くわけです!
マスターシリンダーの横型・縦型の違いについて
マスターシリンダーは、ピストン向きによって「横型」「縦型」の2種類に分けられます。
詳しくご紹介いたします!
横型マスターシリンダー
引用元:https://store.shopping.yahoo.co.jp/trafstore/16058611334.html
横型マスターシリンダーは、ピストンが横向きに配置されており、安価なのが魅力です。
ディスクブレーキの市販車であれば、大半が横型マスターシリンダーです。
縦型と比べた時のデメリットは以下の通りです。
- レバーを握った際に、ピストンの動きが斜め方向になるため、制動力の伝達効率が低い
- レバーの引きしろが長くなるため、操作性が悪くなる
「横型は低性能」と感じそうですが、一切そんなことは無いので安心してください。
制動力に関しては両者十分すぎる性能があり、縦型の方が少し操作性が良くなる程度です。
縦型マスターシリンダー
引用元:https://store.shopping.yahoo.co.jp/trafstore/16058611334.html
縦型マスターシリンダーは、ピストンが縦向きに配置されており、高価だが高性能なのが特徴です。
レバーを握った際にピストンの動きが直線方向になるため、制動力の伝達効率が高いです。
過去にCB400SFにNISSIN製のラジアルマスターを入れたことがありますが、交換した直後からブレーキの効きの良さを体験できました。
伝達効率が高いため、少ない力でも強力な制動力を得ることができ、操作性が向上します。
やはり横型と縦型で比べると、同じブレーキ量でも縦型の方が良く効きます!
ただ横型と比べると非常に高価で、社外品だと数万円ほど掛かってしまうため導入コストが掛かるのが難点です。
基本は純正ブレーキで全く問題ない
基本的には純正ブレーキで全く問題ありません。
純正ブレーキはかなり高性能で「ブレーキあまり効かない」と思う人は少ないと思います。
サーキット走行などしている場合は、ブレンボ、ラジアルマスターでも恩恵があると思いますが、一般道であればそこまで恩恵を受けることは無いと思います。
カスタムのためなら全然アリですが、一般的なツーリングなどなら純正品でも全く問題ないのでご安心ください。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
ザックリまとめると以下の通りです。
- 横型・縦型はマスターシリンダーのピストンの向きのこと
- 横型は安価で標準的なマスターシリンダー
- 縦型は横型より高価、高性能なマスターシリンダー
- 一般的には純正ブレーキで十分すぎる
一般的に、制動力と操作性を求めるのであれば、縦型マスターシリンダーがおすすめです。
ですが価格面、そもそもラジアルマスターが必要なのか?を一度考えてから購入検討するのがおススメです!
以上、ありがとうございました!
いつも見てくれてありがとうございます!
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