今回は「任意保険は入るべき?」についてご紹介いたします!
- バイクを買ったけど、任意保険って本当に必要なの?
- 自賠責保険に入っているから大丈夫じゃない?
バイクに乗り始めたばかりの方なら、一度はこんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。
確かに、自賠責保険は法律で加入が義務付けられている保険です。
しかし、結論から言うと任意保険への加入は強くおすすめします。
なぜなら、自賠責保険だけでは万が一の事故の際に、あなた自身が数千万円〜数億円の賠償金を負担しなければならない可能性があるからです。
この記事では、自賠責保険と任意保険の違いから、なぜ任意保険が必要なのか、そして保険料の目安や選び方まで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
自賠責保険でカバーされる範囲とは?

まずは、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)がどこまで補償してくれるのかを確認しましょう。
自賠責保険の補償内容
| 補償対象 | 支払限度額 |
|---|---|
| 傷害(ケガ) | 120万円まで |
| 後遺障害 | 75万円〜4,000万円(等級による) |
| 死亡 | 3,000万円まで |
自賠責保険の重要な特徴
- 対人賠償のみが対象(相手のケガ・死亡のみ)
- 対物賠償は対象外(相手の車やバイク、建物などの損害)
- 自分自身のケガは対象外
- 自分のバイクの修理費は対象外
つまり、自賠責保険は「事故で相手にケガをさせてしまった場合」にのみ適用される、最低限の保険なのです。
これ「対物は含まれていません」ので要注意です!ガードレールにぶつけて自損事故を起こした場合には自腹です!
自賠責だけでは足りない3つの理由

最初に言いたいのは「任意保険」に入れないなら車両に乗るな!ってことです。
理由を詳しく解説いたします!
理由1:対人賠償の上限が低すぎる
自賠責保険の死亡時の上限は3,000万円ですが、実際の裁判例では1億円を超える賠償命令が出ることも珍しくありません。
実際の高額賠償事例
| 被害者 | 賠償額 | 概要 |
|---|---|---|
| 41歳男性(医師) | 約5億2,800万円 | 死亡事故 |
| 30歳男性(会社員) | 約3億7,800万円 | 後遺障害 |
| 21歳男性(大学生) | 約3億1,800万円 | 後遺障害 |
※出典:損害保険料率算出機構の統計資料より
自賠責保険の上限を超えた分は、すべて自己負担となります。
理由2:対物賠償がまったくない
バイク事故では、相手の車両だけでなく、ガードレール、電柱、店舗、住宅など、様々なものを破損する可能性があります。
対物事故の賠償例
- 高級車との接触事故:修理費500万円〜1,000万円以上
- 店舗に突っ込んだ場合:建物修理費+営業損害で数千万円
- 踏切事故で電車を止めた場合:振替輸送費等で数億円
これらは自賠責保険では1円も補償されません。
理由3:自分自身への補償がない
事故を起こした際、自分自身がケガをするケースは非常に多いです。特にバイクは車と違って身体がむき出しのため、軽い転倒でも骨折などの重傷を負う可能性があります。
- 入院費・手術費
- 通院費
- 仕事を休んだ間の収入補填
- 後遺障害が残った場合の補償
これらはすべて自賠責保険の対象外です。
任意保険の補償内容を詳しく解説

任意保険に加入すると、以下のような幅広い補償を受けることができます。
任意保険の主な補償内容
| 補償の種類 | 内容 | 推奨設定 |
|---|---|---|
| 対人賠償 | 相手のケガ・死亡への補償 | 無制限 |
| 対物賠償 | 相手の車・建物等への補償 | 無制限 |
| 人身傷害 | 自分のケガへの補償(過失割合に関係なく) | 3,000万円〜 |
| 搭乗者傷害 | 自分・同乗者のケガへの定額補償 | 任意 |
| 車両保険 | 自分のバイクの修理費 | 車種による |
| 弁護士費用特約 | 事故時の弁護士費用 | 付帯推奨 |
| ロードサービス | 故障・事故時のレッカー等 | 付帯推奨 |
特に重要な補償
1. 対人・対物賠償は「無制限」が基本
前述の高額賠償事例を考えると、対人・対物賠償は必ず「無制限」に設定しましょう。保険料の差は月数百円程度です。
2. 人身傷害保険は必ず付けたい
人身傷害保険があれば、自分の過失割合に関係なく、実際の損害額が補償されます。示談交渉を待たずに保険金が受け取れるのも大きなメリットです。
3. 弁護士費用特約は費用対効果が高い
年間1,000〜2,000円程度で、事故時の弁護士費用(300万円程度まで)が補償されます。もらい事故の際に非常に役立ちます。
弁護士特約は入っていて良かった話!
自分も過去に貰い事故ですが、相手方と過失割合でもめたことがあります。
その際は「どちらも納得しない!」で平行線となってしまい、埒が明かないと「弁護士特約」を使いました。
最初は7:3じゃないと示談に応じないでしたが、1か月ほどで8:2で無事解決いたしました。
微妙な事故のケースだと結構揉めることが多いので、必ず弁護士特約は入っていた方が良いです!
保険料の目安(排気量・年齢別)

「任意保険は高い」というイメージがあるかもしれませんが、条件によっては意外とリーズナブルです。
排気量別・年齢別の年間保険料目安
| 排気量 | 21歳未満 | 21〜25歳 | 26〜29歳 | 30歳以上 |
|---|---|---|---|---|
| 原付(〜125cc) | 3〜5万円 | 2〜4万円 | 1.5〜3万円 | 1〜2万円 |
| 軽二輪(126〜250cc) | 5〜8万円 | 3〜6万円 | 2〜4万円 | 1.5〜3万円 |
| 小型二輪(251cc〜) | 6〜10万円 | 4〜7万円 | 2.5〜5万円 | 2〜4万円 |
※6等級新規、対人対物無制限、人身傷害3,000万円の場合の概算
※保険会社・補償内容により異なります
保険料を抑えるポイント
- ネット型(ダイレクト型)保険を選ぶ → 代理店型より2〜3割安いことも
- 年齢条件を適切に設定する → 「26歳以上補償」など
- 使用目的を正しく申告する → 「日常・レジャー」は安め
- 無事故を続ける → 等級が上がり毎年割引率アップ
ファミリーバイク特約という選択肢

125cc以下の原付バイクに乗っている方には、ファミリーバイク特約という選択肢もあります。
ファミリーバイク特約とは?
自動車保険(四輪車の保険)に付帯できる特約で、家族が所有・使用する125cc以下のバイクを補償します。
ファミリーバイク特約のメリット・デメリット
メリット
- 保険料が安い(年間7,000〜15,000円程度)
- 何台でも補償対象(家族所有の原付すべて)
- 借りたバイクも補償対象
- 等級に影響しない(事故を起こしても自動車保険の等級は下がらない)
デメリット
- 125cc以下のバイク限定
- ロードサービスが付かないことが多い
- 車両保険(自分のバイクの修理費)は対象外
- 人身傷害型と自損事故型で補償範囲が異なる
どちらを選ぶべき?
| 条件 | おすすめ |
|---|---|
| 125cc以下で、車の保険に加入している | ファミリーバイク特約 |
| 126cc以上のバイク | バイク専用の任意保険 |
| 車の保険がない | バイク専用の任意保険 |
| 等級を育てたい(将来大型に乗り換え予定) | バイク専用の任意保険 |
おすすめの保険の選び方

ステップ1:必要な補償を決める
最低限、以下の補償は付けましょう。
- 対人賠償:無制限
- 対物賠償:無制限
- 人身傷害:3,000万円以上
ステップ2:複数社で見積もりを取る
保険料は会社によって大きく異なります。必ず複数社で見積もりを取りましょう。
主なバイク保険会社
- チューリッヒ
- アクサダイレクト
- 三井ダイレクト損保
- 東京海上日動
- 損保ジャパン
- あいおいニッセイ同和損保
ステップ3:一括見積もりサービスを活用
「インズウェブ」や「保険スクエアbang!」などの一括見積もりサービスを使えば、複数社の保険料を簡単に比較できます。
ステップ4:付帯サービスもチェック
保険料だけでなく、以下のサービス内容も確認しましょう。
- ロードサービスの充実度
- 事故対応の評判
- スマホアプリの使いやすさ
- 示談交渉サービスの有無
まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事のポイントをまとめます。
自賠責保険だけでは不十分な理由
- 対人賠償の上限が3,000万円と低い
- 対物賠償がまったくない
- 自分のケガへの補償がない
任意保険で得られる安心
- 対人・対物賠償を無制限にできる
- 自分のケガも補償される
- 弁護士費用やロードサービスも付けられる
保険料の目安
- 30歳以上なら年間1〜4万円程度
- ファミリーバイク特約なら年間1万円前後
今すぐやるべきこと
1. まずは見積もりを取ってみる
- 一括見積もりサービスで複数社を比較
- 意外と安いことに驚くかもしれません
2. 補償内容を確認する
- すでに加入している方は、対人・対物が「無制限」か確認
- 人身傷害保険が付いているかチェック
3. 家族の自動車保険を確認する
- 125cc以下ならファミリーバイク特約が使えるかも
- 親の保険に付帯できれば大幅に節約できる可能性
バイクに乗る以上、事故のリスクはゼロにはできません。だからこそ、万が一に備えて任意保険に加入しておくことが、自分自身と家族、そして事故の相手を守ることにつながります。
「入っておけばよかった」と後悔する前に、今日から保険の見直しを始めましょう。
以上、ありがとうございました!
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