今回は転倒時の大ケガ防止になるアイテム「チェーンガード(スプロケットガード)」をご紹介します。
ミニバイクレースに参加する方なら必ず一度は耳にするパーツで、最近はレギュレーションで装着が義務付けられているケースがほとんどです。
- ミニバイクレースに参加したい方
- サーキットでスポーツ走行を行っている方
- 転倒時の安全対策をしておきたい方
- チェーンガードの役割や選び方を知りたい方
まずは結論です!
先に要点をまとめます。
- チェーンガードは転倒時に身体がチェーンとスプロケットの隙間に巻き込まれるのを防ぐパーツ
- 巻き込まれると指の切断など重大なケガにつながるため、レースでは装着義務が一般的
- グロムなどミニバイクはスイングアームに挟み込むタイプが主流で取付は5分ほど
- サーキット走行するなら自分と周囲の安全のために装着が望ましい
「レースに出るから付ける」だけでなく、転倒の可能性があるスポーツ走行なら入れておきたい安全パーツという位置づけです。
チェーンガード(スプロケットガード)とは?役割と効果

チェーンガード(スプロケットガード)は、転倒時にチェーンとリアスプロケットの隙間へ身体が巻き込まれないようにガードするパーツです。
転倒して身体が地面を滑ったとき、回転しているスプロケットとチェーンの噛み合い部分に指や手が入ると、巻き込まれて指切断など重大なケガにつながることがあります。
チェーンガードはこの危険な隙間を物理的にカバーし、転倒時の「保険」として身体を守る役割を果たします。
- 転倒時の巻き込み事故を防ぐ(自分の安全)
- 多重転倒時に他のライダーを巻き込むリスクも軽減(周囲の安全)
- スプロケット周りのドレスアップ効果もある製品が多い
最近のミニバイクレースではレギュレーションで装着を義務付けられているケースがほとんどです。
チェーンカバーとの違い
「チェーンカバー」と混同されやすいですが、役割が異なります。
| パーツ | 主な目的 | 取付位置 |
|---|---|---|
| チェーンガード(スプロケットガード) | 転倒時の巻き込み防止(安全) | スイングアーム後端・スプロケット側 |
| チェーンカバー | 泥・油の飛散防止・保護(実用) | チェーン上部・全体 |
レースのレギュレーションで求められるのは「スプロケット側の巻き込みを防ぐガード」です。純正のチェーンカバーがあっても、スプロケット側がむき出しならガードとしては不十分なケースがあるため、規定をよく確認しましょう。
チェーンガードの選び方
購入前にチェックしておきたいポイントを整理します。
- 愛車のスイングアーム形状・太さに適合するか
- レギュレーションで求められるカバー範囲を満たすか
- 挟み込み式かボルト固定式か(取付のしやすさ)
- 素材(樹脂/アルミ)と重量
- 固定後にガタつかない構造か
グロムのようなミニバイクではスイングアームに挟み込むタイプが手軽で人気です。工具も少なく、初心者でもDIYで取り付けられます。
グロムへの取付作業

取付けは非常に簡単で、スイングアームに挟み込むだけです。
取付時間の目安:5分
- ステーのネジを外し、付属品を取付ける
- スイングアームに挟み込んで固定する
1.ステーのネジを外し、付属品を取付ける

- パッキン ×2
- ラバーカバー ×1
ステーに円形の溝が彫られているので、ラバーカバーを押し込みます。

付属のパッキンは、スイングアームに取付けた後にガタつく場合に使用します。

2.スイングアームに取付ける
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あとはスイングアームに挟み込み、ボルトで固定すれば完了です。
トルク管理に不安がある方は、プリセット型のトルクレンチがあると安心です。締め付け基準やおすすめ工具は以下で詳しく解説しています。
固定が終われば取付完了です。走行前にガタつきがないか、チェーンやスプロケットに干渉していないか必ず確認しましょう。
チェーン周りのおすすめパーツ
![]()
チェーンガードと合わせて、チェーンメンテが格段に楽になるパーツを2つ紹介します。
- チェーンハンガー:メンテナンス時にリアタイヤを浮かせて回せるので作業効率が大幅アップ
- チェーンアジャスター:メンテナンスフックが掛けられるなど、調整が便利になる
意外と知られていない便利アイテムなので、チェーン整備の頻度が高い方はチェックしてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1.チェーンガードは公道走行でも必要?
公道では装着義務はありません。主にサーキット・レース走行時の安全装備という位置づけです。ただし転倒の可能性があるスポーツ走行をするなら、付けておいて損はありません。
Q2.レースには必ず必要?
多くのミニバイクレースでレギュレーション上の装着義務があります。カバー範囲や取付方法の規定はカテゴリーごとに異なるため、参加予定のレースの公式規定を必ず確認してください。
Q3.取付は難しい?
グロムのような挟み込み式なら5分ほどで取付け可能です。ステーに付属品を組んでスイングアームに挟み、ボルトで固定するだけなのでDIY初心者でも対応できます。
Q4.純正チェーンカバーがあればチェーンガードは不要?
役割が異なります。チェーンカバーは泥・油の飛散防止が目的で、スプロケット側の巻き込みを防ぐガードとしては不十分なケースがあります。レース規定で求められるのはスプロケット側のガードなので、別物として確認してください。
Q5.締め付けトルクはどれくらい?
製品の指定値に従ってください。挟み込み式は締めすぎるとステーやスイングアームを痛めるため、ガタつかない範囲で確実に固定するのが基本です。トルクレンチがあると安心です。
まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!
今回は転倒時の安全対策になる「チェーンガード(スプロケットガード)」のご紹介でした。
- 転倒時の巻き込み事故を防ぐ安全パーツ
- ミニバイクレースではレギュレーションで必須クラス
- グロムは挟み込み式で取付5分・DIY可能
- 締め付けトルクは指定値を守り、走行前にガタつきを確認
サーキットでは多重転倒の可能性もゼロではありません。
サーキット走行をするなら、自分だけでなく相手の安全のためにもチェーンガードは入れておきましょう!
以上、ありがとうございました!
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