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【バイク】梅雨対策完全ガイド|濡れない・滑らない・サビさせない

ひまじんのバイクブログ | 【CB400SF】ブレーキを大幅強化!デイトナ製ラジアルマスターをレビュー

今回は「バイクの梅雨対策」を濡れない・滑らない・サビさせないの3つの視点からご紹介いたします!

こんな方にオススメ!
  • 梅雨を初めて経験するライダーで何から準備すればいいかわからない
  • 毎年梅雨のたびに装備や走り方で悩んでいる
  • 通勤バイクで雨天走行する機会が多い
  • 梅雨明けに愛車にサビを出したくない

梅雨のバイクは「濡れる」よりも、「滑る」「サビる」「判断を誤る」ほうがずっと危険です。装備・走り方・メンテをセットで整えてはじめて、雨の日のリスクを大きく下げられます。

「レインウェアって何を選べばいいの?」「雨の日って結局どこが滑りやすいの?」そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

最初に「梅雨対策3秒診断」だけ確認してください。

  • タイヤ残溝が1.5mm未満
  • チェーン注油を2週間以上していない
  • 防水装備が揃っていない
  • 雨の日に白線でヒヤッとした経験がある

1つでも当てはまるなら、対策を急いだほうがいい状態です。

グロムとスーパーカブ90に10年以上乗ってきた中で、雨天通勤も数えきれないほど経験してきました。

CBR1000RR(SC59)の頃にゲリラ豪雨の高速で白線に乗ってリアが流れたことや、梅雨明けにマフラーバンドが赤錆だらけになっていた経験など、雨にまつわる失敗もそれなりにしてきました。

その経験から「梅雨入り前にやっておきたいこと」だけを厳選して紹介します。

【注意】この記事は筆者の経験をもとにした参考情報です。雨天は晴天時よりリスクが高く、過信は禁物です。自信がなければ無理せず公共交通機関の利用も検討してください

Table of Contents

結論:バイクの梅雨対策は「濡れない・滑らない・サビさせない」の3本柱

結論からいうと、梅雨対策で押さえるべきポイントは次の3つです。

  • 濡れない(雨装備をそろえる)
  • 滑らない(雨天の走り方を変える)
  • サビさせない(帰宅後のメンテと保管)

僕自身いろんな失敗をしてきましたが、特に「装備・走り方・メンテ」の3つを同時にやらないと結局どこかで痛い目を見ます

レインウェアだけ買っても路面で滑ったら意味がないですし、走りに気をつけても帰宅後ほったらかしならサビが進みます。

ポイントは次のとおりです。

  • 透湿性のあるレインウェアと防水グローブで体力消耗を抑える
  • 雨の最初30分は油分が浮くので一番危険、白線・マンホールは避けたほうが安全
  • 帰宅後の水拭き+チェーン注油+通気性カバーでサビをほぼ防げる
  • 過信は禁物、無理だと思ったら止める判断も大事

気象庁の関東甲信の梅雨入りは平年で6月上旬とされており、2026年も6月上旬には梅雨入りする見込みです。

5月のうちに装備とメンテを整えておくのが安心です。(沖縄は5月上旬から梅雨入りですね!)

以下、ひとつずつ詳しく解説していきます。

梅雨のバイクが危険な理由|雨天走行のリスクを正しく知る

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雨対策に入る前に、なぜ雨の日のバイクが危険なのかを整理しておきます。

理由がわかると対策の優先度も自然に決まります。

視界の悪化(前も後ろも見えにくい)

雨が降るとシールドに水滴が付き、内側は呼気で曇ります。

対向車のヘッドライト乱反射や水しぶきで、晴天の何倍も視界が悪くなります。

ヘルメットのピンロックシートやくもり止め処理は、視界確保のために用意しておきたい重要装備です。

路面のグリップ低下(特に降り始めの30分)

雨が降り始めた直後は、路面に積もったオイルや砂・タイヤカスが浮き上がってきます。

この状態の路面は晴天時より一気にグリップが落ちます。

しっかり雨が降ってから30分〜1時間ほどすると、汚れが流れて少しマシになります。とはいえ濡れた路面のグリップは晴天時より落ちるので、過信は禁物です。

体温低下と判断力の低下

雨で濡れたウェアは体温を奪います。体が冷えると集中力が落ち、ブレーキやアクセル操作が雑になります。

梅雨時期でも、雨に降られて1時間も走ると真夏でも普通に寒いと感じます。

レインウェアは防水だけでなく「保温」の意味でも重要です。

濡れない対策|梅雨のバイク雨装備で揃えるもの

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ここからが本題の3本柱の1つ目、雨装備の話です。

レインスーツ|セパレート vs ワンピース、ゴアテックス vs PVC

バイク用レインスーツの基本はセパレート(上下分かれ型)です。

乗り降りや脱着が早く、トイレ休憩でも便利です。

ワンピースタイプは隙間からの浸水に強い反面、脱着がかなり面倒なので、よほど豪雨想定でなければセパレートで十分です。

素材は大きく分けて2種類あります。

素材価格目安特徴
PVC・ナイロン系(ノーマル防水)3,000〜8,000円安い・短時間ならOK・蒸れやすい
透湿防水素材(ゴアテックス相当)1.5万〜5万円蒸れにくい・耐久性◎・ツーリング向き

なお純正ゴアテックス採用モデルは3〜6万円程度が中心で、1.5〜3万円帯はゴアテックス相当の透湿防水素材を使った製品が多いです。

ゴアテックスは高いですが、長距離通勤や年に何度もツーリングする方には投資する価値ありです。

週に1〜2回しか雨天走行しない方なら、コミネのRK-552あたりのコスパ系で十分実用になります。

コミネ RK-552 MCコンパクトレインウェア(バイク用 上下セット)

レインブーツ・防水シューズカバー|足元の浸水を防ぐ

意外と見落とされがちなのが足元です。レインスーツが完璧でも、ブーツがズブ濡れだと靴下まで浸水して一気に消耗します。

普段からRSタイチの防水ライディングシューズなどを履いている方は、それだけで足元はかなり安心です。普通のスニーカーやライディングブーツ派の方は、シューズカバーをかぶせるだけでもだいぶ違います。

RSタイチ ドライマスター ブレイクシューズ(防水ライディングシューズ)

レイングローブ|操作性最優先で選ぶ

雨でグローブが濡れるとブレーキ操作の感覚が鈍ります。レイングローブは「完全防水」より「操作性とのバランス」で選んだ方が結果的に安全です。

デイトナのRIDEMITT(ライドミット)系のネオプレン防水グローブは、操作性と防水性のバランスが取れていて梅雨時期に重宝します。冬用のオーバーグローブを流用するのもアリですが、夏向けに薄手の防水グローブを1つ持っておくと快適です。

デイトナ RIDEMITT ネオプレン防水グローブ

防水バッグ・スマホ防水ケース|中身を濡らさない工夫

リュックや積載バッグも防水仕様にするか、防水カバーを併用しましょう。コミネのウォータープルーフライディングバッグやRSタイチのWP(ウォータープルーフ)シリーズは、雨天通勤の必需品です。

スマホはナビとして使う方が多いと思いますが、ホルダー側でしっかり防水処理されているか確認しておきましょう。雨でホームボタンやタッチパネルが誤作動するケースもあります。

コミネ ウォータープルーフライディングバッグ30L

ヘルメット曇り対策|ピンロックシートとくもり止め

雨の日の最大のストレスがヘルメット内側の曇りです。シールドの内側に呼気がこもってあっという間に視界ゼロになります。

対策は2段階で考えます。1つ目はピンロックシート(曇り止めの2重シート)で、対応シールドにPinlock社製や各メーカー純正のシートを貼ると、ほぼ曇りません。2つ目は安価なくもり止めスプレー・コーティング剤で、ピンロックシートに対応していないシールドの方はこちらを使います。

雨が降ってきてから慌てるとシールド内側が水滴と曇りでぐちゃぐちゃになるので、梅雨入り前に対策しておくのがおすすめです。

滑らない対策|雨天走行で事故らない走り方

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3本柱の2つ目、雨の日の走り方です。装備を整えても路面で転倒してはどうしようもないので、ここが一番大事だと言ってもいいです。

雨の最初30分が一番危険

冒頭でも触れましたが、雨が降り始めて30分〜1時間ほどが一番滑ります。理由は路面に積もったオイル・砂・タイヤカスが浮いてくるからです。

ゲリラ豪雨や夕立のあとは、できるだけ走り出しを遅らせる方が安全です。コンビニや屋根のある場所で30分ほど時間を潰すだけでも、路面コンディションは全然違います。

加えて、雨天時は路面温度が低くタイヤが温まりにくいため、晴天時より長くグリップが安定しにくい傾向もあります。

滑りやすいNGゾーン|白線・マンホール・横断歩道・タイル・鉄板

雨の日にできるだけ避けたい路面は、僕の体感だと次の順番で危険度が高いです。

  • マンホール・鉄板・グレーチング(金属面で水膜+油分の二重苦)
  • 横断歩道・停止線の白線(オイルが溜まりやすい)
  • 橋の継ぎ目・舗装ジョイント
  • 工事現場の鉄板
  • タイル張り・大理石風の歩道乗り入れ部
  • 駅前ロータリーのレンガ風タイル
  • 落ち葉・コケが付いた路肩

特に白線とマンホールはツルツル滑ります。CBR1000RRに乗っていた時、雨の交差点で白線をまたいだ瞬間にリアが流れてヒヤッとした経験があります。バンク中の白線は本当に危ないです。

理由はシンプルで、白線やマンホールは表面が平滑で排水性が低く、タイヤと路面の間に薄い水膜ができやすいからです。アスファルトより接地面積が減るうえ、油分も乗りやすいため、グリップが大きく落ちます。

晴天時のグリップを10とすると、雨天の白線・マンホールは体感で3〜4くらいまで落ちる印象です(あくまで筆者の体感で実測値ではありません。タイヤ銘柄・摩耗度・路面の塗料劣化具合で大きく変わります)。

ブレーキは前後均等+早めに

雨の日のブレーキングは「強く・短く」より「弱く・長く」が基本です。

雨天ではフロントの急制動を避け、前後ブレーキをより丁寧に分散して入力する意識が重要です。リアブレーキを早めに添えてフロント荷重を作りすぎないようにすると、フロントロックのリスクが下がります。

レバーの握り方も少し変えます。一気に握らず、最初は軽く当てて荷重を移し、そのあと徐々に制動力を高めていく感覚です。この「序盤を優しく」が雨の日の安全マージンを大きく増やしてくれます。

ただし具体的な配分は車種・タイヤ・路面・速度・技量で大きく変わるので、晴天時に安全な場所で感覚を掴んでおくのが結局のところ一番安全です。グロムやカブのような軽量小型と、CBR1000RRのような前荷重の大きい車種では適正配分も変わります。

そしてブレーキは早めに、優しく。ABS非搭載のバイクは特にフロントロックに気をつけてください。

出発前30秒で確認したい3項目

雨が降り出す日は、出発前にこの3項目だけ確認するクセをつけると事故率が下がります。

  • タイヤ空気圧(前後とも規定値か触って確認)
  • チェーン状態(赤錆・たるみ過大・グリス切れがないか)
  • シールドの曇り対策(ピンロック・くもり止めの状態)

僕は雨予報の日は、玄関を出る前にこの3つだけ頭の中で確認してから出発するようにしています。30秒の習慣で、走り出してからの「やばい」が大きく減ります。

バンク控えめ・直立気味で走る

コーナリング中はバンクすればするほどグリップ力に対する負担が増えます。雨の日は意識的に直立気味で走り、コーナーは速度を落として進入するのが重要です。

通勤路でいつも倒し込んでいる交差点も、雨の日は直線的にゆっくり曲がるイメージで走ると安心です。

タイヤ空気圧を必ず確認

雨でグリップが落ちる中、タイヤが減っていたり空気圧が低かったりすると一気に危険度が上がります。梅雨入り前に必ず空気圧を点検し、できれば溝の深さも確認しておきましょう。

【異常時】 空気圧が低くベタつく → エアを規定値まで補充。釘や石が刺さっている → 抜かずにそのままショップへ持ち込み。

スリップサイン0.8mm(バイクと四輪を混同しない)

ここはよく勘違いされるポイントなので強調しておきます。

車種スリップサイン基準
バイク0.8mm(道路運送車両の保安基準)
四輪車(普通車)1.6mm

四輪と同じ感覚で「まだ1.6mmあるから大丈夫」と思っていると、バイクとしてはとっくに交換時期を過ぎていることがあります。

ここで大事なのは「法的限度」と「実用上の交換目安」を分けて考えることです。法的には残溝0.8mmで使用限界ですが、雨天走行が多いなら排水性低下を考えて1.5〜2mm残っている段階で交換検討するのがおすすめです。

僕の判断軸としては、梅雨前の時点で残り1.5mm前後だったら交換検討に入ります。スリップサインが出てから交換だと、梅雨の途中で危険なグリップ低下に直面しやすいからです。

サビさせない対策|帰宅後のメンテと保管

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3本柱の3つ目、雨でバイクが濡れたあとのケアです。ここを怠ると梅雨明けに「マフラーが赤錆」「ボルトが固着」「チェーンがゴリゴリ」という地獄を見ます。

帰宅後の水拭き|まず水分を残さない

雨の日に乗ったあと、そのままガレージに突っ込むのが一番ダメです。雨水には微量の酸性成分や路面の塩分が含まれていて、放置するとサビの原因になります

理想は乾いたタオルやマイクロファイバークロスで全体を拭き上げること。完璧を目指す必要はなく、5分ほどでサッと水滴を落とすだけでも十分効果があります。

特に拭き上げたいポイントはこちらです。

  • マフラー本体・サイレンサーバンド周り
  • フロントフォークのインナーチューブ
  • チェーン・スプロケット
  • ブレーキディスク(ローター)
  • メーター周辺・スイッチボックス

チェーン注油|雨天走行のたびにやる

チェーンは雨に一番弱いパーツです。シールチェーンでも、表面のグリスが流れると一気にサビが出ます。

雨で濡れたあとは、できれば乾いた状態で軽くウエスでチェーンを拭いてから、チェーンルブを差し直すのが理想です。週に何度も雨天走行する通勤バイクなら、毎回は無理でも週1回は注油するクセをつけたいところです。

ワコーズ チェーンクリーナー+チェーンルブセット

バイクカバー|通気性タイプを選ぶ

屋外保管の方は、梅雨時期こそカバーの選び方が重要です。完全密閉のカバーで濡れたまま放置すると、内側に湿気がこもって逆にサビが進みます

ポイントは「通気孔(ベンチレーション)あり」「耐水圧10,000mm以上」「マフラー部の耐熱仕様」です。デイトナのブラックカバーWR Liteは通気性と防水性のバランスが良くおすすめです。

雨の日に走って帰ってきた直後は、できればすぐにカバーをかけず、30分〜1時間ほど風通しのいい場所で乾かしてからかける方が安心です。

デイトナ ブラックカバーWR Lite(高耐水圧・通気性あり)

防錆スプレー|ラスペネ・KURE 5-56・シリコンスプレーの使い分け

「とりあえず5-56」と思いがちですが、用途によって使い分けると効果が全然違います。

製品主な用途注意点
ラスペネ(WAKO’S)固着ボルトの浸透・潤滑金属向け・シールチェーンには使わない
KURE 5-56軽い防錆・潤滑全般チェーン・ゴムには使わない
KURE シリコンスプレー樹脂・ゴム・シート・カウル金属の防錆には弱い

具体的には、ボルト類やステップ可動部にはラスペネか5-56、シートやカウルの撥水にはシリコンスプレー、というイメージで使い分けます。

注意点として、5-56やシリコンスプレーをチェーンやブレーキディスクに吹くのはやらないほうが安全です。チェーンには専用のチェーンルブ、ブレーキは何も塗らないが基本です。

KURE 5-56(多用途防錆潤滑剤)

マフラー内部の水分は走行で蒸発させる

マフラー内部に入った水分は、エンジンを始動して走れば排気熱で蒸発します。

長時間アイドリングだけだと水分が残りやすいので、雨上がりは10〜15分ほど普通に走らせるのがおすすめです(時間は経験則の目安です)。

外側の水滴はタオルで拭き取り、サビが気になる方はマフラー専用の耐熱コーティング剤を使うとより安心です。

バッテリー端子・電装系の防水確認

雨天走行が続くと、バッテリー端子やヒューズボックスに水が侵入することがあります。ターミナル部分が白くなっていたり、エンジンの掛かりが悪くなったら要注意です。

防水カプラーが緩んでいたり、社外の電装パーツの結線部がむき出しになっていたりすると、そこからショートする危険もあります。梅雨入り前に一度、配線周りを目視チェックしておくと安心です。

梅雨明け後にやっておきたい総点検

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梅雨が明けたら、雨で蓄積したダメージを一気にリセットしておきたいです。ここを怠ると夏ツーリングで思わぬトラブルにつながります。

僕がグロムとカブで毎年やっている梅雨明けチェックはこちらです。

チェーン全体のサビ・伸びチェック

梅雨中に注油していても、シールチェーンの内部サビや伸びは進みやすいです。

チェーンクリーナーで全体を洗浄してからチェーンルブを差し直し、たるみ量が規定範囲内かを確認しておきましょう。

マフラー・サイレンサーバンドの赤錆確認

雨水が溜まりやすいバンド裏や溶接部に赤錆が出ていることがあります。

軽い赤錆ならワイヤーブラシで落として耐熱コーティング、進行している場合はバンド交換も検討してください。

ブレーキフルードの含水量チェック

ブレーキフルードは吸湿性が高く、梅雨を越えると含水量が増えて沸点が下がります。

フルードが茶色く濁っていたら交換のサイン。車検2年に1回ではなく、梅雨明けにフルード状態を見るクセをつけると安心です。

各ボルトの錆・固着確認

ステップホルダー・ミラー・カウルボルトなど、見落としがちな箇所のボルトに錆が出ていないかチェックします。

気になる箇所はラスペネを軽く吹いておくと固着予防になります。

タイヤ溝の再確認

梅雨中の走行でタイヤ摩耗が進んでいるケースがあります。スリップサインを再チェックし、夏ツーリングを安全に走り切れる残量があるかを確認してください。

これらを30分〜1時間ほどでまとめてチェックすると、夏のトラブル発生率が大きく下がる体感です。

失敗しない選び方|優先順位・目的別比較・NG対策

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「結局何から手をつければいいか」を最短で判断できるように、優先順位とNG対策をまとめました。

梅雨入り前に揃えるべき優先順位

予算が限られているなら、上から順にそろえるのがおすすめです。

優先度アイテム価格目安効果
1位レインスーツ(上下セット)5,000〜2万円雨天走行の生命線
2位チェーンルブ+クリーナー2,000〜4,000円サビ予防の最重要
3位ピンロックシートまたはくもり止め2,000〜5,000円視界確保で事故予防
4位防水グローブ3,000〜8,000円ブレーキ操作の安定
5位通気性バイクカバー5,000〜2万円屋外保管なら強く推奨

「レインスーツ+チェーンルブ+ピンロックシート」の3点だけでも、梅雨のストレスは劇的に減ります

レインスーツを最優先にした理由

雨に濡れて体温と集中力を奪われるのが、雨天事故の一番のトリガーだからです。最初の1着は5,000円台のセパレート型でも十分役に立ちます。

ゴアテックス相当の高級モデルはあとから追加投資すればOKで、最初から3万円コースを狙う必要はありません。

通気性カバーが5位の理由

ガレージや屋根のある駐輪場の方には不要だからです。屋外保管で雨ざらしの方なら順位が一気に上がるので、自分の保管環境で順位を入れ替えてください。

目的別おすすめ装備

重視するポイント別の最適解はこちらです。

重視するポイントおすすめ
とにかく安くコミネ RK-552シューズカバー
雨天通勤メインコミネ RK-552+防水グローブ+RSタイチ防水シューズ
長距離ツーリングゴアテックス相当の透湿防水レインスーツ+WPバッグ
サビ予防最優先チェーンルブ+通気性カバー+防錆スプレー使い分け
屋外保管派デイトナ WR Lite+帰宅後の水拭き徹底

よかれと思ってやりがちなNG梅雨対策5選

逆効果になる対策も知っておくと失敗を防げます。

  • 濡れたまますぐにバイクカバーをかける → 内部で湿気がこもり逆にサビ進行
  • チェーンに5-56を吹く → 純正グリスが流れて寿命が縮む(必ずチェーンルブを使う)
  • 四輪と同じ1.6mmまでタイヤを使う → バイクは0.8mm基準・実際はもっと早く交換が安全
  • 降り始めにすぐ走り出す → 一番滑る30分を引いてしまう・できれば時間をずらす
  • レインウェアを着ずに「すぐ止むだろう」で出発 → 体冷えで判断力が落ち事故リスク増

「ちょっとくらい大丈夫」が一番危ないです。雨の日のバイクは、晴天時の何倍もマージンを取るくらいでちょうどいいです。

よくある質問(バイクの梅雨対策FAQ)

雨の日はバイクに乗らない方がいい?

無理に乗る必要はありません。通勤など必要な場合を除き、雨天走行は晴天時より明確にリスクが上がります。

判断のコツは「行けるか」ではなく「帰れるか」で考えることです。出発時より気象が悪化することも多いので、迷うくらいなら電車・バスに切り替えるのが一番安全です。とくに大雨や雷を伴う日は、バイクを諦める判断も大事です。

レインスーツはどれくらいの価格帯から実用になる?

5,000円前後のセパレート型から十分実用です。コミネのRK-552あたりは、コスパと耐久性のバランスが良く梅雨時期の定番です。

長距離ツーリングや雨天通勤がメインの方は、ゴアテックス相当の透湿防水素材を使った1.5万〜3万円帯を検討する価値があります(純正ゴアテックス採用モデルは3〜6万円程度が中心です)。

マンホールや白線はどれくらい滑る?

晴天時のグリップを10とすると、雨天の白線・マンホールは体感で3〜4くらいまで落ちる印象です。

特にバンク中に踏むと一瞬でリアが流れます。直線でも急ブレーキを掛けると簡単にロックするので、できる限り避けて通るのが重要です。

雨で濡れたバイク、放置するとどうなる?

数日でマフラーバンドや車体ボルトに赤錆が出始めます。1週間放置するとチェーンが赤錆だらけになることも珍しくありません。

僕も忙しさにかまけて1週間放置したら、グロムのリアサスペンション周りのボルトに薄い錆が浮いていて、後悔したことがあります。最低限、帰宅後の水拭きとチェーン注油だけはやっておくのがおすすめです。

ピンロックシートとくもり止めスプレー、どっち?

シールドが対応しているならピンロックシートが基本選択肢です。物理的な2重構造による空気層で結露を抑える仕組みで、くもり止めスプレーよりも効果が長持ちしやすいです。

非対応のシールドや旧モデルなら、くもり止めスプレー・コーティング剤で対応します。どちらも梅雨入り前に準備しておくと安心です。

雨の日のチェーン注油、走行直後でいい?

走行直後は熱でチェーンルブが揮発しやすいので、少し冷ましてから注油する方が定着しやすいです。

理想は帰宅後にウエスで水気を拭き取り、10〜15分ほど自然乾燥させてからチェーンルブを差すこと。「水置換タイプのスプレーで水分を飛ばす→自然乾燥→注油」の順だとさらに精密です。難しければ翌朝でもOKなので、忘れずに注油するクセをつけたいところです。

雨の日にバイクを洗車してもいい?

結論から言うと、雨の日の洗車はおすすめしません。

理由は次のとおりです。

  • 路面の汚れがバイクに飛び散ったまま乾きやすい
  • 拭き上げ前に雨に再度濡れて水滴跡が残る
  • 電装系の防水確認をする時間がとれない

雨で汚れたバイクは、雨上がりの晴れた日にあらためて洗車するのが効率的です。どうしても落としたい泥跳ねがある場合は、軽く水で流す程度にして、本格的な洗車は天気が落ち着いてからにしましょう。

まとめ(バイクの梅雨対策チェックリスト)

ひまじんのバイクブログ | 【バイク】梅雨対策完全ガイド|濡れない・滑らない・サビさせない

最後までご覧いただきありがとうございました!

バイクの梅雨対策は「濡れない・滑らない・サビさせない」の3本柱で考えるのがポイントでした。

チェック項目対策
レインウェアセパレート型のレインスーツを用意した?
ヘルメットピンロックシートまたはくもり止め処理した?
グローブ防水グローブを準備した?
足元防水シューズまたはシューズカバーを用意した?
タイヤ空気圧チェック+スリップサイン確認した?
走り方降り始め30分は走らない・白線/マンホール避ける意識ある?
帰宅後水拭き+チェーン注油の習慣ついてる?
保管通気性カバーで濡れたまま密閉していない?
防錆5-56・シリコン・チェーンルブを用途で使い分けてる?

個人的な結論としては、レインスーツとチェーンルブとピンロックシートの3点だけは梅雨入り前に揃えておきたいです。これだけで雨のストレスがガラッと変わります。

保存版として、シンプルなチェックリストもどうぞ。

  • タイヤ残溝1.5mm以上あるか確認した
  • チェーン注油は2週間以内
  • レインスーツ・防水グローブ・防水シューズが揃ってる
  • シールドの曇り対策(ピンロック or くもり止め)済み
  • 帰宅後の水拭き+チェーン注油の習慣がある
  • 通気性のあるバイクカバー(屋外保管派)

行けるかではなく「帰れるか」で判断するのが、雨の日のバイクで一番大事な感覚です。

特に「毎年梅雨時期にバイクに乗らなくなる」という方ほど、装備さえ整えば梅雨でも普通にバイクライフが楽しめます。雨上がりの空気はむしろ気持ちいいくらいです。

全部を一度にそろえる必要はないので、まずは比較的安価なレインスーツとチェーンルブから始めて、少しずつアップグレードしていけば大丈夫です。ちょっとした装備とメンテの違いで、雨の日のバイクが想像以上に快適になるので、今年こそ準備して梅雨を乗り切りましょう。

以上、ありがとうございました!

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