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【グロムは遅い?】最高速100km/hの実力を検証|10馬力でも速いと言える理由

ひまじんのバイクブログ | 【グロムは遅い?】最高速100km/hの実力を検証|10馬力でも速いと言える理由

今回は「グロムは遅いのか?」というテーマを、定量データとオーナー実走の両面から検証してご紹介いたします!

こんな方にオススメ!
  • グロムの購入を検討している
  • 「10馬力じゃ遅いんじゃないか?」と不安
  • 他の125ccと比べて実際どれくらい違うのか知りたい
  • 燃費や維持費もまとめて把握したい

「グロムって本当に遅いの?」「最高速は何キロ?」「PCXやカブ110と比べてどうなの?」そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

僕はグロム(JC75)のオーナーで、過去にCBR1000RR(SC59国内仕様・年式により約118PS前後)にも乗っていました。

ミニサーキット走行や峠道で、グロム・大型SS・125ccクラスを実際に乗り比べてきた経験から言うと、グロムの「速さ」は数字以上の価値があります。

特に「125ccはおもちゃでしょ」と思っている方ほど、この先の比較データを読むと印象が変わります。

【注意】 この記事は筆者の経験と公開データをもとにした参考情報です。スペックや法令は2026年4月時点。カスタムや走行は自己責任で行ってください。

結論:グロムは「数字より体感が速い」125cc

グロムは10馬力と数字だけ見ると控えめですが、103kgという軽さと5速MTの特性により、0〜60km/hでは十分以上に鋭く、街乗り中心なら「遅い」と感じにくい125ccです。

最高速はノーマルで90〜100km/h前後が目安、高速道路は法律上走行できません。

ポイントは次のとおりです。

  • ノーマル状態の実測最高速はライダー体重・風向きにもよるが90〜100km/h前後がひとつの目安
  • 0〜60km/hの加速はPCX125やカブ110とは違う「操る速さ」を味わえる
  • 車重103kgはタイトな低速コーナーで軽さが武器になる
  • 道路交通法および高速自動車国道法の区分上、原付二種は高速自動車国道および自動車専用道路を走行不可
  • 吸排気+ECU補正+スプロケ変更まで行えば体感加速は明確に向上し、条件次第では最高速100km/h台前半を狙えるケースもある(カスタムで戦闘力を伸ばせる余地は125cc屈指)

以下、具体的なデータと実走インプレで詳しく解説します。

グロムは遅いと言われる理由

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「グロム=遅い」という評価がなぜ出てくるのか、客観的に整理してみます。

絶対馬力が10PSしかない

最高出力10PS / 7,250rpmは、原付二種クラスとしては中の上ですが、絶対値としては小さい数字です。

たとえばGSX-R125などは馬力が15PS、6MT、水冷エンジンとフルスペックマシーンです。そう考えるとグロムは控えめなバイクといえます。

「もっとパンチが欲しい」という方には、ノーマル状態だと物足りなく感じる場面があります。

高速道路に乗れない

道路交通法および高速自動車国道法の区分上、総排気量125cc以下(原付二種)は高速自動車国道および自動車専用道路を走行できません

ツーリングで遠出するときに下道縛りになるのは大きなマイナスです。長距離移動が前提の方はストレスを感じます。

追い越し加速の限界

時速80km/hを超えるとエンジンが頭打ちに近づき、追い越し加速の伸びは鈍ります。

70km/h巡航の流れに乗っていれば気にならないですが、80km/h以上の追い越しを連続するシーンでは余裕がないと感じます。

一般道ではこのスピード出してはいけませんが・・・。自分の場合はサーキット走行で感じた部分ですね。

【異常時】 70km/hでも明らかに加速しなくなる → エアクリーナー詰まり、点火プラグの劣化、燃料系の不調を疑ってください。

他125ccと比べてどれくらい速い?

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ここが本記事の核心です。グロムを単独で見るのではなく、他の人気125ccと並べてみます。

スペック比較表

車種型式排気量最高出力車両重量タンク
グロムJC92124cc10PS / 7,250rpm103kg6.0L
モンキー125JB05124cc約9.4PS / 6,750rpm104kg5.6L
ダックス125JB04124cc約9.4PS / 6,750rpm107kg3.8L
PCX125JK20124cc約12.5PS / 8,500rpm約131〜133kg(仕様により差あり)8.1L
スーパーカブ110JA59109cc8.0PS / 7,500rpm101kg4.3L

数字で見るとPCX125のほうが馬力もタンク容量も上です。ただ車重が30kg近く重いので、街乗りの「機敏さ」ではグロムのほうが上に感じます

実走比較(オーナー目線)

それぞれの車種を試乗・所有してきた感覚を整理します。

車種街乗り加速最高速コーナリング長距離快適性
グロム△(90〜100km/h)
モンキー125△(90km/h前後)
ダックス125△(90km/h前後)
PCX125○(100〜110km/h)
カブ110△(80〜90km/h)

グロムが突出しているのは「街乗り加速」と「コーナリング」。逆に長距離快適性は座面が硬い・防風性が低いなどでPCX125に劣ります。

実際GROMカップなどのレースを見てほしいが、めちゃコーナリング性能高いです!(笑)

「数値の最高速」ではなく「使い切れる速さ」と「軽さで生まれる機動力」がグロムの強みなんです。

街乗り性能をさらに詳しく比較したい方は、こちらの記事もどうぞ。

コーナーでは軽さがしっかり武器になる

グロムが本当に「速い」と感じるのはコーナーです。103kgしかない車重と短いホイールベースで、ヒラヒラと曲がっていきます。

タイトな低速コーナーが続く区間では、軽さを活かして大型バイクに迫るテンポで走れる場面もあります。僕がCBR1000RR(199kg)に乗っていた頃と比較すると、車体の動きの軽さは別次元でした。

スプロケット丁数による最高速の変化を詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

グロムで後悔する人・満足する人

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購入前に一番気になるところを正直にまとめます。

後悔する人の特徴

  • 高速道路でツーリングしたい
  • 200km以上の長距離を頻繁に走る
  • タンデム+荷物満載+登坂が多い
  • 「圧倒的な加速」を期待している
  • ゼロヨン勝負がしたい

これらに当てはまる方は、250ccや400ccクラスのほうが満足度が高くなります。125ccで頑張っても、物理的な限界があるからです。

満足する人の特徴

  • 街乗り・通勤がメイン(片道20km以内)
  • 峠・ワインディングで「軽さ」を楽しみたい
  • カスタムを長く楽しみたい
  • 駐輪場所に困らないコンパクト車が欲しい
  • ミニサーキットで遊びたい

これらに当てはまる方なら、グロムは「125ccだから物足りない」と思っていた印象を裏切ってくれるはずです。実際に乗ったときの軽快さに驚くはずです。

グロムは速いだけじゃない|燃費と維持費の実態

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購入を検討するなら、燃費と維持費の現実も知っておきたいところです。

実燃費は55〜65km/L

僕のJC75を含むグロム(JC75/JC92)の実燃費は、街乗り中心でおおむね55〜65km/Lに収まります。ツーリング高速巡航がない分、安定した数字が出やすいです。

通勤・買い物中心ならガソリン代は月1,000円前後で済むこともあります。

年間維持費の目安

任意保険にファミリーバイク特約を使う前提で、年間維持費はおおむね下表のとおりです。

項目年間費用の目安
軽自動車税(原付二種)2,400円
自賠責保険(1年契約)約6,910円(2025年度)
ファミリーバイク特約7,000〜10,000円
ガソリン代(年間)12,000〜18,000円
オイル交換(年2回)4,000〜6,000円
タイヤ・消耗品3,000〜10,000円
合計約35,000〜53,000円

250ccクラスと比較しても年間で5〜10万円ほど安く済みます。「速さ」だけでなく「コストパフォーマンス」もグロムを選ぶ大きな理由になりますよ。

任意保険はファミバイ特約一択

家族の自動車保険にファミリーバイク特約を付けられる方は、迷わずこれを選ぶのが最安です。年間7,000〜10,000円で対人・対物・搭乗者傷害がカバーされます。

家族の自動車保険がない場合は単体加入になり、年間2〜3万円が相場です。

グロムをさらに速くするおすすめカスタム

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「ノーマルだと物足りない」という方向けに、効果が大きいカスタムを「初めての一手」として推奨できる順番で並べます。

サスペンション交換から始めるのが正解

意外かもしれませんが、最初に手を入れるべきはリアサスです。純正リアサスの硬さや跳ねが気になるなら、まずここから。コーナリング時の腰砕け感が消えて、軽量ボディが本来の動きを取り戻します。

シフトアップ G-1やキタコ×GEARSのリアサスに換えると、コーナーでの安定感が劇的に向上します。

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スプロケットで性格を選ぶ

サスを固めたら次はスプロケット。丁数を変えるだけで、加速重視か最高速重視かを選べます。純正比でフロント-1丁・リア+1丁にすると加速寄り、逆にすれば最高速寄りに振れます。

通勤メインで信号ダッシュを楽しみたい方は加速寄り、ツーリングで巡航を快適にしたい方は最高速寄りがおすすめです。

スプロケ変更でメーター誤差が出るので、JC92など補正が必要な車両は速度パルス変換ユニットも検討してください(必要性は車両次第)。

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吸排気は体感変化が一番大きい

走り込んでさらに上を目指したくなったら、吸排気のチューニングです。武川やキタコのスポーツマフラー+エアクリーナーで、上の伸びがぐっと変わります。

  • マフラー交換:抜けが良くなり高回転の伸びが向上
  • エアクリーナー交換:吸気量アップで全域パンチが出る
  • インジェクションコントローラー:燃調補正で出力がさらに伸びる

「もっとパンチが欲しい」中級者ならハイコンプピストン

ここから先は中級者向けです。「もっとパンチが欲しい」と感じた方なら、ハイコンプピストンは体感しやすい定番のカスタムです。

ただしハイオク指定になる、エンジン寿命が縮みやすい、組み込みに高い精度が必要、などのデメリットもあります。費用と相談しながら導入してください。

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オイルクーラーで真夏の戦闘力を維持

夏場の渋滞や峠で油温が上がると、明らかにパワーが落ちます。オイルクーラーを入れると油温が15〜20度ほど下がり、夏でも本来の戦闘力を維持できるようになります。

カスタムの最後の仕上げとして、エンジン保護にもなる一手です。

カスタム全体のバランスを考えたい方は、こちらのまとめ記事も参考になります。

よくある質問

Q. グロムで通勤って遅くないの?

通勤距離20km以内なら、むしろ快適です。信号ダッシュは速いし、すり抜けは軽量で楽。駐輪場所も困りません。

通勤距離が30km以上ある方は、もう少し排気量がある250ccクラスを検討してもいいかもしれません。

Q. グロムでサーキットって遊べる?

ミニサーキットなら最高に楽しいです。タイム的にも同クラスではトップ争いに絡めます。

ただし本格的な大きなサーキットだとストレートが長すぎて、グロムでは退屈になります。ミニサーキット限定の楽しみ方になります。

Q. パワーアップカスタムはどこから始めるべき?

リアサス→スプロケ→吸排気の順がおすすめです。サスを固めることで車体の素性が活きるようになり、その後のカスタムが効果を発揮しやすくなります。

エンジン内部のカスタム(ハイカム・ハイコンプ)は最後の最後でいいです。

Q. ノーマル状態のグロムでも楽しい?

めちゃくちゃ楽しいです。むしろ最初の1年はノーマルで乗ることをおすすめします。ノーマルの素性を体感してからカスタムすると、何が変わったかがハッキリわかるからです。

まとめ

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最後までご覧いただきありがとうございました!

グロムは「最高速で勝負する」のではなく、「実用域で気持ちよく走れる」125ccでした。

評価項目グロムの戦闘力
街乗り・通勤(40〜70km/h)◎(軽さで機敏)
コーナリング◎(103kgが効く)
最高速(90〜100km/h)△(高速不可)
ロングツーリング△(200km以上はキツい)
カスタムポテンシャル◎(125cc屈指)
ミニサーキット◎(同クラス最強級)
燃費・維持費◎(年間4万円前後)

個人的な結論は、「グロムは数字で見ると地味だが、走らせると軽さで存在感を稼ぐタイプ」ということです。CBR1000RRに乗っていた僕でも、グロムでサーキットを走ると今でもニヤニヤが止まりません。

「125ccだから物足りない」と思っていると、実際に乗ったときの軽快さに驚くはずです。一度試乗してから判断してみてください。

以上、ありがとうございました!

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