今回は「AraiとSHOEIのヘルメット比較」についてご紹介いたします!
- AraiとSHOEIで迷っている方
- 自分の頭の形に合うヘルメットを知りたい方
- 初めてのフルフェイス選びで失敗したくない方
- 両メーカーの特徴をサクッと比較したい方
- 知恵袋の回答だけでは判断できなかった方
こんな悩みを抱えている方は多いと思います!
そんな方向けに、「両メーカーの安全思想や設計の違い」や「自分に合ったヘルメットの選び方」をご紹介いたします!
この記事でわかること
- AraiとSHOEIの安全思想のちがい
- 「Arai頭」「SHOEI頭」と言われる頭の形の話
- 両メーカーの主要モデルと価格帯
- 比較表でひと目でわかる5つの違い
- あなたに合ったヘルメットの選び方
それでは詳しく解説します!
【結論】AraiとSHOEI、どっちが上ということはない

最初に結論からお伝えします。
どちらも日本が世界にほこるヘルメットメーカーです。 安全性のアプローチがちがうだけで、品質に差はないと考えて大丈夫です。
大切なのは「自分の頭の形に合うかどうか」。 この記事では、5つの観点からちがいを整理していきます。
最後まで読めば、自分がどちらを選ぶべきか判断できるようになるはずです。
AraiとSHOEI、安全思想のちがい
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ちがいは「どこに特に力を入れているか」というアプローチの部分です。
Araiは「回転衝撃の低減」を重視
Araiが特にこだわっているのは「R75シェル形状」です。
「デザインよりも安全性」という姿勢がAraiのポリシーです。 そのため、帽体の形を崩すようなエアロパーツは最小限におさえる傾向があります。
SHOEIは「総合性能の最適化」を重視
SHOEIが力を入れているのは「多密度EPS+空力設計」の組み合わせです。
実際SHOEIフルフェイス使っていましたが、走行中に後ろを振り返って前を向くとき「全然抵抗が無い」のには衝撃しましたね。
安全性と快適性のバランスを突き詰めるアプローチが、幅広い層に支持されている理由になっています。
「Arai頭」「SHOEI頭」って本当?頭の形の話

かつては明確なちがいがあった
バイク乗りの間では「Arai頭」「SHOEI頭」という言葉があります。
実際に、内部の形状に明確なちがいがあったのは事実です。
- Araiは円形に近い内部形状で、うりざね顔(卵形の顔)の方にフィットしやすい傾向がありました。
- SHOEIは前後にやや長い内部形状で、頬骨が張っている方にフィットしやすいとされていました。
今はフィッティングサービスで解決できる
ただし、現在は状況が変わっています。
とはいえ、ベースとなる帽体の形状にちがいがあることは変わりません。
まずは店頭で両方かぶってみることが、いちばん確実な方法です。
Arai主要モデルと価格帯
フルフェイス
Araiのフルフェイスは、レース向けからツーリング向けまで幅広くラインナップされています。
| モデル | 用途 | 価格 |
|---|---|---|
| RX-7X | レース・スポーツ走行 | 公式サイトで確認 |
| ASTRO-GX | ツーリング | 公式サイトで確認 |
| TX-STRADA | オン・オフ兼用 | 公式サイトで確認 |
RX-7Xはスネル規格とJIS規格の両方に対応した最上位モデルです。 MotoGPなどのトップレースでも使用されており、安全性・性能ともに最高レベルとなっています。
ASTRO-GXはツーリング向けに設計されたモデルです。 長時間の走行でも疲れにくい軽さと、風切り音の少なさが好評です。
ジェット
| モデル | 用途 | 価格 |
|---|---|---|
| VZ-RAM | スポーツジェット | 公式サイトで確認 |
| CLASSIC AIR DX | クラシック | 公式サイトで確認 |
VZ-RAMはシェード(日よけ)機能を備えたジェットヘルメットです。 約1,400gと軽量で、重心が低く設計されているため首への負担がおさえられています。
価格は改定や仕様変更で動くので、この記事では具体的な金額を載せていません。 購入前にArai公式サイトか取扱店で最新の価格を確認してください。
■ RX-7X
■ ASTRO-GX
■ TX-STRADA
■ VZ-RAM
■ CLASSIC AIR DX
SHOEI主要モデルと価格帯
フルフェイス
SHOEIのフルフェイスは、レーシングからツーリングまで用途別にモデルが分かれています。
| モデル | 用途 | 価格 |
|---|---|---|
| X-Fifteen | レース・最上位 | 公式サイトで確認 |
| Z-9 | コンパクト・軽量 (Z-8の後継) | 公式サイトで確認 |
| GT-Air 3 | ツーリング (サンバイザー付き) | 公式サイトで確認 |
Z-8は長く定番だったモデルですが、2026年5月31日で受注終了となりました。
後継はZ-9で、2026年9月発売予定です。
「コンパクト&軽量」というZシリーズのコンセプトはそのまま引き継いでいます。
街乗りからツーリングまで幅広く使えるので、迷ったらZ-9という選び方は変わりません。
X-FifteenはMotoGPライダーと共同開発されたレーシングモデルです。 カーボンシェルを採用した「X-Fifteen Carbon」もあり、こちらは最上位だけあって価格もぐっと上がります。
GT-Air 3はインナーサンバイザーを内蔵しており、ツーリングでの使い勝手がばつぐんです。
ジェット・システム
| モデル | タイプ | 価格 |
|---|---|---|
| J-Cruise III | ジェット | 公式サイトで確認 |
| NEOTEC 3 | システム | 公式サイトで確認 |
J-Cruise IIIはインナーサンバイザー付きのジェットヘルメットです。 NEOTEC 3はフルフェイスとジェットを切り替えられるシステムヘルメットで、SHOEIのフラッグシップ的な位置づけです。
2026年10月からSHOEIは価格改定とP.F.S.込み価格へ
SHOEIは2026年10月1日から価格を改定します。
ただ、これは単純な値上げではありません。 P.F.S.(パーソナルフィッティングシステム)の施工料金を、本体価格に含める形への移行がセットになっています。
- 改定日は2026年10月1日
- 新規購入時のP.F.S.施工料金は、ヘルメット本体価格のみで追加費用なし
- 持ち込みでの施工は6,000円(税抜)から
- Z-9とX-GRIDは、発売時からP.F.S.込みの価格
- 廃番製品と3D P.F.S.は対象外
- 新規購入時に内装交換をともなう場合は、別途内装交換費用がかかる
ヘルメットは、かぶって自分の頭に合うかどうかが全てです。
フィッティングが最初から付いてくるのは、値上げ分を差し引いても悪い話ではないと感じています。
内装を自分の頭の形に合わせて詰めてもらえるかどうかで、同じモデルでもかぶり心地はまったく変わってきます。
この記事に書いた価格帯もあくまで目安です。 最新の価格は、SHOEI公式サイトで確認してください。
■ X-Fifteen
■ Z-8(受注終了・在庫限り)
■ GT-Air 3
■ J-Cruise III
■ NEOTEC 3
AraiとSHOEIを5つの項目で比較

ここまでの内容を表にまとめます。
| 比較項目 | Arai | SHOEI |
|---|---|---|
| 安全思想 | 回転衝撃の低減を重視(R75形状) | 総合性能の最適化(多密度EPS+空力) |
| 帽体の形 | 丸みのあるフォルム | シャープな流線形 |
| フィット感 | 頭全体を包み込む感覚 | 頬でホールドする感覚 |
| 帽体サイズの傾向 | 内装調整でフィットさせる傾向 | 外殻サイズの最適化を重視する傾向 |
| 価格帯 (フルフェイス) | 6万円台から7万円台 | 7万円台から8万円台 |
帽体サイズに対するアプローチのちがいは、見落としがちな重要ポイントです。
Araiは傾向として、内装パッドの厚みでフィット感を調整するアプローチをとっています。 SHOEIは傾向として、外殻(シェル)自体のサイズを細かく分けて最適化するアプローチです。
ただし、モデルによって考え方は異なります。 どちらのメーカーも全モデルが完全に同じ方針というわけではないので、あくまで「傾向」として覚えておいてください。
タイプ別おすすめの選び方

Araiがおすすめの方
- 安全性を最優先に考えたい方
- 丸みのあるクラシックなデザインが好きな方
- 頭の形がどちらかというと丸い方
- レース志向でスネル規格が必要な方
- 長年のブランドの信頼感を重視する方
SHOEIがおすすめの方
- 快適性とデザインを両立したい方
- シャープでスタイリッシュな見た目が好きな方
- インナーサンバイザー付きモデルがほしい方
- 頭の形がどちらかというと縦長の方
- コンパクトで軽いヘルメットを求める方
試着できないなら、こう選ぶ
最終的には「かぶってみないとわからない」が正直なところです。 ただ、近くに店舗がない方もいると思うので、試着なしで選ぶ場合の目安もお伝えします。
高速メインで静かさを重視するなら、SHOEIのZシリーズかGT-Air 3がおすすめです。 空力設計の完成度が高く、長距離ツーリングでの疲労感がちがいます。
安全性を最優先に考えるなら、AraiのRX-7XかASTRO-GXが堅い選択です。 R75形状による回転衝撃低減は、万が一のときに頼りになります。
首への負担が気になる方は、軽さを売りにしているSHOEIのZシリーズ(現行はZ-9)を選ぶのも手です。
もちろん、バイク用品店で両方かぶり比べるのがベストです。 AraiはAraiテクニカルプロショップ、SHOEIはSHOEI Galleryや正規取扱店でフィッティングサービスを受けられます。
よくある質問(FAQ)
Q. AraiとSHOEI、安全性に差はありますか?
A. 安全性に優劣はありません。 どちらもJIS規格に対応しており、世界中のレースで使用実績があります。 アプローチがちがうだけで、安全性のレベルは同等です。
Q. 初めてのフルフェイスにはどちらがおすすめですか?
A. 初心者の方には、まず店頭での試着をおすすめします。 あえて言えば、SHOEIのZシリーズ(現行はZ-9)は軽量で扱いやすく、初めてのフルフェイスとして人気があります。 Araiであれば、ASTRO-GXがツーリング向けで使いやすいモデルです。
Q. 価格は同じくらいですか?
A. おおむね同じ価格帯ですが、SHOEIは2026年10月1日に価格改定があります。 フルフェイスの目安はAraiが6万円台から、SHOEIは改定後で7万円台からと考えてください。
グラフィックモデルはもう少し高くなります。 金額は改定で動くので、購入前に各メーカーの公式サイトで最新の価格を確認するのが確実です。
Q. OGK Kabutoとの違いは?
A. OGK Kabutoは3万円台からラインナップがあり、コスパが強みです。 AraiやSHOEIと比べると価格はおさえめですが、品質も年々向上しています。 予算をおさえたい方は選択肢に入れてもよいでしょう。
Q. ヘルメットの寿命はどのくらいですか?
A. メーカー公式では「使用開始から3〜5年」が交換の目安とされています。 また、未使用であっても製造から5〜7年で素材が劣化します。 内装のEPSライナーや緩衝材が経年で硬くなり、本来の衝撃吸収性能を発揮できなくなるためです。
落下や転倒で衝撃を受けた場合は、見た目に異常がなくても即交換を推奨します。 ライナー内部にクラックが入っている可能性があり、次の衝撃で十分に守れなくなるリスクがあります。
Q. Araiは頭が痛くなるって本当ですか?
A. 頭の形によっては、かぶって30分くらいで額やこめかみが痛くなる方がいます。 Araiの帽体はR75形状で丸いので、頭の横幅が広い方だと「じわじわ締めつけられる感覚」が出やすいです。
ただし、Araiテクニカルプロショップでフィッティングを受ければ、内装パッドの厚みで調整してもらえます。 店頭では最低30分はかぶったまま過ごして、痛みが出ないか確認するのがコツです。
Q. SHOEIは頬がきつく感じるのですが?
A. 新品のSHOEIは「頬を噛まれてる感覚」があるくらいきつい場合があります。 僕もSHOEIを使っていますが、最初はかなりきつく感じました。
ただ、頬パッドは使っていくうちにしっかりなじんできます。 2〜3週間も使えばフィットしてくるので、新品時のきつさだけで判断しないほうがいいです。 逆に、新品でゆるいと感じる場合は、なじんだ後にスカスカになる可能性があります。
こめかみが痛い・頭頂部が当たるなど「パッド以外の圧迫」は、サイズかモデル自体が合っていないサインです。
Q. RX-7Xがきついのですが、慣れますか?
A. RX-7Xはレーシングモデルなので、フィット感はかなりタイトに設計されています。 頬パッド部分のきつさは2〜3週間でなじみますが、帽体自体の締めつけ感は変わりません。 30分かぶって額やこめかみに痛みが出る場合は、フィッティング調整か、ASTRO-GXへの変更を検討してみてください。
Q. Z-8は高速で風切り音がうるさいですか?
A. Z-8の静粛性はフルフェイスの中でもトップクラスです。 ただし、100km/h以上では多少の風切り音はあります。 首の角度やスクリーンの有無でも変わるので、気になる方は耳栓を併用するのがおすすめです。
なお、Z-8は2026年5月31日で受注終了となりました。 これから新品で買うなら後継のZ-9が対象になります。 GT-Air 3はZ-8よりさらに静かな設計ですが、その分やや重くなります。
Q. GT-Air 3は重いですか?
A. GT-Air 3はインナーサンバイザーを内蔵しているぶん、約1,600gとやや重めです。 Z-8(約1,400g)と比べると200gほど差があります。
首や肩に不安がある方は、長距離で疲労感の差が出る可能性があります。 静粛性と利便性を優先するならGT-Air 3、軽さを優先するならZシリーズという選び方になります。
Q. Araiのフィッティングは有料ですか?
A. Araiテクニカルプロショップでのフィッティングは、購入時であれば無料で対応してもらえることが多いです。 内装パッドの厚みを変えて頭の形に合わせてくれるサービスです。
購入後の再調整も対応可能な店舗が多いですが、店舗によっては工賃がかかる場合もあります。 事前に電話で確認しておくとスムーズです。
Q. 高速道路で風切り音が少ないのはどっちですか?
A. 一般的に、SHOEIの方が静粛性に定評があります。 SHOEIは空力設計に力を入れており、特にZシリーズやGT-Air 3は高速域での風切り音の少なさが評価されています。
Araiは帽体の丸さを重視するため、空力パーツの追加が控えめです。 ただし、モデルやライダーの体格・乗車姿勢によっても変わるので、一概には言えません。
まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!
AraiとSHOEIの比較について、5つのポイントをおさらいします。
- 安全思想:Araiは回転衝撃低減、SHOEIは総合性能最適化
- 帽体の形:Araiは丸い、SHOEIはシャープ
- フィット感:Araiは全体で包む、SHOEIは頬でホールド
- 帽体の傾向:Araiは内装調整重視、SHOEIは外殻最適化重視
- 価格帯:Araiは6万円台から、SHOEIは2026年10月の改定後で7万円台から
どちらを選んでも、国産最高峰のヘルメットであることに変わりはありません。 大切なのは「自分の頭に合うかどうか」です。
ぜひ店頭で両方をかぶり比べて、あなたにぴったりの一台を見つけてください。
通販で失敗したくないなら、まずSHOEIのZシリーズを選んでおけば大きくハズすことはありません。 軽い・静か・コンパクトと、バランスが良すぎてほとんどの人に合います。 それで頬がきつくても、なじむまで待てばOKです。
■ RX-7X
■ ASTRO-GX
■ TX-STRADA
■ VZ-RAM
■ CLASSIC AIR DX
SHOEI派の方はこちらからどうぞ。
■ X-Fifteen
■ Z-8(受注終了・在庫限り)
■ GT-Air 3
■ J-Cruise III
■ NEOTEC 3
以上、ありがとうございました!
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