今回は「125ccが高速道路を走れない理由と通行ルール」についてご紹介いたします!
- 125ccや原付二種で高速に乗れるか知りたい方
- 2025年の新基準原付の高速ルールが気になる方
- バイパス・有料道路を走れるか迷っている方
- 間違えて高速に入らないか不安な方
「高速道路って何ccから乗れるの?」「125ccや原付二種はどこまで走れるの?」と気になっている方は多いと思います。
「原付は高速NG」は知っていても、125ccがどこまで走れるのか曖昧な人は多いです。さらに2025年から「新基準原付」という区分も加わり、ますますややこしくなりました。
ただし、すべての有料道路やバイパスがNGというわけではありません。
この記事では、排気量による通行ルールと、2025年に登場した新基準原付の扱い、紛らわしい道路の見分け方をまとめて解説します。
それではどうぞ!
【結論】高速道路は何ccから乗れる?答えは126cc以上
高速道路は何ccから乗れるのかというと、答えは「126cc以上」です。
125ccと126ccの差はたった1ccですが、法律上の扱いはまったくの別物になります。
- 125cc以下(原付・原付二種・新基準原付):高速道路・自動車専用道路は通行禁止
- 126cc以上(普通二輪・大型二輪):高速道路・自動車専用道路を通行可能
- 有料道路・バイパス:道路ごとに異なる(標識を確認)
「125cc以下はすべて高速NG(新基準原付も含む)」と覚えておけば基本はOK。
ただし、自動車専用道路やバイパスで迷うことがあるので、詳しく解説します。
自動車専用道路をバイクは走れる?126cc以上なら通行OK

自動車専用道路は、126cc以上のバイクなら通行できます。逆に125cc以下は、高速道路とまったく同じで通行禁止です。
- 高速自動車国道(例:東名高速、名神高速):125cc以下NG/126cc以上OK
- 自動車専用道路(例:首都高、阪神高速、一部のバイパス):125cc以下NG/126cc以上OK
高速道路と自動車専用道路の違い
- 高速自動車国道:法律で定められた高速道路(東名、中央道など)
- 自動車専用道路:一般道の中で「自動車専用」と指定された道路
どちらも125cc以下は通行禁止ですが、自動車専用道路は「高速」と名前がついていないため見落としがちです。入口の標識に注意しましょう。
高速道路に乗れないのは125cc以下

道路交通法により、高速自動車国道(いわゆる高速道路)は125cc以下のバイクは通行禁止です。
125ccは高速道路にも自動車専用道路にも乗れません。
「この条件なら125ccでも高速OK」「この道だけ例外」というものは無く、車両区分で一律に決まっています。
- 50cc以下(原付):通行禁止
- 51〜125cc(原付二種):通行禁止
- 126cc以上:通行可能
なぜ125cc以下はNGなのか
道路交通法およびその施行令により、高速自動車国道は「125cc以下の二輪車」が通行禁止車両として指定されています。
これは車両区分による法的な制限であり、バイクの性能に関係なく一律で禁止されています。
- 原付(50cc以下):法定速度30km/hのため、そもそも高速走行に適さない
- 原付二種(51〜125cc):一般道では60km/hまで走行可能だが、法律上は高速道路通行禁止
※「125ccでも100km/h出せる車種はあるのに・・・」という声もありますが、性能ではなく車両区分で決まっているため、例外はありません。
ナンバープレートの色で高速に乗れるか見分ける
自分のバイクが高速に乗れるかどうかは、ナンバープレートの色でほぼ判別できます。
総排気量をすぐ思い出せなくても、ナンバーの色と枠を見れば自分がどの区分なのかが分かります。
| ナンバーの色 | 区分 | 高速・自動車専用 |
|---|---|---|
| 白(小さい) | 原付一種 (50cc以下・新基準原付) | 通行禁止 |
| 黄色 | 原付二種 (50cc超〜90cc) | 通行禁止 |
| ピンク | 原付二種 (90cc超〜125cc) | 通行禁止 |
| 白(大きい) | 軽二輪 (126cc〜250cc) | 通行できる |
| 白+緑枠 | 小型二輪 (251cc以上) | 通行できる |
ピンクナンバーは原付二種なので、高速道路も自動車専用道路も走れません。
白ナンバーは「小さい白(原付一種)」と「大きい白(軽二輪)」で扱いが逆になるので、ここだけ注意してください。
【2025年改正】新基準原付でも高速は走れない

2025年からスタートした「新基準原付」のことで、高速ルールが変わったのか気になっている方もいると思います。結論を先に言うと、新基準原付も高速道路・自動車専用道路は通行禁止です。
新基準原付は、排ガス規制の強化で従来の50cc原付の生産が難しくなったことを受けて登場した区分で、ざっくり以下のような内容です。
- 総排気量50cc超〜125cc以下で、最高出力を4.0kW(5.4PS)以下に制御したバイク
- 区分は「原付一種」あつかい(原付免許で運転可能・ナンバーは白)
- 交通ルールも原付一種と同じ=法定速度30km/h・二段階右折・二人乗り禁止
つまり「車体は125cc以下だけど中身は原付一種」という位置づけなので、当然ながら高速道路は走れません。
新基準原付の免許区分やナンバー、選び方などの詳細は以下の記事でまとめています。
法改正で125ccも高速に乗れるようになる?
「法改正で125ccも高速に乗れるようになるのでは」と期待している方もいると思います。
ですが2025年4月の改正で変わったのは原付一種側の区分だけで、高速道路の線引きは動いていません。
高速道路・自動車専用道路を走れるのは126cc以上、という線は2026年8月時点でも変わっていないままです。
紛らわしい道路の見分け方

標識で判断する
自動車専用道路の入口には、「自動車専用」の規制標識(青地に白い車のマーク)があります。この標識がある道路は125cc以下は進入禁止です。
- 青い丸に白い車のマーク → 自動車専用道路(125cc以下NG)
- 「125cc以下通行禁止」の補助標識 → 明確にNG
- 標識がない → 原則通行可能(ただしIC構造や案内標識も確認)
ただ東京だと道が複雑なくせして、急に高速の入り口が現れたりします。
これで一回高速に入りかけた経験があるので、なるべく歩道側の車線を走るなど間違えて入らない対策をすることも大事です。
バイパスは道路ごとに異なる
「バイパス」という名前がついていても、すべてが自動車専用道路ではありません。
- 自動車専用道路のバイパス → 125cc以下NG(例:新東名、圏央道の一部)
- 一般道のバイパス → 125cc以下OK(例:国道○号バイパス)
バイパス=高速ではないので、入口の標識を確認すれば判断できます。
有料道路も道路ごとに異なる
「有料」だから高速と同じルール、というわけではありません。
- 有料の自動車専用道路 → 125cc以下NG
- 有料だが一般道扱いの道路 → 125cc以下OK
例えば、箱根ターンパイクなどは125ccは走行不可ですね。
「有料=高速」「無料=一般道」という単純な図式ではないことを覚えておきましょう。
| 道路の分類 | 125ccが走れない主な道路(例) |
|---|---|
| 高速自動車国道 | 東名高速、名神高速、中央道、東北道、関越道など「高速道路」全般 |
| 都市高速道路 | 首都高速、阪神高速、名古屋高速、福岡高速、広島高速 |
| 一般有料道路 (自動車専用) | 京葉道路、第三京浜、横浜新道、横浜横須賀道路、小田原厚木道路 |
| 観光・バイパス (自動車専用) | 箱根ターンパイク、西湘バイパス、江の島道(新湘南バイパス)など |
125ccで走れない道路の具体例

参考として、125cc以下が通行禁止の主な道路を挙げます。
- 高速自動車国道:東名高速、名神高速、中央自動車道、東北自動車道など全て
- 首都高速道路:全線
- 阪神高速道路:全線
- 名古屋高速道路:全線
- 圏央道、新東名、新名神など
- 地方の自動車専用バイパス(例:仙台東部道路、広島高速など)
※道路の規制は変更される可能性があります。走行前に最新情報を確認してください。
126cc以上でも通れない道路がある|二輪車通行規制区間
ここまで「126cc以上なら高速も自動車専用道路も走れる」と書いてきました。
ただし排気量に関係なく、二輪車そのものが通行禁止になっている区間が全国にあります。
日本二輪車普及安全協会が「二輪車通行規制区間情報」として公開している内容が以下です。
- 全国で約500箇所、二輪車に限って通行が規制されている区間がある
- 規制の種類は「二輪の自動車・原動機付自転車通行止め(全面通行禁止)」と「大型自動二輪車及び普通自動二輪車二人乗り通行禁止」
- データは毎年3月末に各都道府県警の協力で調査し、6月に更新されている
ここで言う「二輪の自動車」には126cc以上も含まれます。つまり大型バイクでも入れない道路が存在するということです。
トンネルやアンダーパス、高速道路と接続していて車の流れが速い区間などが対象になりやすい傾向です。
初めて走るルートで不安があるときは、出発前に協会の公開ページで確認しておくと確実です。
高速道路でバイクは何km/hまで出していい?
126cc以上で高速に乗れるようになると、次に気になるのが速度の上限だと思います。
高速自動車国道の法定最高速度は、125ccを超える自動二輪車で100km/hです。
さらに一部区間では最高速度120km/hの規制が導入されていて、二輪車もその対象に入っています。
- 新東名(御殿場JCT付近〜浜松いなさJCT付近)は最高速度120km/h
- 対象は法定最高速度100km/hの車両で、「125ccを超える自動二輪車」も含まれる(静岡県警発表)
- 125cc以下はそもそも高速道路に入れないため対象外
逆に言うと、125ccの実力で高速の流れに混ざるのがどれくらいきついかは、下道での最高速を知っていると想像しやすいです。
125ccで高速に入るとどうなる?反則金と点数
「入ってもバレないのでは」と考える人もいますが、見つかるかどうか以前に、125ccで高速の本線に入るのはかなり危険です。
高速自動車国道の本線車道には、速度指定のない区間で最低速度50km/hが定められています(道路交通法施行令第27条の3)。
周りが100km/hで流れている中に、法定速度30km/hの原付や出力4.0kWの新基準原付が混ざる形になります。
なお有料の高速道路は入口に必ず料金所があり、係員やカメラの前を通ることになります。
一方で無料の自動車専用道路には料金所がありません。標識を見落としたまま本線へ入ってしまうのは、だいたいこちらのパターンです。
通行禁止違反で検挙された場合の反則金は、車種の区分で金額が変わります。
- 原付二種(51〜125cc)=道路交通法上は「二輪車」区分:反則金6,000円
- 原付一種・新基準原付=「原付車」区分:反則金5,000円
- どちらも基礎点数は2点(通行禁止違反)
金額と点数は、警視庁が公開している「反則行為の種別及び反則金一覧表」と「交通違反の点数一覧表」の値です。
間違えて入ってしまったときの対処
気づいた時点で無理にUターンせず、路肩など安全な場所に停車してください。
そのうえで道路緊急ダイヤル(#9910)か警察に連絡し、誘導を待ちます。
「高速に乗りたい」人の選択肢

125ccで通勤やツーリングをしていて「たまには高速を使いたい」と思う人もいるでしょう。
その場合の選択肢は以下の通りです。
1. 126cc以上のバイクに乗り換える
高速道路を使いたいなら、126cc以上のバイクを選ぶのが最もシンプルな解決策です。
- 150ccクラス(PCX160、NMAX155など):高速OK、維持費は125ccに近い
- 250ccクラス(Rebel 250、Ninja 250など):車検不要で高速も余裕
- 400cc以上:高速での余裕は増すが、車検が必要
ただ126cc以上に乗り換えると、今度は料金所をどう通るかという別の悩みが出てきます。
2. 125ccと別にもう1台持つ
通勤は125cc、ツーリングは250cc以上、と使い分ける方法もあります。
維持費は増えますが、用途に合わせて最適なバイクを選べます。
3. 下道ツーリングを楽しむ
高速を使わない「下道ツーリング」を楽しむという選択肢もあります。
125ccは燃費が良く、小回りが利くので、のんびりツーリングには向いています。
ツーリングメンバーにもよりますが、125ccのグロムでも往復300キロツーリングは余裕ですよ!
よくある質問(FAQ)
Q. 126ccなら高速道路に乗れる?
A. 乗れます。126cc以上は普通二輪・大型二輪の区分になるため、高速道路も自動車専用道路も通行できます。150ccクラスのPCX160やNMAX155も126cc以上なので高速OKです。
125ccと126ccの差はたった1ccですが、法律上の扱いはまったくの別物。高速に乗る前に、自分のバイクの総排気量を確認しておきましょう。
Q. ピンクナンバーの125ccなら高速に乗れる?
A. 乗れません。ピンクナンバーは原付二種(90cc超〜125cc)の標識なので、高速道路も自動車専用道路も通行禁止です。
ナンバーの色で言うと、高速に乗れるのは軽二輪の白ナンバーと、小型二輪の緑枠ナンバーだけになります。
Q. 新基準原付なら高速に乗れる?
A. 乗れません。新基準原付は「原付一種」あつかいなので、従来の原付と同じく高速道路・自動車専用道路は通行禁止です。出力を4kW以下に制御しているぶん、むしろ高速走行には全く向きません。
Q. 126ccと125ccの維持費はどれくらい違う?
A. 126cc以上は軽二輪扱いになり、以下の違いがあります。
- 軽自動車税:125cc以下は2,400円、126〜250ccは3,600円(年間1,200円の差)
- 自賠責保険:125cc以下と126〜250ccで若干異なる
- 任意保険:排気量が上がると保険料も上がる傾向
ただし、ファミリーバイク特約は125cc以下限定なので、126cc以上は単独でバイク保険に加入する必要があります。
参考とはちょっと遠いですが、グロムとCB400SFの維持費であれば公開しているので、気になる方は見てくれると嬉しいです!
Q. 高速道路と自動車専用道路、標識の違いは?
A. 高速自動車国道は緑の案内標識、自動車専用道路は青の案内標識が使われることが多いです。
ただし、どちらも入口に「自動車専用」の標識があれば125cc以下は進入禁止。
標識を見る習慣をつけましょう。
Q. 電動バイクの場合はどうなる?
A. 電動バイクは定格出力で区分されます。
- 0.6kW以下:原付一種(高速NG)
- 0.6kW超〜1.0kW以下:原付二種(高速NG)
- 1.0kW超:軽二輪以上(高速OK)
排気量のバイクと同じルールが適用されるので、定格出力1.0kW超の電動バイクなら高速道路を走れます。
高速に乗れる250ccへの乗り換えを考えるなら、維持費の差額もチェックしておきましょう。姉妹サイトで125ccと250ccの年間維持費を比較できます。
→ 125cc vs 250cc の維持費差を見てみる
まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!
高速道路・自動車専用道路の通行ルールをまとめると、以下のようになります。
- 125cc以下(原付・原付二種・新基準原付):高速道路・自動車専用道路は通行禁止
- 126cc以上:高速道路・自動車専用道路を通行可能
- バイパス・有料道路:道路ごとに異なる(標識で確認)
- 判断基準:入口の「自動車専用」標識(青地に白い車マーク)
- 126cc以上でも、二輪車通行規制区間(全国約500箇所)は通行できない
迷ったら入口の標識を確認。 青い丸に白い車のマークがあれば、125cc以下は進入禁止です。
125ccで十分という人も多いですが、「たまに高速を使いたい」なら150〜250ccクラスも選択肢に入れてみてください。
以上、ありがとうございました!
関連記事
いつも見てくれてありがとうございます!
皆さんのクリックが励みになっています!
「ランキングサイトに登録しています」 ぜひ、下記のボタンをポチっと押していただけると嬉しいです!
バイクの維持費に特化したサイトを新しく立ち上げました。
排気量クラス別の年間維持費や、自賠責・車検・任意保険の金額をまとめています。

