今回は「バイクのギア比」についてご紹介いたします!
言われてみればそうですよね!確かに気になる!
これは役割とギア比が影響しているからであり、仕組み自体はシンプルです!そんなスプロケットの役割とギア比について詳しく解説をいたします!
それでは、どうぞ!
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ギア比と加速の関係について!
スプロケット問題の鍵となるのが「ギア比」です!
そのギア比は「フロントスプロケットの丁数」と「リアスプロケットの丁数」で決まり以下で簡単に計算ができます!
このギア比が大きいほど「加速性能が高い」、逆に小さいほど「最高速が高い」となります。
両者は相対しており「ギア比が上がると、最高速が落ちる」逆に「ギア比が小さいと、加速が落ちる」という特性になります。
参考例
例えば「フロントが15丁」「リア:30丁」の場合は「30÷15=2」となり、エンジンが2回転で後輪が1回転するとなります!
スプロケットは「フロント・リア」で役割が違う!
実はフロントスプロケット、リアスプロケットは動力をリアタイヤに伝達する役割は同じですが、細かくすると役割が少し異なります!
フロントスプロケット
フロントスプロケットはエンジンからの動力を最初に受け取るスプロケットで、フロントスプロケットの丁数を減らすとギア比が大きくなります。
そのためエンジン1回転当たりの後輪の回転数が減るため、より大きな力で後輪を回転させることができるため、加速が上がります!
リアスプロケット
リアスプロケットはフロントスプロケットから伝わった動力を後輪に伝えるスプロケットで、リアスプロケットの歯数を減らすと、ギア比が小さくなります。
エンジン1回転あたりの後輪の回転数が増えるため最高速度は向上しますが、加速に必要な力が減少するため、加速が下がります!
先ほどのギア比の例から
例えば「フロントを15丁 → 10丁、リア30丁」と「リア30丁→ 20丁、フロントを15丁 」にした場合でそれぞれ計算してみます!
まずベースは「フロント:15丁、リア30丁」で「30 ÷ 15 = 2」となり、エンジン2回転で後輪が1回転となります。
フロントの丁数を減らすと
フロントを15丁→10丁にすると「30 ÷ 10 = 3」となりエンジン3回転で後輪が1回転します。
このことからもフロントスプロケットの丁数を減らすと、加速力が上がることが分かります!
リアの丁数を減らすと
リア30丁→ 20丁にすると「20 ÷ 15 = 1.3」となり、エンジン1.3回転で後輪が1回転となります。
このことからリアスプロケットの丁数を減らすと、逆で最高速が伸びるが加速が落ちるわけです。
面白いですよね!
極端なセッティングは絶対NG!
加速性能に関してはギア比だけでなく、馬力やトルクや重量など様々な要因から決まります!
あくまで微調整しながらベストなセッティングを探すのがベターです!
参考例のように、フロントを5丁落としなどは絶対にしないように!(笑)
一応ですがグロムでも「フロント1丁落とし」をした結果、かなり加速が良くなったので、ぜひ参考までに読んでいただけると嬉しいです!
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
今回は「ギア比」についての紹介でした!
スプロケットの丁数が前後で役割が違うのと、ギア比の算出方法など分かりましたでしょうか!?
覚えておくと結構便利なので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
以上、ありがとうございました!
いつも見てくれてありがとうございます!
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