今回は「グロムのハイコンプピストン」についてご紹介いたします!
トルクアップのメリットなど多い一方、デメリットが存在します!
個人的に思ったことや、油温だったり、皆さんが疑問に思うことを解決したいと思います!
今回はそんなハイコンプピストンについてご紹介いたします!
それではどうぞ!
純正カムが使えなくなるので、ハイカムもセットで購入必要です!
ハイコンプピストンとは?

ハイコンプピストンとはザックリいうと「圧縮比が高いピストン」のことを言います。

ピストン形状にも特徴があり、純正は平らなピストンが多いですが、ハイコンプピストンは盛り上がっている形状が多いです。
盛り上がっている分、上死点に来た際に燃焼室の面積が減る(圧縮が上がる)のでトルクアップ、パワーアップを行うことができるわけです!
グロムの純正の圧縮比が「9:3:1(キタコ情報)」ですが、ハイコンプピストンはメーカーによって圧縮比は異なりますが、非常に高圧縮となります!
各メーカーごとの参考リストを紹介いたします!
- 純正:9:3:1
- キタコ:12:2:1
- 武川:12:5:1
- シフトアップ:11:8:1
基本的に耐久性を重視するならハイコンプピストンはおススメできません!
とはいってもすぐ壊れるとかも無いです!(オイル管理だけは徹底すればですが)
続いてメリット・デメリットをご紹介いたします!
ハイコンプピストンのメリット・デメリット

先ほどはハイコンプピストンの仕組みについてご紹介いたしましたが、メリット・デメリットがあります!
致命的なこともありますので、その点を考慮して導入するか検討することをお勧めします!
ハイコンプピストンのメリット!
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ハイコンプピストンのメリットは以下の通りです!
- トルクアップが図れる
- 鍛造だったり豪華なつくり
先ほども紹介した通り、高圧縮ピストンのため純正ピストンよりパワー感があります。
また負荷が大きくなるため、グロム用のハイコンプピストンでは鍛造+モリブデンコート仕上げだったり対策が取られていて非常にリッチなピストンとなっています!
エンジン音も純正とは違った図太い音がしますよ!(めちゃトルクがありそうな音!)
ハイコンプピストンのデメリット!
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- ハイオク仕様になる
- ハイカム交換が必須になる
- 耐久性に難あり
- オイル劣化が早くなる
- オイルクーラーが必須
- 導入費用が高い
- 油温管理が必須!
ハイコンプピストンを使う場合は圧縮比が上がるためハイオク車となります!
そのため冬であれば問題ないですが、夏はオイルクーラーはグロムでも必須となります。
社外のハイカムを購入する必要もあり、すべてお店に任せるとすごい金額になります。
ただオイルクーラーは冬であれば先延ばしできるので、いったん「ハイコンプピストン+ハイカム+シフトアップシリンダー」だけ組んでおいて、夏にオイルクーラーをつけるでも良いと思いました!
ただそれを払拭するほどの恩恵なので、興味があるなら背中を押してあげたい一品です!
冬であっても油温には注意!

テスト走行で気温13度の中を走行しましたが、渋滞に掛かると油温が90度を超しました。
オイルクーラーは暖かくなったら付けよう!と思っている方も注意が必要で、油温計は絶対に付けた方がいいと思います!
基本的に油温は100度を目安に、超えそうなら冷却休憩を挟むなど気を付けた方が良さそうですね!
まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!
今回はハイコンプピストンについてのご紹介でした!
冬の期間であれば一番費用が掛かる「オイルクーラー」は先延ばしでも一応行けます!(夏までには付けましょう!)
これだけだとデメリットだらけのイメージがありますが、純正とは比べ物にならないトルク感があるので、非常に乗りやすいバイクになります!
確かに導入費用は安くないですが、入れて良かったと思っています!
純正カムが使えなくなるので、ハイカムもセットで購入必要です!
ぜひ興味のある方は検討してみても良いかもしれません!
以上、ありがとうございました!
いつも見てくれてありがとうございます!
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