皆さんも薄々気づいているとは思いますが「中古バイク」が軒並み値上がりしています。
また厄介なのが新車ですら受注停止の有様です。
- バイクを買おうか考えている人
- 原因を知りたい方
結論から言うと「もう少し待つ」のが正解だと思います!
これ後ほど詳しくご紹介いたしますが、要は原因が解決しつつある問題なわけです。
そこで今回は以下についてご紹介いたします。
- バイク価格が軒並み値上がりしている原因
- 中古バイクの価格(参考例)
欲しいバイクがあるのに「新車と中古車が同じ価格」では買う気も起きないと思います。
その点が解決するのかどうかを予想したいと思います!
それでは、どうぞ!
広告
中古バイクの価格が爆上がりしている原因
値上がりの原因としては以下ではないかと思っています。
- 半導体不足による新車不足
- 円安によるコスト増
詳しくご紹介いたします!
1.半導体不足による新車不足
バイクのECUなどには半導体が使われています。
「半導体が無い → ECUなどのパーツが作れない → バイクが作れない」の連鎖します。
原因とされるのが「新型コロナウイルス」の影響です。
ロックダウンや感染に伴う工場閉鎖などで生産・物流などが世界規模で滞ってしまったからです。
話題に上がった事例だとパソコンパーツの「グラフィックボード」とかですね。
「仮想通貨のマイニング需要」+「半導体不足による価格高騰」+「転売ヤーの餌食」のフルコンボを食らってしまい市場価格が定価の2倍以上と最悪の状態でした。
ただ現在はコロナが落ち着いてきたこともあり「マイニング需要が終わった」+「供給が安定した」ので定価で買うことが出来るようになっています。
現在はコロナも落ち着き、再び経済が回ってきていることから、近いうちに半導体の供給も戻ると思うので待てるのなら待つのが正解だと思います。
2.円安によるコスト増
円安の影響で輸入コストが上がり軒並み値上がりしている影響もあります。
- 食品
- 燃料代
- 輸送費用などなど
円安と言うのは名前の通り「日本円の価値が下がること」です。
「1$=100円」と「1$=200円」の時、1万円を換金するといくらになるでしょうか?
「1$=100円 = 100$」「1$=200円 = 50$」になります。
つまり円安になると支払う額が多くなると言うことです。
これは輸入大国としては致命的とも言えます。
中古のバイク価格(参考例)
過去に乗っていたバイクを参考に現在の価格を比べてみたいと思います。
- バリオス
- CB400SF
- CBR1000RR
- グロム
それでは詳しく解説します!
バリオス(ZR250A)
カワサキの250cc(4気筒)でレブリミットは20,000rpmの超高回転エンジンです。
馬力も1型は45馬力、2型は40馬力と今の250と比べてもかなりハイパワーです。
足つきも良く、軽く、非常に乗りやすいバイクでした。
購入時(2015年)
- 購入日:2015年
- 車種:バリオス1型(1991年製)
- 走行距離:18,000km
- 価格:総額26.9万円
- 修理歴:無し
- 状態:良い
当時の相場的にも普通の価格です。
4万キロ走行の過走行車であれば15万円ぐらいで転がっていました。
2型になると同等の状態で30 ~ 35万の間ぐらいでした。ただこの価格を出せるなら大体がホーネットを買っていましたね。
現在(2022年)
所持していた当時と似たような状態ですが40万円オーバーとなっています。(高い・・・)
自分が購入した時と比べ1.5倍ぐらいの価格が相場となっているようです。
CB400SF(NC31)
言わずと知れた王道ネイキッドのCB400SFの初期型になります。
デザイン、性能、乗り心地のどれを取っても素晴らしく、今でも機会があればもう1回所有したいなと思う程優等生なバイクです。
購入時(2017年)
- 購入日:2017年
- 車種:CB400SF(1992年製?)
- 走行距離:40,000km
- 価格:5万円で友達から購入(相場は15万円ぐらい)
- 修理歴:あり
- 状態:悪い
相場で言えば15万位で走行距離が15,000キロ程度であれば20万円ぐらいでした。
NC31モデルはVTECも非搭載で人気があまりありませんでした。Spec2、Spec3が圧倒的に人気。
また当時は30万円出せば「ZRX400」「ゼファー400」「XJR400」などの4気筒が買えた時代なのでNC31は人気車両ではありませんでした。
現在(2022年)
余りの価格高騰にビックリしました。
最安値で45万~となっており、自分が購入した時と比べ2~3倍ぐらいの価格が相場となっているようです。
CBR1000RR買った時に友達に10万円で売ってしまったよ・・・
CBR1000RR(SC59)
ホンダのレーサーバイクとして名高いCBR1000RRです。
国内仕様なので118馬力程度(逆輸入は178馬力)だがCB400SFが原付に思ってしまうほどの加速性能でした。
購入時(2018年)
- 購入日:2018年
- 車種:CBR1000RR(2008年製)
- 走行距離:15,400km
- 価格:85万円
- 修理歴:無し
- 状態:良い
価格的には相場通りと言ったところです。
年式、性能、価格どれも非常にコスパがいいバイクだと思います。
現在(2022年)
価格的には1.1倍ぐらいと価格キープしています。
現在では型落ちモデルなのでその分価格にも影響していそうです。
GROM(JC75)
今再ブームとなっているミニバイクのグロムです!
125ccと低排気量だがMT車で、カスタムパーツも豊富、燃費も最強レベル、維持費も安いとバイクを手軽に楽しみたい方には非常におススメです!
購入時(2018年)
- 購入日:2018年
- 車種:JC75(2008年製)
- 走行距離:0km
- 価格:35万
- 修理歴:無し
- 状態:新車
新車なので定価価格となります。
現在(2022年)
価格はキープしています。
新車より少し安い程度だが、現在グロムはフルモデルチェンジ(JC92型)が出ています。
型落ちモデルなのに価格が落ちていないのにはビックリですね。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
今回は中古バイクの価格が爆上がりしている件についてでした。
今回のまとめは以下の通りです。
- 型落ちモデルでも価格が変わらない・若干上がっている
- 古いバイクは軒並み値上がり
- 半導体不足で新車も買えない
- コロナが落ち着けば解消するかも
実際バイクを買うのであればもう少し様子を見た方が良いと思います。
以上、ありがとうございました!