今回は「グロムを速くする方法」をご紹介します!
- グロムを速くする方法を知りたい方
- グロムカスタムに興味がある方
ただグロムはサーキットでもガンガン走れるぐらいポテンシャルがあるバイクです。
つまりグロムは馬力は無いけが性能は高い、そんなバイクです。
そこで今回グロムのを速く、最高速アップする方法を5つご紹介いたします!
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グロムを速くする方法
ボアアップ以外でパーツでも速くする方法は多数あります。
もちろん費用対効果を考えると「ボアアップ」が一番手っ取り早くて確実です。
ただエンジンを分解組み立て出来る人は少ないですし、ショップに任せるにせよ多額の費用が掛かります。
ボアアップすると小型ではなく普通二輪になってしまうため維持費が跳ね上がります。
実際グロムは125ccのままで十分速くなるポテンシャルを秘めています!
これはグロム以外でも通用する物なので、是非ご参考にしてみてください。
それでは詳しくご紹介いたします。
1.軽量化
「軽さは正義」と言われるぐらい軽さは重要です。
軽くなるメリットは非常に多く
- 加速・減速性能が上がる
- 燃費の向上
- 消耗品が長持ちする
実例としてミニバイクレースでは「小学生」にボコボコにされることが多々あります。
これは「大人と子供の体重差」で、30kg以上ウエイト差が付くこともザラです。
100ccなどは「馬力が無い」+「レギュレーション」で極端な馬力アップも出来ない為、同じ技量であれば勝ち目はほぼありません・・・
つまり小排気量ほど軽量化による恩恵は大きい!
ただ軽量化は非常にお金が掛かります
- 軽い素材に変更(鉄 → アルミなど)
- 重い部品を撤去する(フェンダーレスなど)
- 部品を削って軽量化(フライホイールなど)
「マフラー」「フェンダーレス」「軽量フライホイール」で10kgぐらい軽量化が出来ますがメーカー品で揃えると5万以上は掛かります。
これなら人間がダイエットで軽量化した方が低コストで済みますね(笑)
レースでも出ない限りはそこまで徹底的な軽量化は必要ないので、あくまで出来る範囲でやるのがベストです。
2.燃調セッティング
燃調セッティングとは「空気とガソリンの量を調整する」ことです。
キャブ車であれば「キャブセッティング」とも言われていました。
FI車のセッティング方法は「サブコン」「フルコン」で行うことができ、グロムでは「i-map(キタコ)」「Fiコン(武川)」「エニグマ(DiLTS)」などがあります。
市販車では燃調が濃いセッティングになっていることが多いので、自分のパーツに合った専用セッティングを行うことでパフォーマンスを最大限に引き出すことが出来ます。
ショップ等で行うと数万円のセッティング費用が掛かる場合もあるためバイクがある程度完成してからがおススメです。
また個人で行う方法もありますが「空燃比」などの基礎知識が必須なので初心者にはあまりお勧めしません。
3.駆動系セッティング
ホイールベアリングやスプロケットの丁数を変えることで最高速アップを目指す方法もあります。
最高速を上げる方法は以下の通りです!
フロント
→ 丁数を上げる (15丁 → 16丁)
リア
→ 丁数を下げる (35丁 → 34丁)
ちなみに当ブログでは各グロム(JC92 / JC75 / JC61)でのスプロケット丁数の早見表を作っていますので気になる方は是非参考にしてみてください。
注意点としては極端に丁数を変えないこと (フロント3丁上げ等) です。
丁数を極端に変えると加速が落ちるなどの悪影響があるからです。
1丁ずつ変えてみてベストな丁数を探ることが大切です。
4.吸排気パーツの交換
「マフラー」や「エアクリーナー」などを社外品へ交換することで馬力アップすることが出来ます。
ただベストな物を探すのは中々苦労します。
マフラーが抜けすぎ
- 低速トルクが無くなる
- 大爆音になる
マフラーが抜けなさすぎ
- 高回転時のレスポンスが悪い
バッフルが脱着できるタイプのマフラーもありますが、今は一般道でアウトなのでJMCAに対応しているマフラーを購入するようにしましょう。(高いけど)
ちなみに当ブログでもいくつか記事を取扱っています!
■ レーシングファンネル (吸気効率アップ)
■ エアフィルター (吸気効率アップ)
■ 大口径エアダクト (吸気効率アップ)
5.空気圧を上げる
空気圧を上げることで転がり抵抗を減らすことが出来ます。
よく車でも「高速道路を走るときは空気圧を上げた方が燃費が良くなる」と聞いたことある人多いと思います。
これは空気圧が低いとタイヤが潰れます。潰れると抵抗が増え最高速を出す妨げになります。
適正値より1kPaなど極端な上げ方は絶対にNGです!
ただこれは最高速を上げる手段であって、サーキットでタイムを出す手段ではありません。
むしろミニバイクレースでは冷間1.6kPaなど低い方が好まれる傾向にあります。
タイヤが多少たわんでくれた方が地面との接地感が感じ取りやすいからです。
意外と空気圧は奥が深いです。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
やはり費用対効果を考えると「ボアアップ」したくなりますね(笑)
ただ費用は掛かれど十分パワーアップすることは可能です!
そういう意味では空気圧やスプロケットなど安い物から手を付けるといいかもしれません!
以上、ありがとうございました!