今回は「中空アクスルシャフト」をご紹介します!
- アクスルシャフトの重要性
- キタコの中空シャフトの効果
アクスルシャフトは「フリクションロスを最小限に抑える」など非常に重要な役割を担っています。
そのため「クロモリシャフト」など強度が高くしならない素材に変えることで、走りが軽くなると言われています。
ちなみに王道はKOOD製。
中空で軽量化、精度も何もかもが完璧です。
ただ泣ける程高級品です。
KOOD :約32,000円(前後)
キタコ:約7,000円(前後)
価格を見てもらうと分かる通りKOODはキタコの4倍以上の価格です。
どちらも「中空」で「クロモリシャフト」なので、もしキタコが当たりなら超絶コスパのいいシャフトとなります!
KOODに品質が劣らないのは分かっているが、価格が安いので多少耐久性があれば悪くはないですね。
自分
まず結論をお伝えすると「悪くはない」「最高速が上がった」と言うことです。
最高速が3km/hアップ!(103→106km/h)
シャフト自体も80gほど前後で軽くなるので、加速も良くなります!
今回は以下についてご紹介します!
- アクスルシャフトの役割
- 取付方法
それでは、どうぞ!
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アクスルシャフトの役割について
- フロントフォークを左右連結させる
- ベアリング固定によってフリクションロスが最小限に抑えられる
- スプロケやキャリパーなどのパーツの位置決めを行う
- ホイールからの荷重をサスペンションへ伝える
タイヤのグリップ感や路面ギャップなども全てアクスルシャフトを通して私達の元に伝達されるわけです。
ただの鉄の棒では無い訳です。
もちろん社外パーツも多く出回っており多いのが「クロモリシャフト」です。
クロムモリブデン鋼は、鉄に極僅かのクロム、モリブデン等を添加した低合金鋼の一種である。略してクロモリとも呼ばれる。 クロムモリブデン鋼は非常に優れた強度重量比を有しており、溶接が容易で、標準の機械構造用炭素鋼 と比較してかなりの強度と硬度を有している。
引用元:wikipedia
強度が高く負荷を受けてもしなりがない為、低フリクションが実現できるわけです。
ただ非常に高価です。
取り付け
作業時間(前後):40分
取付自体はシャフトを交換するだけなので簡単です。
メンテナンススタンド(前後)があると簡単に出来ます!
中空アクスルシャフト交換
リア側
19mmと17mmを使ってシャフトを抜いていきます。
ナット側を外して、ゴムハンマー等で叩けば簡単にシャフトを抜くことができます。
色も黒色でカッコいいです!
中空アクスルシャフトなだけあって中が空洞になっています。
純正と持ち比べてみるとキタコの中空アクスルシャフトの方がちょっと軽いかな?
あとは抜いたシャフトの部分にキタコの中空アクスルシャフトを差し込んで固定をしたらリアのアクスルシャフト交換は完了になります!
フロント側
ジャッキを使ってフロントを上げてシャフト交換を行いました!
14mm 19mmでアクスルシャフトを引き抜きます!
フロント側は10分掛かりませんでした!
意外とさりげなくカスタムしてる感があっていいですね!
テスト走行では軽くなったような気がする?レベルで正直効果は分かりませんでした。
一応バネ下の軽量化も図れるので、やって損をするってことはないかと思います。
以上ありがとうございました!
\ 耐久性は微妙だった /