今回は「CB400SFのミラーをナポレオンに替えるとどうなる?取付は自分でできる?」について、元CB400SF(NC31)オーナーが実際にNC31へ取り付けた時の流れと、使って感じた点も含めて整理します。
- CB400SFの純正ミラーの錆・見た目に不満がある
- ナポレオンミラーの種類と選び方を知りたい
- DIY取付の手順と必要工具を把握したい
- 取付時のブレーキフルードタンク干渉を回避したい
- NC31/NC39/NC42に流用できるか知りたい
「ナポレオンって種類が多くてどれを買えば良いの?」「逆ネジって何?素人でも外せる?」「取付後に後悔しないかな?」特にCB400SFは「左だけ逆ネジ」で混乱しやすいため、その点も含めて実体験ベースで整理していきます。
製品仕様・価格は時期により変動するため、購入前に各販売ページで最新情報をご確認ください。
結論|CB400SFのミラーをナポレオンに替える価値はある
まずは結論です!
- 純正ミラーの角度調整やサビに不満があるなら、数千円台で見た目の印象を変えやすいカスタム
- 定番はタナックス ナポレオン クロス3ミラー(AYB-10)。ミラー本体は左右共通タイプで、CB400SFへ装着する場合は左側逆ネジ仕様だけ注意
- 固着がなければDIY15〜20分程度。年式が古いNC31はサビ・固着で時間がかかるケースも
- CB400SFは左側ミラーのみ逆ネジ仕様。取り外し方向を間違えないよう注意
- 右ミラーの角度調整時にブレーキフルードタンクへ接触する場合、B-10スペーサーで20mm上げて対応可能
ざっくり言うと、2,000〜4,000円・15分の作業で見た目と視界が大きく変わるのがナポレオン交換の魅力です。
純正ミラーが錆びてきた・くもって後ろが見にくい、と感じているなら検討する価値があります。
ナポレオン クロス3ミラーに交換したら見た目が引き締まり、視界も広がって満足度が高かったです。
正直に言うと、ナポレオンミラーに替えたからといって「別世界レベルで見やすくなる」わけではありません。
ただ、純正より後方確認しやすく、見た目もスッキリしたので満足度は高めでした。期待値を上げすぎず「見た目+視界の微改善」というスタンスで選ぶと後悔しません。
なぜミラー交換したか|純正ミラーの3つの不満点

CB400SF(NC31)の純正ミラーは、年式的にどうしても経年劣化が出ます。
筆者が交換に踏み切った理由は3つです。
不満1|根本まで錆びていた
NC31は1992〜1998年生産の旧車で、純正ミラーはメッキ仕様。湿気や雨にさらされる年数が長いほど、根本から錆びていくのが定番の劣化パターンです。
筆者の個体は中古5万円で買ったNC31で、購入時から純正ミラーの根本までサビが進行していました。
実際に外す時も右側は普通に回せたものの、左側はかなり固く、無理するとネジ穴を傷めそうな状態。「今外さないと完全に噛むかも…」と感じるほどで、台座のネジ周辺まで錆が回って見た目の印象も悪くなっていました。
不満2|鏡面のくもりで後方視界が悪い
純正ミラーは経年で鏡面のメッキ層が浮いてくもり、雨の日や夜間の視認性が落ちます。とくに後続車のヘッドライトが滲んで見える状態は、安全面で気になる要素でした。
不満3|ネジが固着して取れなくなる前に交換したかった
これが一番大きい理由でした。ミラーのネジは錆で固着すると最悪ハンドル側のネジ穴を傷めるため、状態が悪化する前に予防的に交換しておきたかったのです。
結果的にこの判断は正解で、交換時はまだ手で回せる範囲でした。あと1〜2年放置していたら、ネジ固着で工具では外せず大事になっていた可能性があります。
ナポレオンミラーとは?種類とラインナップ

ナポレオンミラーはタナックス(TANAX)が展開するアフターマーケットミラーの定番ブランドです。
バイクミラー市場で長く支持されており、種類が豊富で価格帯も2,000〜5,000円台と現実的です。
代表的なシリーズの比較
| シリーズ | 特徴 |
|---|---|
| クロス3ミラー | 四角形・スポーティな印象・CB400SFと相性◎ |
| AZミラー | 楕円形・クラシックな雰囲気 |
| RZミラー | 丸型・カフェレーサー系に合う |
CB400SF NC31に取り付ける場合、定番はクロス3ミラー(AYB-10)。スポーティなネイキッドのフォルムによく似合います。
クロス3ミラー(AYB-10)の基本スペック
- 型番:AYB-10
- ネジ径:10mm正ネジ
- 左右:共通(どちらにも装着可能)
- カラー:ブラック(本体)+ブルー鏡
- 価格目安:2,000〜3,500円(2026年現在の相場)
左右共通なので「左右どっち買えばいい?」と迷う必要がないのがメリット。
ブルー鏡は眩しさを抑えてくれる効果もあります。
なぜクロス3ミラー(AYB-10)を選んだのか
数あるナポレオン系の中でクロス3を選んだ理由は、「情報量が多く、迷うポイントが少なかった」からです。
- 定番モデルでレビュー・整備記事が多く、装着事例を事前に確認しやすい
- 左右共通タイプなので「どっちが左?右?」と購入時に迷わない
- ブルー鏡が派手すぎず、CB400SFのネイキッドな雰囲気とマッチ
- NC31で実際に装着できて、視認性も十分
- 2,000〜3,500円という手頃な価格帯
逆に言えば、クラシック系ならAZミラー、レーシーに振りたいならバーエンド化など、他の選択肢もあります。
あくまで「最初の1本」として迷いにくいのがクロス3、というのが筆者の所感です。
関連パーツ|スペーサー・オフセットホルダー
取付時にハンドルやブレーキタンクと干渉する場合は、補助パーツを併用します。
- ナポレオン B-10 高さ調整スペーサー(20mmアップ):ミラー高さを上げて干渉回避
- オフセットホルダー45:ミラー位置を後方にずらして視界改善
筆者は実際に装着したところ、右ミラーの可動域がブレーキフルードタンクに干渉。
後方確認しやすい角度まで動かせず、最終的にB-10スペーサーで20mm上げて解決しました。個体差によってはこの干渉が起きるので、事前にスペーサーを揃えておくと安心です。
取付手順|DIY15〜20分・工具と注意点

ナポレオン クロス3ミラーの取付はDIYで完結します。バイク整備が初めての人でも15〜20分で終わる難易度です。
必要工具
- 17mmスパナまたはモンキーレンチ(ミラー本体の固定用)
- 14mmスパナ(ミラーロックナット用・サイズは車両により異なる)
- 軍手(錆ミラーを外す際の手保護)
- パーツクリーナー(ネジ穴の清掃用)
NC31の場合、固着具合によっては浸透潤滑剤(KURE 5-56など)があると安心です。錆が進んでいる純正ミラーを外す際の必需品レベル。
手順1|旧ミラーを外す(逆ネジに注意)

CB400SFのミラーは左ミラーが逆ネジ(時計回りで緩む)、右ミラーは正ネジです。逆ネジ車種は普通車も多いですが、知らないと「全然回らない」と焦るポイント。
- 右ミラー:反時計回りで緩む(通常方向)
- 左ミラー:時計回りで緩む(逆ネジ)
ロックナットを先に緩めてから、ミラー本体を手で回して外します。固着している場合は浸透潤滑剤を吹いて10分待つのが鉄板の対処法です。
手順2|ネジ穴を清掃する
旧ミラーを外したら、ネジ穴に錆や汚れが溜まっていることが多いです。パーツクリーナーで吹き洗い+古い歯ブラシで軽くこすって清掃します。
この一手間を省くと、新しいミラーがスムーズに入らなかったり、再固着の原因になります。
手順3|新しいミラーを取り付ける

クロス3ミラー(AYB-10)を手で回して入れます。最後の締め込みはスパナで軽く固定する程度でOK。締めすぎるとネジ穴を傷めるので注意。
左右のミラー角度を調整し、ロックナットを締めて固定します。シートに座って後方が見やすい位置を確認しながら微調整するのがコツです。
注意点|ブレーキフルードタンクとの干渉
NC31の場合、右ミラー基部が右ハンドル側のブレーキフルードタンクと干渉するケースがあります。筆者も交換時に発生したトラブルでした。
- 症状:ミラーをしっかり締めると基部がフルードタンクに当たる
- 原因:ミラー基部の形状と純正タンクのクリアランス不足
- 対策:高さ調整スペーサー(B-10)を1個挟んで20mm上げる
スペーサーを入れると視点も少し高くなって、結果的に後方確認しやすくなる副産物もありました。事前にスペーサーを一緒に買っておくのが個人的なおすすめです。
取付後の変化|視界・見た目・振動の3点

純正からナポレオン クロス3に変えて感じた変化を3点に整理します。
変化1|後方視界が広がった
純正ミラーは丸型でやや小さめ、ナポレオン クロス3は四角形で縦横ともにひと回り大きいです。後方の車線と路肩が同時に視界に入るようになり、車線変更時の安心感が増しました。
ただし、「劇的に広がる」というレベルではないのも正直なところ。あくまで「見やすくなった」程度の改善で、視覚的な見た目の変化のほうが大きいです。
変化2|見た目が引き締まった
ここが交換の最大メリットでした。錆びた純正ミラーから黒い四角ミラーに変わるだけで、CB400SFの印象が一気にスポーティになります。
NC31は今となっては旧車寄りですが、ナポレオン クロス3を入れると年式以上にきれいな印象に見えるのがメリット。ネイキッドのフォルムにマッチします。
変化3|振動・ブレはほぼ変わらず
純正と比べてアイドリング時の振動・走行時のブレに大きな差は感じませんでした。ナポレオンミラーは安価ですが、品質的に純正と同等以上で安心感があります。
ただし、ハンドル位置とミラー長によっては高速域でブレが出る個体もあるそうです。気になる場合はオフセットホルダーで位置を調整できます。
デメリット|純正比で気になった3つのポイント
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良い面ばかり書くのもフェアじゃないので、純正比のデメリットも整理します。
デメリット1|純正の安心感がなくなる
純正ミラーは車両の設計時にハンドル位置・振動・視界が最適化されているもの。社外品に変えると、メーカー保証外の改造扱いになる点は理解しておく必要があります。
とはいえ、ミラーは保安基準を満たせば社外品でもまったく問題なく、車検も問題なく通ります。
デメリット2|ブルー鏡は雨天時に少し見にくい
クロス3ミラーのブルー鏡は晴天時の眩しさを抑える反面、雨の日や夕方は若干暗く感じることがあります。気になる人はクリア鏡仕様を選ぶか、別シリーズを検討すると良いです。
デメリット3|干渉トラブルが起こり得る
すでに書いた通り、ブレーキフルードタンクとの干渉は個体差があります。スペーサーで解決できますが、事前に把握しておかないと取付時に焦る要素になります。
適合車種|NC31/NC39/NC42・他車種への流用

ナポレオン クロス3ミラー(AYB-10)は10mm正ネジ・左右共通の汎用ミラーです。CB400SFシリーズは基本的に10mm系ミラーを採用していますが、左側は逆ネジ仕様です。基本的に全モデルに取付できます。
| モデル | 適合 |
|---|---|
| NC31(1992〜1998) | 適合・左ミラーは逆ネジ |
| NC39(1999〜2007) | 適合・干渉確認推奨 |
| NC42(2008〜) | 適合・ABS車も問題なし |
他車種への流用例
10mm正ネジを採用している国産バイクは多く、CB400SF以外にもCB1300SF、CB750、ホーネット、グロムなど幅広く流用できます。逆ネジ車(ヤマハ系の一部・カワサキ系の一部)は別途確認が必要です。
- ホンダ系ネイキッド:基本10mm正ネジで流用可
- ヤマハ系:左ミラーが逆ネジの車種が多い・要確認
- カワサキ系:車種により混在・取説で要確認
- スズキ系:基本10mm正ネジ
よくある質問(FAQ)
Q1.ナポレオン クロス3ミラーの価格はいくらですか?
2026年現在、1個あたり2,000〜3,500円が相場です。左右2個セットだと4,000〜7,000円ほど。Amazon・楽天・バイク用品店で価格差があるので、複数サイトで比較するのが安いです。
Q2.純正ミラーが固着して回りません。どうすれば?
浸透潤滑剤(KURE 5-56など)を吹いて10〜15分待ってから再度試すのが基本対処法です。それでも回らない場合は無理にせず、バイクショップ依頼を検討してください。ネジ穴を傷めると修理代が跳ね上がります。
Q3.左ミラーの逆ネジって何ですか?
通常のネジと逆方向(時計回り)で緩むネジのことです。CB400SFの左ミラーは逆ネジ仕様で、これを知らずに反時計回りで強く回すとネジ穴を傷めます。取付時も時計回りで締めるのが逆ネジの取り扱いです。
Q4.車検は通りますか?
通ります。保安基準を満たすミラー(視認面積69cm²以上・125cc超は左右2個必須)であれば社外品でも車検OKです。ナポレオン クロス3ミラーは保安基準対応モデルも多いですが、年式・形状によっては検査員判断になる場合もあるため、購入前に適合表を確認しておくと安心です。
Q5.ブレーキフルードタンクと干渉した場合の対処は?
ナポレオン B-10高さ調整スペーサー(20mmアップ)を1個挟むのが定番解決策です。価格は1,500〜2,000円ほど。これでミラー基部の位置が上がり、タンクとのクリアランスが確保できます。
Q6.NC39やNC42にも取付できますか?
できます。CB400SFは全モデルで10mm系ミラーを採用(左側は逆ネジ)のため、AYB-10はそのまま流用可能です。ただしハンドル位置とフルードタンクの形状が世代で違うため、干渉確認は事前にしておくと安心です。
Q7.ブルー鏡とクリア鏡、どっちが良い?
用途次第です。日中の眩しさ軽減ならブルー鏡、雨天や夜間視認性を優先するならクリア鏡がおすすめ。通勤メインの方はクリア鏡、ツーリングメインの方はブルー鏡を選ぶ人が多い印象です。
Q8.取付時間はどれくらい?
慣れていれば10〜15分、初めてでも20〜30分で終わります。固着で外れない・干渉トラブルが起きた場合はその分時間が伸びるので、余裕を持って1時間確保しておくと安心です。
Q9.バーエンドミラーには変えられますか?
可能ですが別パーツが必要です。バーエンドミラー化はハンドル端を加工+専用ホルダーが必要で、ナポレオン クロス3とは別シリーズの選択になります。手軽さで選ぶならハンドルマウントのままが扱いやすいです。
Q10.ナポレオンミラーに替えると劇的に見やすくなる?
正直、別物レベルで視界が変わるわけではありません。純正より角度調整しやすく、後方確認はしやすく感じた程度の改善です。「視界を激変させたい」目的だと期待外れになりやすいので、見た目改善+微改善のスタンスがおすすめです。
Q11.左右セットで販売されていますか?
クロス3ミラー(AYB-10)は基本的に1個単位での販売です。左右で揃えたい場合は2個購入する必要があります。Amazon・楽天では「2個セット」として販売されているケースもあるので、まとめ買いの方が割安なこともあります。
Q12.ミラーアダプターは必要ですか?
CB400SFの場合は基本的にアダプター不要でそのまま装着できます。アダプターが必要になるのは、ネジ径が違う車種(8mm系・正ネジから逆ネジへの変換など)に取り付ける場合です。CB400SFは10mm系なので、AYB-10をそのまま挿せばOKです。
Q13.走行中に振動でブレることはありますか?
純正と比べてアイドリング時・通常走行時のブレ感に大きな差は感じませんでした。ただし高速域でハンドル位置と相性が悪いと、若干のブレが出る個体もあるようです。気になる場合はオフセットホルダーでミラー位置を調整すると改善します。
Q14.寿命はどれくらいですか?
使用環境次第ですが、屋外保管で5〜7年、屋内保管なら10年以上使えるイメージです。純正と比べて極端に弱いことはなく、コスパは良好です。
まとめ|こんな人におすすめ

CB400SFのナポレオンミラー交換はコスパが高く、DIY初心者にも適したカスタムです。
- 純正ミラーが錆びてきた・くもってきた人
- 見た目をスポーティに引き締めたい人
- DIYカスタムの第一歩を踏み出したい人
- 2,000〜4,000円の予算で印象を変えたい人
- NC31/NC39/NC42いずれかのオーナー
逆に、「視界を劇的に改善したい」「振動を限界まで抑えたい」と考えている人にはオーバースペックです。視界改善が目的ならオフセットホルダー併用やバーエンドミラー化を検討したほうが効果が出ます。
筆者がCB400SF(NC31)で実際に取り付けた感想としては、2,000〜3,500円・15分の作業で見た目と気分が大きく変わる満足度の高いカスタムでした。ミラー交換はDIYカスタムの中でも難易度が低く、最初の練習にも最適です。
個人的には、純正ミラーの錆が気になり始めた段階で早めに交換するのが、ネジ穴の固着リスクを避ける意味でも一番賢い選び方だと思っています。
以上、ありがとうございました!
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